地球温暖化シンポに参加

 地球温暖化シンポ(2019/12/21(土))に参加した。

 このシンポは日本学術会議のHPに載っていた。
 事前登録不要、参加費無料ということなので、予定のみ手帳に記録しておいた。

 地球温暖化がずいぶん騒がれて、トランプ大統領はフェイクニュースといい、スウェーデンのグレタさんは温暖化が進んでいるから大人は何とかしろと言う。
 でも何が温暖化なのか、少し抽象的に考えている部分もあるので、その辺をはっきりさせたいと漠然と思っていた。

 当日はマイボトルにお茶のティーバッグを入れてお湯を注ぎ、お茶を用意した。
 スケジュール的に何も支障はなかったし、風邪をひいてたりもしなかったので、出かけた。

 会場受付で名刺を渡すと、資料一式をくれた。
 席につき、トイレに行っておいた。
 戻ってきて資料を確認すると、講演者(1)の資料がない。
 すぐに受付に行って、(1)の資料がないことを伝えると、(1)の講演は講演者の斎藤氏がインフルエンザにかかり講演中止になった、とのことであった。
 全国的にインフルエンザが流行しており、江東区でもHPにインフルエンザ罹患状況を時々載せていたので、注意はしていた。

 私は電車やバスに乗る時はマスクをかけているので、比較的かかりにくいと思っている。
 今回も東京メトロ東西線、続いて千代田線でずっとマスクをかけていた。
 シンポジウムの最中も、お茶を飲むとき以外はマスクをかけていた。

 シンポの最初に開会のあいさつを東大の平田氏が行った。
 様々な自然災害が起きている。
 台風15号、台風19号の被害で災害支援の適用を受けた自治体は390に上っている。
 広域な影響が出ている。
 世界各地で災害が頻発している。
 でも地震は増えていない。
 自然災害は増えている。
 しかも激甚化している。
 人間活動により災害が発生している。
 学術の貢献はできるか、と言った。

 続いて、趣旨説明で、名古屋大学の鈴木氏が行った。
 COP25で地球環境の変動が議論されている。
 幅広い問題である。
 どういう観点でか?
 気候変動に関する共通理解を目指している。
 IPCCの第5次報告書が出る。
 10年前、20年前には疑問を持たれていなかった。
 過去100年で平均気温が上昇した。
 昨年1.5℃上昇するとどうなるか、ということが議論され、2.0℃よりはましだった。
 
 地球上の変化が起きている。
 氷河の減少、サンゴ礁の白化、海面上昇、洪水、砂漠化が起きている。
 今日の先生方の報告がある。
 鈴木氏はモンゴルで研究している。
 250㎜/年の降雨量で砂漠に近い。
 最近は洪水が起こっている。
 JICAのプロジェクトが始まった。
 ホムド県による研究である。
 ①コラボのフレームワーク②教育コンテンツ③コミュニティリーダーの育成
を目指している。
 遊牧民は自然の変化に敏感である。
 しかし知識は不足している。
 議論と協働が大事である。
 環境や防災の教育を行う。
 アルタイ山脈の氷河が小さくなった。
 地球環境の変化で身近に起こることも多い。
 極域、砂漠、高山に顕著に変化が現れる。

 今日のトピックはローカルなスケールである。
 個別なスケールでの変化である。
 対策的なものにも焦点を当ててみる。

 (1)「海と陸の境界-デルタで何が起きているか」というタイトルで、島根大学の齋藤氏が講演予定であったが、インフルエンザで中止となった。

 (2)「海と陸の境界-サンゴ礁の急激な変化」というタイトルで、国立環境研究所の山野氏が講演した。
 サンゴの白化が問題となる。
 サンゴはイソギンチャクの仲間である。

R2-1-8 サンゴの様子.jpg 

         図1 サンゴの状況

R2-1-8 fig04 日本のサンゴ礁の変化.jpg

         図2 日本のサンゴ礁の変化

 サンゴに寄生する褐虫藻が光合成して、その栄養をサンゴに与える。
 2016年に水温が高くなった。
 海水の平均気温18℃が佐渡島付近まで広がった。
 サンゴが島を作ることもある。
 陸と海の境界にいる。
 水温上昇や海水の酸性化が起きた。
 生物多様性条約の第10回でサンゴが名指しされた。
 愛知をターゲットとして研究した。
 水温変化の予測を行った。
 2016年にサンゴの白化が起きて、全世界の4/5が白化した。
R2-1-8 fig03 世界のサンゴ礁分布.jpg
         図3 世界のサンゴ礁の分布

 1993年にオニヒトデの発生と白化が起きた。
 サンゴの予測研究が始まった。
 2007年に白化が起きた。

R2-1-8 fig06 サンゴの白化.jpg
         図4 サンゴの白化現象の例

 陸のストレスと海水温度があった。
 サンゴの死んだ上にサンゴが積もった。
 サンゴに依存する生き物もいる。
 これからの問題である。
 CO2が増えると海水温が上がる。
 海洋の酸性化も起こる。
 10℃を下回ると生きられない。
 ケラマ諸島はサンゴ礁で有名で年間22万人が訪れる。
 サンゴ礁が衰退している、と説明した。

 (3)では「海洋生態系に対する脅威と海洋環境の保全」というタイトルで、東京大学の植松氏が講演した。
 海とは?
 生活の96%を占める。
 海は地球表面の7割を占める。
 酸素の半分は植物性プランクトンが生成している。
 2018年は地球が始まって以来、4番目に温かい年だった。
 エネルギーの93%は海に蓄積する。
 海水温はエネルギーを吸収して温度上昇する。
 海洋の酸性化が起きている。
 pHの変動がある。
 pHが下がる。

R2-1-9R1 太平洋のpH分布 植松氏.jpg
         図5 海洋のpH変化

 高緯度(北極や南極等)の方が早い。
 1990年と2013年のpH分布がある。
 全球的な問題である。
 水が混じりにくい。
 酸素が減ってくる。
 溶存酸素の2%が減っている。
 大気汚染と海洋も関連している。
 巨大都市は海の傍にある。
 海にN2が流入して増加する。
 富栄養化が進む。
 生物多様性のホットスポットが東南アジアにある。
 ダイナマイトによる破壊的漁業がある。
 生態系への脅威である。
 研究費が乏しい中でデータの共有化を図っている。
 ステークホルダー間の会話不足がある。
 植松氏はクラゲの調査をしている。
 2015年にクラゲの新種が発見された。
 国連の持続可能な開発目標SDGs17個の目標がある。
 誰一人取り残さない。
 SDGsの14番目(海の豊かさ)でトイレはきれいになったか。
 海のきれいさはわかりにくい。
 国際的なプログラムは動いている。
 きれいな海、レジリアントな海、セーフな海、サステナブルな海、平等な海が必要である。
 気候変動とプラスチックゴミの問題もある。
 国家レベルでCO2削減に取り組む必要がある。
 化学的な国際協力や人材育成も必要である、と説明した。

 (4)では「極域雪氷圏の環境変化―南極・グリーンランド氷床と山岳氷河の融解」というタイトルで法政大学の澤柿氏が講演した。
 南極やグリーンランドは永久凍土がある。
 熱の9割を吸収する。
 氷にとっては深刻な問題である。
 氷による太陽光の反射で加熱を防いでいる。
 雪氷の溶解が起きている、ということは北極の気温上昇が起こっていることを意味する。
 グレタさんは北欧の子だから、北の方でははるかに早く影響が出ることがよくわかっている。
 北極圏の人は特にそうである。
 水資源の枯渇の問題がある。
 イヌイットの犬ぞりが水浸しだった写真は衝撃的である。
 氷帽が道路を壊す。
 北大の学生が測定した。
 大島さんという日本人がイヌイットと生活している。

R2-1-9 71k8hH7+bXL._AC_SY445_ イヌイット日本人 アマゾンの本表紙.jpg
      図6 イヌイットの生活をする日本人

 大島さんに協力してもらう。
 長女のトクさんにボートを出してもらう。
 村人とコラボして研究している。
 村人は自然の変化をよく知っている。
 村人から情報を得る。
 北極は海氷、南極は氷床がある。
 氷床が海に流れ出す。
 これを棚氷と言う。
 これが分離すると氷山になる。
 氷が海に戻るプロセスはどのようなものか。
 洗濯板に氷を置くとストンと落ちる。
 これと同じ現象が南極で起きる。
 陸上の氷河や氷床が海に流れ出す。
 南極はアイスストリームである。
 海に出る氷河が一番危険である。
 南極の棚氷が3/4ある。

R2-1-12R1 南極の棚氷 北大草原氏の論文より抜粋 澤柿氏.jpg
       図7 南極の棚氷の一例(北大草原氏の論文より抜粋)

 南極の氷が溶けだす。
 南極観測隊が行きと帰りに南部の観測を行っている。
 どれだけ氷が溶けたか。
 ヒマラヤ、グリーンランド、アラスカの氷がこれまでどれだけ溶けたか。
 来年どれくらい溶けるか。
 南極は氷を貯めこんでいたはずである。
 南極の氷は溶けないと言われてきた。
 増えたのは南極である。
 眠れる巨人・南極が本性を現してきた。
 これからの氷河・氷床の注目点はダイナミックシンニング(筆者注:おそらく、氷がはがれて薄くなる現象)、等である、と説明された。

 (5)では「高緯度地域の環境変化-シベリアとモンゴルの永久凍土の変動」というタイトルで、名古屋大学の檜山氏が講演した。
 シベリアとモンゴルの永久凍土について調べている。
 専門分野は水文学(すいもんがく)である。
 東シベリアには連続的に永久凍土がある。
 IPCCの報告では低緯度の永久凍土が消滅する。
 西シベリアは高緯度にならないと凍土にならない。
 北極海はグリーンランドに氷が浮かぶ。
 ツンドラを空から眺めた。
 多角形土、氷楔(ひょうせつ)である。
 アイスウェッジ、ポリゴンともいう。
 これが成長したものをエドマ(地氷)という。
 東シベリアの凍土は氷の存在量を測定するのは難しい。
 夏には表面は0℃以上で氷がない。
 今は間氷期1万年くらい経過しており、そろそろ氷期になる。
 タイガは森だけじゃない。
 森林消滅の原因は火災である。
 火災の原因は雷が多い。
 サーモカルストがある。
 (筆者注:wikipediaによれば、サーモカルストとは、シベリアなどの凍土地帯で、地表付近が融解、凍結を繰り返して造られる凹凸のある地形のこと。カルスト台地に似ていることから 名付けられた。)
 東シベリアの気候変動において、夏は小さく冬が大きい。
 雨量の変動幅が大きい。
 日本は1500㎜/年で、東シベリアは300~400㎜/年である。
 海氷は縮小している。
 河川等の水循環のフィードバックが影響している。
 サーモカルスト湖沼は拡大している。
 3割は凍土の氷である。
 地面は湿潤している。
 嫌気的な状況にあり、メタンの上昇がある。
 モンゴルの気候変動では10年前は大干ばつがあった。
 この地域の湧水があまり出てこなくなった。
 湧水の成分分離を行った。
 モンゴルと東シベリアは真逆の変動をしている。
 雪が降ると断熱状態になる。
 長年観測を続けている。
 雨が降りすぎると立ち枯れ(根腐れ)が起きる。
 水循環はどうなるか。
 水循環は加速している。
 植生、凍土が劣化する。
 住んでいる人はどう適応するか。
 土地利用を変えるともっと凍土はだめになる、と説明した。

 (6)では「乾燥地域の環境変化と農牧業―砂漠化の変遷」というタイトルで、名古屋大学の篠田氏が講演した。
 篠田氏は前任校が鳥取大学だった。
 その乾燥地研究センターにいた。
 鳥取砂丘は日本のオンリーワンである。
 乾燥地の環境や福利について研究している。
 国連の持続的な開発目標SDGsは誰も取り残さない、と言った。
 取り残されたのは彼らである。
 SDGsは環境、経済と社会の統合を目指している。
 砂漠化の定義は乾燥・半湿潤地域である。
 砂漠化はSDGsにとっても課題となる。
 SDGsを単体としててなく、構造化して解決しようとする試みである。
 地産地消を目指す。
 自然災害には地域性がある。
 日本は湿潤変動帯である。
 乾燥地災害研究の意義は何か。
 家畜被害の最も大きいものとしてゾド(モンゴル語)がある。
 放牧した家畜が水や草を摂取できないで大量に飢え死にすることである。
 白いゾド、鉄のゾドがある。

R2-1-12 R1ゾド状況 篠田氏.jpg
         図8 ゾドの起こる状況

 遊牧して暮らす。
 家畜と共に移動する。
 ゾド対策としてJICAが4Dプロジェクトを行っている。
 4Dとは黄砂(Dust)、ゾド(Dzud、寒雪害)、干ばつ(Drought)、砂漠化(Desertification)で、ユーラシア乾燥地で発生するものである。
 今までは個別の災害研究だったが、乾燥地研究の体系化、複合災害研究が必要である。
 草の利用マップを作る。
 家畜を草の多いところに移動する。
 ゾドリスクをマッピングする。
 ゾドは天災か人災か。
 半々であろう。
 寒さ、雪、干ばつに備える。
 ゾド早期警戒システムの開発を行っている。
 ゾドリスクマップを作っている。
 モンゴル政府等に説明し、3年経ち、家畜死亡率は3%以下(自然死亡率)となった。

R2-1-12R1 ゾドリスクマップ 篠田氏.jpg
         図9 ゾドリスクマップの状況

 官学民パートナーシップを作っている。
 エコスクール指定校で気象教室を開いている。
 干ばつやゾドメモリの公衆衛生管理を実施している、と説明した。

 (7)では「人類世における水問題」総合地球学研究所の谷口氏が講演した。
 (筆者注:人類世という言葉が気になった。どうも産業革命から現代までの急激な変革の250年を指しているらしい。)
 SDGsのウェディングケーキモデルがある。

R2-1-12 R1 SDGsウェディングケーキ 谷口氏.jpg
         図10 SDGsのウェディングケーキモデルの図

 水はその中でもベースに位置しており、生命の生存基盤である。
 統合学としての水研究を行っている。
 温暖化における水の位置付けではエネルギー、経済、健康、人間居住とインフラ、生態系、海面上昇、雪氷、海洋、大気プロセス等の複合体の中心にある。
 ローカルとグローバルがつながっていない。
 ローカルでOKでもグローバルではどうなのか。
 単一課題と複合課題がある。
 完新世から人類世へと変化した。
 温暖化の目標として2℃を何とか1.5℃に抑えたい。
 世界経済の原動力・ドライバーの歴史的な変化がある。
 アジアの人口扶養力があり、GDPも高かった。
 しかしEUの工業化が起こった。
 化石燃料と空気と水に支えられたものである。
 人類世の人口増加が起きた。
 CO2の増加も起きた。
 人類世におけるグローバルな地下水の減少がある。
 減少は加速している。
 インドや中国の北部で起こっている。
 地下水の灌漑の増加による。
 アジア沿岸都市で次に起こる地盤沈下がある。
 2mくらい沈下すると閾値となる。
 太平洋ベルト地帯は化石燃料と水で工業化した。
 トレードオフとして、公害と地盤沈下という環境問題を引き起こした。
 中国、インド、ベトナム、日本と地盤沈下の順位である。
 水害が多く起きる。
 水問題に関して課題を統合しないといけない。
 水-食料-エネルギー-の連関である。
 複合問題をネクサスと言う。
 トレードオフ(欠陥)とシナジー(相乗効果)等の問題を一緒に扱う。
 温暖化による水-食料-エネルギー-の変化がある。
 温暖化の影響は降水量変動による水力発電より水温上昇による火力発電の冷却効果減少の方が大きい。
 トウモロコシ等の透明地下水が北米からアジアへ移動している。
 (仮想水、アメリカの地下水がトウモロコシ等の食料生産に使われているので、米地下水減少の一因はアジアにある。原因はグローバルな食料貿易、その結果はローカルな地下水減少をもたらす。)
 マルチスケールの水問題である。
 地産地消の増大が水フットプリントの増大になる、と説明した。

 (8)では「人類史から考える地球環境問題と共生」というタイトルで、放送大学の稲村氏が講演した。
 極限環境を研究している。
 牧畜の研究でモンゴルのゴビ砂漠やゾドを研究している。
 北の山岳地帯タイガの生活も研究している。
 トナカイの遊牧生活を研究している。
 トナカイは暑さに弱い。
 トナカイの背に荷物を乗せて運ぶ。
 零下30℃の環境である。
 季節により移動する。
 牧畜民の生活は将来どうなるか。
 アルタイ山岳地域で、夏は3000mの高地に行く。
 遊牧というより移牧に近い。
 氷河の崩落、温暖化と氷河の後退がある。
 2000m以上の標高差の移牧をネパールやヒマラヤのシェルパ民族は行っている。
 2015年のネパールのゴルカ地震があった。
 山岳地帯で大きな被害があった。
 アンデスの牧畜では東アマゾン高原部でリャマを飼っている。
 標高4000mを境に牧畜と農業に分かれる。
 ブイカ谷の最上流、高原はU字谷がある。
 リャマやアルパカを飼う。
 アンデス文明にリャマは貢献している。
 リャマによる運搬、物々交換をしてきた。
 アンデス高原の遊牧がある。
 カトリックと土着の信仰がある。
 カトリックをアンデス的に変更することも行われた。
 牧畜は遊牧、移牧、定牧の3つがある。
 地球環境のレジリエンス問題がある。
 人類進化の概要を見てみる。
 700万年前に直立歩行した。
 化石人類である。
 人類の進化と移動・拡散がある。
 アフリカを出たのは6~7万年前である。
 1万年前にはアラスカまで到達している。
 人の多様性、文化の多様性がある。
 これは遺伝の多様性を上回る。
 直立二足歩行から食料の供給・分配が行われた。
 共同保育をすることで共感能力を養った。
 集団の力で問題を解決する。
 寒冷地への適用もできた。
 人類の争いも起きた。
 食料の生産革命が起き、感染症にはゆりかご、虚構の記載・共有、集団の強化、争いとなる。
 危機意識の共有、争いを避けるために共感能力を地域レベルに高めてきた、と説明した。

