今年(2019年)の反省等

 今年の初めに、今年の目標を書いていた。

 私のブログのテーマで見ると、(1)原子力、(2)科学、(3)防災、(4)家族、(5)健康、(6)ボランティア、(7)将棋、(8)読書、(9)雑記の項目があるので、この順番に書いてみる。
 ただし、前立腺がんの治療のことがあるので、(5)の健康のみ先に書いておく。

 でも、まず今年1年の大きな目標としては前立腺がんの治療があった。
 この治療が効果があったのかどうか現在の時点では不明である。
 医師の診断は3か月毎に様子を見る(血液検査で前立腺がんのマーカーであるPSAの値を見る、PSA=4以上でがんの疑い)ということである。 

 今回の治療前の昨年6月人間ドックではPSA=7.7であった。
 今年6月の人間ドックではPSA=4.2、今年7月の診断時にはPSA=3.3であり、今年10月の診断時にはPSA=4.3となった。
 一旦下がったのがまた元の状態に戻っているので落胆していたら、M医師曰く、これぐらいの変動は誤差範囲なので、気長に様子を見よう、とのことであった。
 ホルモン療法のようにすぐに結果が出るものでもない、とも言った。

R1-12-29R2 PSAの値の変化.jpg
         図1 放射線治療前後のPSAの変化

 これを信じるしかない。
 別の治療方法(多分ホルモン療法しかない)を提案されなかっただけよかったのかもしれない。
 ただ、「終活」という2文字が頭をよぎった。

(0)今年1年の出来事の概要
 まず大きな出来事として、健康面での前立腺がんの治療がある。
 この他人間ドックを受けたが、大きな変化はなかった。
 原子力に関しては、春と秋の大会のうち、春の大会は茨城大学で開催されたが、放射線治療中のため、不参加であった。
 秋の富山大学開催には参加した。
 科学では、スポーツ科学、環境工学セミナー等、興味あるテーマのシンポ等を選んで参加した。
 防災とボランティアについては災害時支援ボランティアで多く活動した。
 また、東京都が主催する防災シンポに3回参加した。
 家族のことで変化はないが、兄の一家では孫が生まれたことが変化である。
 将棋について、個人としてはDS将棋くらいであるが、将棋界では豊島名人が竜王を奪取して二大タイトル独占で豊島時代到来か、と思わせた。
 読書は「晏子」、「ホモデウス上下巻」くらいである。
 またgacco(インターネット講座)の講座を多く受講し、ある程度の修了証をいただいた。
 この他、地元有志の会で、1泊2日の釜石旅行に行ったが、豪雨で三陸鉄道が不通になり、レンタカーを借りて続行等があった。
 また今年も、ユニバーサルデザインまちづくりワーク・ショップ(UD・WS)に8回参加し、防災の意識発揚に努めた。
 このWSを通じて、ユニバーサルデザインUD、国連の持続的な開発目標SDGs、防災の3項目のテーマを考えていくことになった。
 町会についても去年に役員として加入し、今年もラジオ体操、夏祭り、歳末助け合い募金運動、夜パトロール(12/26実施、12/29&12/30実施予定)等を行った。
 高齢化社会では医療費の増加が予想されているので、スポーツを行う必要がある。
 前立腺がん治療後の経過観察中であるが、通常では朝の40分程度の散歩、週1回のボーリング、月に1度の温水プール等を行った。


(1)原子力
 ①一般の理解
 まず、原子力であるが、大きく分けて2つの流れがある。
 放射能の消滅に代表される研究の面と、「放射線何でも相談室」に代表されるような放射線の一般への理解、また福島で問題として残っている除染等の一般の理解促進である。
 今までに福島原発事故でわかっていることは、福島では森林や福島原発付近を除いて、ほぼ通常の放射線レベルに回復している。
 福島県での甲状腺がん発生率も他県と変わりはない。
 ただ、医療機器の高度化によって、従来よりこのがんの発見率が上がったのだが、新聞はあたかも福島県だけ特別、というニュアンスの誤った報道を全然改めない。
 科学評論家の竹内氏が以前原子力学会誌で、新聞記者を理系にしないとこれは改善できない、と言っていたことを思い出す。

 今年の目標として、上記の福島事故での放射能を怖がる必要はないことの論文を原子力学会誌に投稿した。
 タイトルは「放射能なんて怖くない」である。
 骨子とするのは以下の通りである。
  (1)セシウムはナトリウムの親戚
  (2)セシウムの放射線は電磁波である
  (3)高山に住む人の被ばくは平地より多いが、普通の生活を送っている
  (4)チェルノブイリ原発事故や広島・長崎の被爆は福島と比較してはいけない
  (5)紫外線による日焼けと同じで、放射線で細胞が壊れても、栄養の摂取で回復する
 この原稿を完成して原子力学会に投稿してみたが、新規性がない、として却下された。

 今までの事実をまとめただけだから、それは仕方がない指摘なのだが、福島県民の放射能の恐怖を拭い去り、日本国民の放射能の恐怖を緩和するのに有効と信じている。
 後はどういう手段があるか、であるが、とりあえず、原子力学会のアンケートに掲載希望を出しておいた。

 今年も放射線や放射線教育関係のシンポジウムに参加した。
 放射線教育フォーラムや放射線フォーラムに参加した。
 低線量ワークショップ、廃炉シンポ、核セキュリティシンポにも参加した。
 これは若い人の教育という面の興味もあり、また私の考え方の後継者探しの意味合いも含んでいる。

 放射線講習会にも参加した。
 放射線がん治療の講演もあったが、最近は防護措置(テロ対策)のこともよく出てくるテーマである。

 原子力規制委員会でも、米国にならったトーク型新検査制度(抜き打ちテスト含む)について、業者側と意見交換、またテロ対策としての特重施設の工事が遅れていて、川内原発の運転停止等に関心が集まっている。
 また、火山の活動や震源を特定しない地震対策等の議論が行われていた。

 「放射線何でも相談室」は開設してから今年4月で9年を迎える。
 今年12月現在、未だに一人の相談もない幽霊のような放射線相談室ではあるが、形式上そのまま残しておく。

 ②原子力の研究
 研究の面としては、原子核内部の研究に踏み込んだことを詳細に展開していきたいと思っていた。
 この面での研究に関して、原子核内部はヘリウム原子核He-4を基本とするブロックを考えてみた。
 例えば、炭素C-12は炭素の自然界にある天然核種であるが、これはHe-4原子核3個の組合せである。
 しかし炭素には他に自然界には1%の炭素C-13がある。
 これはHe-4原子核3個に中性子が1個入ったものである。
 この中性子がどこにいるのか、どういう力で核内に安定に存在できるのか等、の想像をしてみるとよい。

 また、もう一つの挑戦として、「ダブルガンマ線照射法による核変換の可能性」についての案も応用について検討してみた。
 (現状認識)
 従来の方法に関して、ガンマ線を原子核に照射して中性子を出すという(γ,n)反応(光核反応)を起こす考え方に一工夫加えたものである。
 光核反応を発生させる前に、対象とする原子核を基底状態から励起状態に変えておく。
 この励起状態に変えるために別のガンマ線を予め照射してメスバウア効果により励起させる、というものである。
 こうした前処理操作を行うことにより、通常の光核反応では10Mev以上のエネルギーが必要なものでも、この2つのガンマ線を使えば、より低エネルギーのガンマ線で核変換を起こせる可能性がある、とするものである。
 また、核種を選択的に原子核変換できる可能性があり、加速器のように二次の放射能(目的の核種を消滅しても不純物を放射化して副次生成物としての放射能の発生)を発生させないことも期待できる。
 まだ、未熟な理論であるが、成熟させると福島事故で飛散したセシウム放射能の消滅につながる研究になると思う。
 (今年の目標)
 今年もどこか共同研究できるグループを探そうと思った。
 JAEAの報告会に行き、ポスターセッションのところで、核変換のグループのところに行った。
 そこで上記の簡単な説明をし、名刺も渡したが、関心を持たれなかったようである。

 英文投稿雑誌「ネイチャー」にでも投稿できるような英文化を考えてみたが、すぐに挫折した。
 Exciteの翻訳ソフトでダブルガンマ線の論文を翻訳してみるのだが、どうにもしっくりこない。
 自分で修正しても納得できるものにならない。
 現役を退いて、英語の能力が落ちているせいのような気がする。

 ③特許等
 今年はまた新しいネタで特許を考えてみた。
 ただし、放射線についてのものではない。
 車のエンジンを使った浄水器については、構造等について考えてみたが、特許になるようなアイデアまでは出ていない。

 防災の観点で、液体窒素に浸した氷を落下させて燃焼温度を下げて山火事等を消火することを考えたが、特許の論文としてはできていない。
 また、食品ロスの減少方法として、高圧水殺菌や真空乾燥殺菌等を考えているが、アイデア止まりである。

(2)科学
 ①研究開発
  科学についてもまた2通りの面がある。
  自分が研究開発する面と楽しむ面である。

  まず前者の研究開発面について述べる。
 今年も義父宅に行った酸化チタンの実験はどうも木と何も反応しないので、現在のままではおそらく先に進まない。
 しかし何も行わなかった。
 
 また、ソニーのAIソフトの改訂版を10月くらいに入手した。
 しかし入手止まりでその先はやっていない。

 ②科学を楽しむ
  もう一つの側面は純粋に科学を楽しむということである。
  原子力情報を主要新聞のHPで毎日収集しているが、この時に科学の面白いトピックスや防災の情報もついでに収集している。
 
 これらについて、原子力情報リスト、科学情報リスト、防災情報リストとして、EXCELで保存している。
 これらの情報を後で追跡しようとすると、ネット検索する時にキーワードが重要である。
 このニュースの見出しの用語や見出しの言い回しの記録、出所(どこの新聞か)、発信年月日をリストとして取っておくと、追跡がしやすいことが分かっている。

 ただ、これらの科学のニュースを聞くと、なぜかざわざわとした不安感が沸き起こる。
 多分産業革命が起こった時のイギリスの労働者の不安と同じかもしれない。
 従来の常識と違うことが次々に起こり、それを頭の中でうまく整理できないのかな、と思う。
 おそらく、これらの科学ニュースによって、今の社会構造がガラリと変わる予感なのかもしれない。
 その変革の構造をうまく理解できないことの不安かもしれない。

 今年ネット講座gaccoの「スマート農業」の講座があり、その中で、「あらゆる価値を再定義すべき」と講師は語っていた。

 遺伝子の編集による双子の誕生、豚の内臓で人間の臓器を作る、自動運転による社会変化、AIによる人間の職業の奪取(すでに株のトレーダーはAIに奪われているという、羽田でAI接客実験もあったような)、AI組み込みロボット、例えばソフトバンクのペッパー等がすでに店頭で接客の真似をしたりしているのを見ている。
 インターネットの普及は何をもたらすか。
 おそらくマスメディアの劇的な変化であろう。
 こういう現象がどういう未来を作るのか予測できない不安であろうか。
 かつてはテレビや新聞・雑誌等が大きな世論形成能力を持っていた。
 しかし、インターネット上のニュースは新聞を上回るスピードで掲載され、テレビで見るのと同等のYoutube等が出てきている。
 CD等もYoutubeがあれば不要なのかもしれない。
 音楽のネット配信、本のネット読書、アマゾン宅配のネット販売等、従来のシステムが無力化していく様子をみる機会が多くなってきた。
 人間の脳の思考を再編成しないといけない時代に差し掛かっていると思う。
 ただ、某国の大統領が言っていたようにフェイクニュース(嘘の情報)も多く含まれているし、人によって自分に都合のよいニュースだけ集めて主張する、等の弊害もあるので、ニュースの価値、真偽の評価などに課題はある。

 今年はダイオキシン&プラスチックごみ、科学と倫理、環境工学シンポ、スポーツと脳科学、世界哲学などのシンポジウムや勉強会に参加した。

 プラスチックごみを減らすということで、今までシンポジウム参加途中で買っていたペットボトルをやめて、マイボトルを持参することとした。
 保温性に優れたボトルで、お茶のティバッグを入れてお湯を注いだ麦茶を入れたもので、12月から実践している。

(3)防災
 ①災害時支援ボランティアの活動
  地元の深川消防署登録の災害時支援ボランティアとして3年間くらい活動している。
 今年も江東こどもまつりやわんぱく防災等こども向けの深川消防署の広報の手伝い、木場公園や荒川土手での防災訓練等にも参加して、防災の意識を継続して学んできた。
 これからも続けていきたいと思う。

②防災士としての活動
 防災士としての活動について、4年前から住んでいるマンションで月に1度サロンを開設し、これで隣近所の顔合わせというか、近所付き合いによる共助または近助の第一歩は踏み出してはいる。
 今も時々町内会のKu氏が来てくれる程度でほとんど参加者はないが、防災の共助の視点を大切にして、これを続けていきたい。

 防災士会の活動としては総会等に出席した。
 また、防災士機構より定期的に防災情報メールが送られてくる。
 この中に防災に関するシンポジウム等の案内がかなり送付されてきた。
 企業防災、豪雨シンポ、住民主体シンポ、大規模災害シンポ、令和防災研究所シンポ、激甚災害シンポ、地区計画防災シンポ、台風19号シンポ等に参加してきた。

 東京都が開催する防災シンポジウムが今年も3回あり、首都直下地震に対する住民対策、風水害対策、マンション防災、避難所の対策等のシンポが行われた。
 がん放射線治療スケジュールに問題がない土曜開催(放射線治療はウィークデーのみ)だったので、参加した。
 
 ③防災情報収集
  防災において、ロボットスーツやドローン等についても情報を収集している。
 ドローンの活用としては、交通遮断された奥地に物資を運ぶということで、豪雨災害の時に使われた、というニュースの記憶がある。
 ドローンで農薬散布等も行われている。
 私は電車の中で不動産業者がドローンの空撮写真等で建物の宣伝をしているのを見たことがある。
 ドローンでインフラ整備等が行われる予定である。
 鉄塔や橋脚等人間の目視が難しいところはドローンによる調査が有効である。

 反対にテロ等に使われる恐れがある。
 イギリスの空港にドローンが飛来して飛行機が混乱した、とのことであった。
 テロ防止用にマイクロ波でドローン撃ち落としというのもあるようである。
 防護ネットで絡めとるというのもあった気がする。

 また、火災の発生防止という観点で、ドライアイスや液体窒素の活用を考えた。
 前記したように、液体窒素に浸した氷を使う、またはドライアイスと氷の併用等で、燃焼温度を一気に下げて消火という手法が有効な気がしている。
 特許等の考案はまだである。

 災害のエネルギーの平和利用(地震や津波等の災害エネルギーを生活用のエネルギーに変換するもので、「原爆の代わりに原子力発電」(Atoms for Peace)という構想と同じ)についても考えた。
 これについては、シンポジウムで地震のエネルギー利用はできないか聞いてみたことがある。
 この時の回答は、震源は地下数10㎞の深いところなので利用が難しい、との答えだった。

④家庭における防災
  家庭の備えとして、神戸の防災センターのようなところで、防災に関する家庭用品のチェックリストがあるので、それらを基に見直してみたいと思ったが、やっていない。
 また、家庭内にある賞味期限切れの保存食品の処分や新たな食品補充に関しても何も行動しなかった。
 非常食については、深川消防署から防災訓練の時に非常食としてのご飯パックとカレーパックをもらったので、食べてみた。
 とてもおいしかった。
 最近の非常食はかなり品質がよくなっていると思う。

(4)家族・親戚及び義父宅関係等
 ①家族
  家族としては、息子と娘がいるので、彼らとの生活を大事にした。
  週末には3人一緒に外食ということを行った。

 ②義父宅関係
 義父宅や貸家は30年経って、老朽化している。
 これらの財産はほとんど息子や娘の名義であるが、彼らに代わり、これらの管理もした。

 義父宅も月に10日くらい行って生活し、放射線相談室を開き、また科学実験や防災実験等をやった。

 今年は8月に義父宅の消防署から火災報知器の設置依頼のビラが入っていた。
 Y氏に聞いてみると、貸家4件のうち2件は当初設置したように思うが、後の2件は設置したことがないようであった。
 設置した2件も10年以上経過しているので動作するか怪しいらしい。
 貸家の住人に向けて、火災報知器の設置に協力して欲しい、費用は大家が持つ、との資料を作成して4件に配った。
 設置のない2件についてはすぐに設置できたが、他の2件は日頃不在がちで設置されていない。

 また、庭の松の木や椿の木などが枝や葉の手入れが必要であった。
 Y氏から義父の従弟の人に剪定を依頼し、12月初旬に剪定をしてもらった。
 こういう手入れ等は必要だが、私の病気やY氏の高齢による管理委託(3年後には運転免許証返納、とのこと)のことも踏まえ、将来的には、義父宅と貸家、また先祖を含めた義父の墓と義父宅の仏壇の処理等も含めて考えていきたいと思う。

