拒絶理由通知書が来た

 出願した特許に関して、拒絶理由通知書が来た。

 ちょうどスマホを落としたドタバタ騒ぎの最中の今年の5月14日に届いた。ゆうちょの宅急便であった。
 この日付が結構重要で、この発送の日から60日以内に何らかの回答をしないと、特許出願自体がだめになるおそれがあるからである。

 この特許出願については昨年2013年(平成25年)6月2日のブログに少し書いてある。(下記URL参照)
 http://hitotsunoishi.at.webry.info/201306/article_1.html

 この時のテーマとしては、ペルチェ素子に関するもの(以下、「ペルチェ特許」とする)であった。
 その後に、セシウム放射能の減少方法(以下、「セシウム特許」とする)についてもオンライン出願している。

 今回申請した特許の拒絶理由通知書が来たのはこの2つのテーマの両方である。
 セシウム特許の拒絶理由通知書は6月4日に届いていたが、義父宅にいたので、不在者連絡通知を見て受領したのは6月11日である。 
 つまり、ペルチェ特許については、7月13日、セシウム特許については8月3日までに何らかの回答を特許庁に送らないと、特許出願がボツ(無効)にされるかもしれないのである。

 拒絶理由通知書は以下の文言から始まっていた。
「この出願は次の理由によって拒絶すべきものです。これについて意見がありましたら、この通知書の発送の日から60日以内に意見書を提出してください。」

 その下に理由が書いてあるが、要するに従来の特許や公開文献で私の2つの発明は容易に発明可能であるから、発明の新奇性という特許法の条文に違反するので、特許とは認められない、というものであった。

 5月には、私は冷凍関係の資格試験の準備をして受験という状況であったため、これらのことを放置しておいた。
 6月になって受験が一段落して、さてどうしようか、と思い、拒絶理由通知書をよく読んでみた。

 ペルチェ特許の拒絶理由通知書では4件の公開特許を引用文献としており、これらの公開特許から私のペルチェ特許は容易に類推できる、とのことであった。
 この4件の特許を特許電子図書館で検索した。それを印刷して、拒絶理由通知書の指摘箇所を読んで、何とかして反論をしようと検討した。
 その結果、引用文献4件のうち、私のペルチェ特許の基本に係る部分としては、引用文献1のみで、他の3件はあまり大した問題ではないとわかり、この文献の内容検討のみに集中した。
 要するにペルチェ素子を使って、発電のゼーベック効果、冷却のペルチェ効果を利用しているのは引用文献1にすでに記載されているから、私の発明はこの引用文献1の類推で作製できる、との指摘であった。
 そこで私はその部分については認め、それ以外のペルチェ素子の従来にない現象を利用した発明であるから、引用文献1とは異なる、との論点で、意見書(拒絶理由通知書に対する反論書)を作成した。

 さてこの意見書を送付しないといけないのだが、何せ1年前にオンラインで特許出願したので、やり方を完全に忘れていた。
 仕方ないので、保管しておいたオンライン出願説明書・音声版でオンライン特許出願のやり方をもう一度聞いた。
 その後に、オンライン出願と同様な操作を行って、特許庁に6月25日に意見書を提出した。このペルチェ特許の反論期限は7月13日であるから期限内に提出できたことになる。

 また、セシウム特許については、その拒絶理由通知書を読むと、公開文献1件と引用文献として公開特許2件が記載されており、指摘としては、公開文献1件(原子力機構の文献)と公開特許2件により、私の特許は容易に類推できる、というものであった。この拒絶理由通知書には添付資料として、公開文献1件が添付されていた。こちらはペルチェ特許の審査官より親切かもしれないな、と思った。
 私は、添付の公開文献1件を読んでみて、この文献は私の発明とは根本的に違うことがわかり、そのことを指摘した意見書を作成した。ペルチェ特許の時と同じく特許電子図書館で検索した2件の公開特許は瑣末的であり、問題とはならないと判断した。
 ただ、この拒絶理由通知書への回答は8月3日までの猶予があるので、一応意見書を作成したものの、推敲を重ねた方がよいかもしれない、とのことで、まだ意見書の提出はしていない。

 どちらにしても、特許を取得するという作業は簡単ではないことを改めて自覚して、気持ちを引き締めている。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック