今年の将棋名人戦を振り返って 今年の将棋名人戦を振り返ってみたい。 今年の将棋名人戦は7番勝負の第6局まであり、挑戦者の渡部明王将・棋王が豊島将之名人(以後ここでは豊島名人と書いておく。タイトル奪取で今は渡辺名人であるから本来は前名人、または豊島竜王(今は一冠のみ)とするべきであるが。)に4勝2敗で勝ち、名人位を奪取した。 この名人戦は通常なら4月… トラックバック:0 コメント:0 2020年09月20日 続きを読むread more
将棋・名人戦順位戦&タイトル戦等 今年3月2日に名人戦順位戦A級の最終局が一斉に行われた。 今年の順位戦A級は変則的で、普通10人で対戦となるが、昨年に三浦弘行九段のAI疑惑問題で三浦九段を含め、11人での対戦となった。 最終局直前まで、久保利明王将と豊島将之八段が6勝3敗でトップを走り、5勝4敗が佐藤康光九段、広瀬章人八段、稲葉陽八段の3人であった。… トラックバック:0 コメント:0 2018年04月29日 続きを読むread more
藤井四段の29連勝その他 久しぶりに将棋のことを書いてみる。 昨日NHKスペシャルで「徹底解剖!藤井聡太秘蔵映像で迫る素顔」人工知能で全対戦分析 14歳の頭脳は進化する、を見た。 藤井聡太四段が昨年12月デビュー以来29連勝を飾ったことはマスコミのニュース等でたびたび報じられてきた。 私もそれを見て息子と話したこともある。 NHKス… トラックバック:0 コメント:0 2017年07月09日 続きを読むread more
将棋界でのカンニング疑惑について 将棋界でのカンニング疑惑が報道された。 2016年10月12日にテレビだったと思うが、日本将棋連盟が今年12月まで、三浦弘行九段を公式戦出場停止処分とし、竜王戦挑戦者としてに決まっていたが、これを取り消し、決勝戦で敗れた丸山忠久九段が挑戦者に繰り上げされる、との報道があった。 突然のことで、何が何だかわからない状況であ… トラックバック:0 コメント:0 2016年11月06日 続きを読むread more
将棋界の名人戦等の感想等 久しぶりに将棋界のことを少し書いてみる。 この前の5月末に終わった名人戦を主に書く。 7/8に毎日新聞で「羽生名人が激戦を振り返る」と題して、この名人戦特集が組まれていた。 毎日新聞は朝日新聞との共催で名人戦を主催しているから、新聞に棋譜は載るが、私はネット上での毎日新聞専用のパソコン用画面で観戦し、同時並行でパソコン… トラックバック:0 コメント:0 2015年07月12日 続きを読むread more
将棋の第63期王将戦について等 第63期の王将戦は今年の1月12日から始まり、3月27日に決着がついた。 その勝負を私なりに鑑賞してみたい。また、電王戦や名人戦についても少し触れる。 今期の勝負は渡辺明王将・棋王(二冠)と挑戦者羽生善治王位・王座・棋聖(三冠)の戦いであった。 渡辺王将は昨年暮れに永く保持していた竜王位を森内俊之名人に奪われていた… トラックバック:0 コメント:1 2014年04月13日 続きを読むread more
将棋・谷川九段が降級確定 将棋の谷川浩司九段の降級が確定した。 多分将棋をあまりよく知らない人にとっては?と思う。 多少でも将棋を知っている人は「ええっ」と思うのではないか。 そう、50代以上の人にとっては、ある種の希望の星であったし、「ああっ、やっぱり」という人もいるであろう。 将棋の名人戦でのA級リーグは将棋界の最高のレベルのトップ10と… トラックバック:0 コメント:0 2014年02月09日 続きを読むread more
新春親子対局 新春を迎え、親子で将棋の対局をした。 ここしばらく息子と将棋の対局をしたことがなかった。多分息子の棋力が私を上回っているような気がして私が対局をしようと言わなかったからだと思う。 今回対局をしようとしたことには訳がある。 「放射線何でも相談室」を開設しているが、相談者はまだいない。人が来る雰囲気を作ろうということで、一… トラックバック:0 コメント:0 2014年01月05日 続きを読むread more
羽生将棋と脳科学 週刊現代で羽生善治三冠と脳科学者の池谷裕二氏の特集記事があった。 そもそもこの週刊現代(9/30発行、10/12号)を買ったのは羽生将棋の特集があったためではなかった。「実例集 こんなに恐ろしい定年ビンボー 退職金はあっという間になくなる 貯金はすぐ消える 老後のビンボーは本当にみじめ」というタイトルの方に興味があって買ったの… トラックバック:0 コメント:0 2013年10月06日 続きを読むread more
将棋電王戦について 将棋で面白い対戦があったようである。 それは将棋ソフトとプロ棋士の対戦である将棋電王戦である。 今回が第2回ということであるから第1回はどうなのかと思ったら、第1回は米長邦雄永世棋聖と将棋ソフトの「ボンクラーズ」が対戦した1局のみらしい。 この時は米長永世棋聖が指し間違えて負けたらしい。 私が印象深く残っている… トラックバック:1 コメント:0 2013年04月28日 続きを読むread more