 ③親戚等
 私の親戚と亡妻の親戚とはほとんど年賀状のやり取りのみである。
 考えてみると、亡妻の親戚関係は、仙台のY氏の他は法事以外に会うことがない。
 私の親戚も兄とは連絡しており、田舎の母方の親戚の様子が少しはわかるものの、父方の親戚は都市近郊に3人住んでいるが、ほとんど会わない。
 法事で会うと、近況報告等をしてお互いの親睦を深めるのであるが、それ以外の何かが必要かもしれない。

(5)健康関係
 健康管理については、年1度の人間ドックが基本である。

 しかし昨年は前立腺がんが見つかったので、その治療関係を最初に書いた。

 ①人間ドック
 今年の人間ドックは水分補給の多少心配のいらない6月に実施した。
 胃の方が少し慢性胃炎であるが、他のところは異常は見られなくてほっとした。

 ②栄養関係
 朝起きた時にバナナ1本、午前中にも果物、午後にも果物で、リンゴ、カキ、ミカン類等季節毎に異なる果物を摂取した。
 私は「フルーツ革命」と言っている。
 要するに、果物を常に摂って、体内の不要な活性酸素を除去して病気にならない体内環境を整え、健康維持に努めるということである。
 これは病気になって、薬を飲む前の予防の飲み薬みたいなものと考えている。

 でも前立腺がんになったということは何か不足していたかもしれない。

 また、朝にはヨーグルト、夜には納豆、海苔、えごま油スプーン1杯(NHK「ガッテン」でえごま油かアマニ油を推奨)を必ず食べて、腸内環境を整えて、病気にかかりにくい身体作りを目指した。

 この他、牛乳は毎日約0.6~0.8L飲んだ。

 ③歯の管理等
 歯の治療については、今年も3か月に1回の割合で定期健診を行った。
 しかし直近の定期健診で、右下奥の付け根のかぶせで見えない部分のX線写真でどうも少し痛んでいるらしく、来年初めにかぶせモノを外して治療の予定である。

 ④運動関係
 毎朝40分くらい近所の公園の散歩を継続した。
 運動としては、ボーリングクラブを継続して加入しており、週に1度金曜日午前に実施した。
ただし、義父宅にいる10日間は無理なので、月に2,3回の頻度であった。
 今回初めてスコアが200点を超えた。

ボーリングスコアR1 R1-12-20.jpg
         図2 ボーリングスコア200点超えの状況(2ゲーム目と3ゲーム目)

 今までは最高が199点だったように思う。
 左右両手を使うので、1ゲーム目と3ゲーム目は、右右(1フレーム&2フレーム)、左左(3フレーム&4フレーム)のように交互に投げている。
 2ゲーム目は逆に左左(1フレーム&2フレーム)、右右(3フレーム&4フレーム)としている。
 ボーリングクラブはアメリカンスクラッチ方式で、2レーンを交互に使うのである。

 また、時々義父宅にいる時に温水プールに行った。

 この他、運動といえるかどうかわからないが、月に1度の割合で、災害時支援ボランティアの仲間から誘われて、集会所のカラオケ同好会に参加した。
 年を取ってくると、だんだん話をしなくなっている。
 今も娘と暮らしているが、会話がほとんどない。
 息子が帰ってきても、男同士ではなかなか会話しない。
 だから、口の周りの筋肉を使う頻度が減っているので、カラオケで少しは口の周りの筋肉を鍛えているかもしれない。
 また、公園に散歩に行くときも、道路沿いの道を歩くとき、高校の校歌を歌っていた。

⑤前立腺がん他の通院について
 まず大きな出来事として、前立腺がんの治療があった。
 幸い現在のところ転移はないが、骨やリンパ節に転移しやすいがんらしい。

 今年はがん治療を最優先して、その間の行事は土日以外はほとんど参加しなかった。
 原子力学会の春の大会(茨城大学)も不参加であった。
 治療方法として放射線治療単独(ホルモン療法は更年期障害の恐れがあるので拒否)をお願いした。
 この方法だと、ウィークデーの週5日毎日国立がんセンターに通い、30分前後の放射線治療が40回、1回に2Gy(軽いヤケドができる線量、ただがん細胞だけでなく、周囲の正常細胞もヤケドする)で、合計80Gyの線量となった。
 医者は確率的な影響で後にがんの発生の可能性を示唆していた。

