後漢の「光武帝」を読んで 昨日一冊の本を読み終えた。 といっても、3巻のうちの下巻であるから、文庫本で厚さ1cmくらいのもの3冊を読み終えた。本は「光武帝 下巻」 塚本靑史著、講談社文庫である。 帯には「連弩の威力、劉秀の即位!」「更始帝の乱脈をのりこえ、青年劉秀の河北統一なる。妻を娶らば陰麗華、愛を貫く男の純情と政略。倭の国に金印をもた… トラックバック:0 コメント:0 2007年03月11日 続きを読むread more
人間提督山本五十六を読んで 人間提督山本五十六<上下巻>、戸川幸夫著、光人社を読んだ。 言うまでもなく太平洋戦争中の連合艦隊司令長官である。 東條英機の話を読んだ(昨年10月2日ブログ)時に山本五十六の話も読んでみたいと思っていた。 今回読んでみた。人間、と書いてある通り、山本五十六の人間的な魅力についてはよく理解できた。 でも戦略・戦… トラックバック:0 コメント:0 2007年01月28日 続きを読むread more
東條英機は泣いていたか? マッカーサーは上院の軍事外交合同委員会でこういったそうです。 Their purpose(Japanese purpose),therefore,in going to war was largely dictated by security. <彼ら日本人が戦争に突入した目的は主に自衛のために行われたものである。> … トラックバック:0 コメント:0 2006年10月02日 続きを読むread more
備えあれば憂いなし-元寇 日本と外国が交戦した例は多くない。奈良時代の白村江の戦い、和寇、元寇、豊臣秀吉の朝鮮の役、幕末の四カ国戦争、日清戦争、日露戦争、太平洋戦争であろう。 そのうち、元寇についての物語を読んだ。 高橋克彦氏の「時宗」である。時宗は鎌倉幕府の第8代の執権であり、NHKのドラマでもあったので有名であろう。私は太平洋戦争の神風という観… トラックバック:1 コメント:0 2006年08月19日 続きを読むread more
チンギスハンのモンゴル帝国って? 「堺屋太一が解くやチンギスハンの世界」(講談社)を読んだ。少し考えてみる。 チンギスハンはいわずとしれた広大なモンゴル帝国を築いた世界史上古今東西最大の英雄である。なぜチンギスハンは世界帝国を築けたのか。一つの原因は情報戦略である。草原に住む遊牧民は、草の生えた地域の情報が生死を分ける。その点で情報の重要さを知っていた。でも… トラックバック:0 コメント:0 2006年06月17日 続きを読むread more