将棋名人戦について 第70期将棋名人戦がこの間(6/13)決着がついた。 それに関して少し振り返ってみた。 対戦したのは森内俊之名人と羽生善治王位である。いうまでもなく二人は幼い頃からのライバルである。 世に出てきたのは羽生王位の方が早く、NHK杯戦での歴代名人を破ったのは鮮烈な印象で残っているし、何といっても将棋界初の7冠を達成したのは… トラックバック:0 コメント:0 2012年07月01日 続きを読むread more
また、将棋の話について 前回の将棋の話(9/11)の続きを少し書いてみる。 http://hitotsunoishi.at.webry.info/201109/article_2.html 前回では、第52期王位戦の第6局までを書いた。 今回は第7局を見てみた。第7局は先後を改めて振りゴマで決めるものであり、振りゴマで広瀬章人王位先手と… トラックバック:0 コメント:1 2011年10月16日 続きを読むread more
将棋について少し 将棋について少し書く。 プロの将棋界では今タイトル戦が2つ同時並行で進んでいる。 両方とも羽生善治2冠が関係している。 片方は王位戦。広瀬章人王位に羽生2冠が挑戦しているもので、8月末に第6局が行われた。それまでの成績は広瀬王位の3勝2敗である。 この広瀬王位は昨年深浦王位を破って王位奪取した時はえっと思ったも… トラックバック:0 コメント:0 2011年09月11日 続きを読むread more
将棋タイトル戦雑感 第23期竜王戦のその後やその他のタイトル戦について書いてみる。 前回のブログでは渡辺竜王の3勝2敗となり、防衛に王手がかかった局面で終了していた。 第6局は羽生名人の先手で、また角替り腰掛け銀となった。しかし、仕掛けのタイミングが難しかったようで、羽生名人が2筋の飛車を上下させ、その間に渡辺竜王は43金を42金と引き、… トラックバック:0 コメント:0 2011年02月27日 続きを読むread more
将棋・竜王戦は酣(たけなわ) 竜王戦のその後について書いてみる。 第1局と第2局は渡辺竜王が勝った。新世代の研究成果かなあ、と感想を述べた。 第3局は渡辺竜王先手で横歩取り85飛車戦法となった。この後、渡辺竜王は58玉、羽生名人は中原玉。羽生名人の31玉が新手らしい。 しかし、形勢にどういう影響があるのかはっきりしない。この後、7筋の攻防から渡… トラックバック:0 コメント:0 2010年12月05日 続きを読むread more
将棋・竜王戦雑感 将棋で第23期竜王戦が始まっている。 最近はあまり将棋のことを書いていないので、少し書いてみる。 今期の竜王戦の挑戦者は羽生善治名人である。 羽生名人といえば、2年前に永世竜王の資格をどちらが取得するかで注目を浴びた一戦であった。渡辺竜王3連敗のあと4連勝と将棋界で唯一3連敗後の4連勝のタイトル防衛と共に初代永世竜… トラックバック:0 コメント:1 2010年10月31日 続きを読むread more
将棋・久保棋王の活躍について この前毎日新聞に久保利明棋王が棋王位防衛、との記事があった。 それで、将棋連盟のHPを久しぶりに覗いてみた。 久保棋王が王将位を奪取していた。 棋王戦では佐藤康光九段の挑戦を受けて防衛していることが載っていた。 少しこれらのタイトル戦を覗いてみた。 久保棋王が羽生善治王将に4勝2敗で王将位を奪取していた… トラックバック:0 コメント:0 2010年04月11日 続きを読むread more
少し将棋のこと 最近将棋のことを書いてないので多少書いてみる。 将棋連盟のHPをあまり見なくなったためかなあ。事情は「web駒音」に多少載っていることに関連して興味が薄れたことによる。 将棋界はどうなっているか? 羽生善治名人が4冠(名人、王将、棋聖、王座)、渡辺明竜王、深浦康市王位、久保利明棋王で七冠となる。 羽生4冠は… トラックバック:0 コメント:0 2009年12月20日 続きを読むread more
将棋界の長い一日 「将棋界の一番長い日」って知ってます? 少し将棋をかじったことがある人なら、それは名人戦A級順位戦の最終局の日と答えると思う。 なぜ? まあ、ここでA級の人の悲喜こもごもの人生がたった1日に凝縮されていて、それを残酷なまでに映し出してくれるからかな。 今年のA級順位戦の最終局は3月3日のひな祭りの日であっ… トラックバック:0 コメント:0 2009年03月07日 続きを読むread more
最近の将棋界のトピックス等 最近の将棋界のトピックスと私の将棋のこと等を少し書いてみる。 3、4日前の毎日新聞三面記事の横の方に将棋界の2つの記事が載っていた。 一つは羽生善治名人が竜王戦第4局に渡辺明竜王に敗れて竜王位奪取できず、したがって永世竜王の称号は取れなかったこと、もう一つは里見香奈初段が2連勝で倉敷藤花のタイトルを獲得したことであっ… トラックバック:0 コメント:2 2008年11月30日 続きを読むread more