 この後、総合討論ということで、会場からの質問票に答えたり、会場から直接質問を受けた。
 私はSDGsの考えを先進国と発展途上国の両方に適用するにはシンプルサイエンスが必要ではないか、と書いた。
 どういう回答だったか覚えていない。

 他の人の質問で、このような地球温暖化の状況を学校教育にどのように反映できるか、とのことがあった。
 教材や絵本で教えられる、またスーパーサイエンスハイスクール(SSH)等で教えられるのではないか、との答えだった。

 閉会のあいさつとして、広島大学の奥村氏が行った。
 スウェーデンのグレタさんが活躍した。
 今そこにある危機がわかったのではないか。(高緯度地方に顕著に温暖化の影響が現れる。)
 ジェット機で多くの学者がやって来るのも問題ではないか。(グレタさんは飛行機を拒否して、ボートで移動した。)

 以上で今回のシンポジウムは終了した。

 地球の温暖化はどんどん進んでいるのであろう。
 しかし、我々の周りになかなか起きて来ないのでわかりにくいと思っていた。 
 でも、ここ2、3年の豪雨や台風等の従来の想定を超える自然現象が起こってきて、ようやく大変なことが起きつつあることが分かってきた。

 今回のシンポジウムは少しアカデミックで分かりにくい部分もあったが、温暖化防止に向けて少しでも対策の方法を考える機会を持つべきと思う。

<日本学術会議公開シンポジウム>
  地球環境変動と人間活動
  -世界各地で急速に深刻化する地球温暖化の影響と対策-
 1.日時:2019年(令和元年)12月21日(土) 13:00-17:00
 2.場所:日本学術会議講堂
 3.主催:日本学術会議 地球惑星科学委員会 地球・人間圏分科会
 4.後援:地球惑星科学連合,地理学連携機構、日本地理学会、東京地学協会、日本第四紀学会、日本地形学連合、日本水文科学会
 5.参加費:無料(事前登録は不要)
 6.開催趣旨
  地球温暖化による異常気象は既に多くの人々の共通認識になりつつあるが、気候変動の影響範囲は世界各地の気候や植生に具体的な影響を及ぼし始めている。
 極域や砂漠、高山といった人類生活にとって極限的な環境の地域や、陸と海の境界など縁辺域ではとくに顕著である。
 こうした影響は一部に留まらず、世界規模の災害や食料問題にも発展する可能性がある。
 既に現実のものとなりつつある温暖化の様々な問題を総合的に認識し、国際社会における対策の方向性を議論する。

 7.プログラム
  全体司会 山田育穂(東京大学)
 13:00-13:05 開会の挨拶 平田直(東京大学)
 13:05-13:15 趣旨説明 鈴木康弘(名古屋大学)
 13:15-13:35 (1)「海と陸の境界-デルタで何が起きているか」齋藤文紀(島根大学)
 13:35-13:55 (2)「海と陸の境界-サンゴ礁の急激な変化」山野博哉(国立環境研究所)
 13:55-14:15 (3)「海洋生態系に対する脅威と海洋環境の保全」植松光夫(東京大学)
 14:15-14:35 (4)「極域雪氷圏の環境変化―南極・グリーンランド氷床と山岳氷河の融解」          
          澤柿教伸(法政大学)
 14:35-14:50 休憩
 14:50-15:10 (5)「高緯度地域の環境変化-シベリアとモンゴルの永久凍土の変動」
          檜山哲哉(名古屋大学)
 15:10-15:30 (6)「乾燥地域の環境変化と農牧業―砂漠化の変遷」篠田雅人(名古屋大学)
 15:30-15:50 (7)「人類世における水問題」谷口真人(総合地球学研究所)
 15:50-16:10 (8)「人類史から考える地球環境問題と共生」稲村哲也(放送大学)
 16:10-16:55 総合討論 司会 小口高(東京大学)
 16:55-17:00 閉会の挨拶 奥村晃史(広島大学)
        -以上-

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