気になるニュース色々 H20.4.8(火)にいろいろ気になるニュースがあった。 原子力関係3件、科学1件、将棋1件である。 以下に書いてみる。 (1)原爆症新基準63人認定(1面) 厚生労働省は今月から新基準になった原爆症認定の審査で新たに63人を認定した、とのこと。集団訴訟した305人のうち16人も含まれるようであるが、審査待ちの被爆… トラックバック:0 コメント:2 2008年04月12日 続きを読むread more
将棋名人戦A級の状況を見て 2/15(金)の毎日新聞に将棋の名人戦順位戦の状況が載っていた。 将棋の名人戦順位戦はA級、B1級、B2級、C1級、C2級のクラスに分かれている。この下に奨励会という育成機関があり、3段から6級まである。ここをいい成績で勝ち抜けたものが半年に2名ずつ四段となり、C2級に登録される。ここからプロ棋士として給料が出るらしい。ここで… トラックバック:0 コメント:0 2008年02月16日 続きを読むread more
将棋のことも少しは書かなくては 将棋関係のことを少し書く。 このブログでは「将棋を好む人へ」と書いてあるのに、ここ最近の項目で将棋関係のことがほとんどないので、少し書いておこうと思う。 最近竜王戦が終了した。4勝2敗で渡辺明竜王が佐藤康光二冠を降ろして、竜王戦4連覇を達成した。すごいことであろう。第1期の島竜王のときから数えて20期である中でも4連覇… トラックバック:0 コメント:0 2007年12月23日 続きを読むread more
2つの将棋道 昨日より1泊2日の人間ドックに行った。昨日夜に2つの将棋に関するテレビ番組を見た。 1つ目はフジテレビの「アンビリーバブル」の瀬川晶司氏、2つ目はNHKテレビの「プロフェッショナル」の羽生善治3冠。 瀬川晶司氏は今年の話題を集めたので知っている人も多いだろうが、アマチュアからプロになった人である。 今までの将棋界の… トラックバック:1 コメント:0 2006年07月15日 続きを読むread more
将棋の停滞と普及のアイデアについて 今将棋界が騒がしい。これについて少し考えてみる。 事の発端は日本将棋連盟(米長邦雄会長)が名人戦の主催社の毎日新聞に対して来年度から(平成19年3月~6月)の名人戦契約を更新しない旨を通告した。どうも赤字の連盟としては、契約金の金額が高くするという朝日新聞と契約したいから、ということらしい。 ここから大騒動になる。毎日… トラックバック:0 コメント:0 2006年06月04日 続きを読むread more
羽生四冠の将棋の考え方の一端を知る本 将棋の羽生善治四冠(ちょっと前に棋王を失冠したので正確には三冠)の「決断力」(角川書店)を読んだ。少し感想を書く。 羽生善治四冠はいうまでもなく、将棋界の第一人者といっていいだろう。この羽生四冠の著書であるから(多分インタビュー形式なのを誰かゴーストライター的な人がまとめたと思うのだけれど)、面白いだろうと思ったわけである。将… トラックバック:1 コメント:0 2006年03月19日 続きを読むread more
久しぶりに将棋のこと等 このブログではタイトルで将棋のことをうたっているのに、将棋のことをほとんど書いてこなかったので、久しぶりに書いておく。 私個人としては今「東大将棋8」という将棋ゲームにはまっている。自宅にあるパソコン2台と出向先にあるパソコン1台の計3台に入れている。それぞれ、レーティング将棋をやっているが、なかなか得点が上がらない。棋戦の参… トラックバック:0 コメント:0 2005年11月13日 続きを読むread more
「将棋世界」の雑誌購入について 雑誌「将棋世界」を久しぶりに購入した。毎年この時期は、名人戦の最終局の開設及び結果がわかるので購入しているが、最近はインターネットでかなりわかるようになってきたので少し迷ったが買った。それはNHK杯戦決勝の山崎六段VS羽生四冠の棋譜及び解説が載っていることがわかったから。買って、棋譜を並べてみて、山崎六段の差し回しに驚いてしまった。… トラックバック:0 コメント:0 2005年04月07日 続きを読むread more
将棋について 将棋は小さい頃からやっていた。父と指したかすかな記憶。祖父と指して歩3つで負けた記憶。高校までそんなに関心はなかった。大学に入ってふと買った近代将棋という本。思わずはまった。 でも解説等を読んでいるだけ。強くなるわけではない。田舎にいた親父はずっとB級で指していたが、私が大学生のとき、B級で優勝して次の年からA級で指していたが勝てなく… トラックバック:0 コメント:0 2005年02月04日 続きを読むread more