 前立腺以外の部位でがんが発生する率が若干上がると思われるが、あまり心配していない。

 その他では、ちょこちょこ病院通いしないといけない。

 時々足の関節が痛くなるので、整形外科に通院した。
 痛風の疑いと言われたが、痛風の目安の尿酸値は5くらいで、7以上で痛風という常識を下回っていた。
 しかし、医師によると、目安は目安で、7以下でも起こると言っていた。
 6月頃に足の左足の付け根が痛かったが、その後は痛みが出ていないので、通院はしていない。

 また眼科には6か月に1回くらいのペースで行ったが、症状の変化はないようであった。

(6)ボランティア関係
 ボランティアについても、2つの面がある。
 一つは国境なき医師団等ボランティア団体への寄付等である。
 もう一つとしては、地元の有志における活動がある。

① ボランティア団体への寄付関係
 これは「情けは人のためならず」と思っている。
 一昨年まで数団体に寄付をしたが、あまりたくさんの団体に寄付していると、お金が足りなくなる感じがしていた。
 昨年からは寄付対象の団体を絞って、寄付している。
 今は国境なき医師団、プランジャパンと市民外交センターのみである。
 これからもこの3団体のみとする。

 ②地元有志との活動
 1か月に1回の頻度で地元有志との活動を行った。
 彼らにも私が前立腺がんであることを話している。
 今年2月から4月にかけては、放射線治療に差しさわりがない午前に活動し、仲間にも協力してもらった。

 また、2、3年前に退会したKo氏のお姉さんから仲間の一人に連絡が入り、亡くなっていたことがわかったので、7月末にKo氏宅を訪れ、線香とお花をあげてきた。
 冥福を祈る。

 8月には1泊2日で釜石旅行に行った。
 豪雨に遭い、三陸鉄道運休というトラブルもあったが、レンタカーを借りて、予定通りのコースで帰ってきた。

(7)将棋関係
 将棋についても2つの面がある。

 一つは将棋のプロの棋戦を鑑賞して、その技術のすばらしさを鑑賞することである。
 もう一つは自分で指す将棋である。

①将棋鑑賞等
 毎日新聞で将棋連盟の名人戦のA級順位戦の棋譜鑑賞をした。
 また各タイトル戦があると、名人戦と王将戦以外は毎日新聞の片隅にそれらの結果が小さく出ている。
 それを基に、インターネットで調べて、その棋譜鑑賞等を行った。
 名人戦以外はネット検索できる。

 名人戦については、毎日新聞を定期購読しているので、会員登録して棋譜解説が見られるようにしてある。
 今年は豊島将之名人が竜王位を奪取して2冠となり、渡部明王将が棋聖と棋王の3冠のタイトルを持っている。
 永瀬王座も叡王の二冠(後1冠は木村一基王位で46歳初タイトル獲得)を持っているように、少し統合された印象である。

 また藤井七段の活躍も時々報道され、昨日は王位挑戦リーグ入りを決めたとなっていた。
 王位のタイトルを取れる位置まで来たようである。

 ②将棋実践等
 今のところニンテンドーDSと、パソコンに入っている「激指」という将棋ソフト相手に行っているだけである。
 DSの中ではレーティングシステムというのがあって、勝っていくと得点が上がるものである。
 2年前くらいに上げた最高得点2,378点を昨年暮れにクリアして2,490点くらいだった。
 今年の夏くらいに2570点くらいまで更新したが、その後連敗して今は2400点前半で推移している。

 主に昼休みと義父宅への往復の新幹線の中で行った。

(8)読書関係
 ①今の読書関係
 読書については、元々は推理小説や幕末の物語等が好きである。
 また学生時代は史記、三国志、水滸伝等の中国の歴史等にものめり込んだ覚えがある。

 今年も積ん読というか、本棚にあるものを何となく読む、ということを続けた。
 空海の伝記は一休みというところである。

 今年は「晏子」を読んだ。
 また、放射線治療の待ち時間で、「ホモ・デウス 上下巻」を読んだ。
 人類の歴史を太古の昔から今に至るまでの経過を分析した本であり、これからの人類の方向性も予想している。
 情報が大事な要素となるのはわかるが、その内容は少し納得しかねた。

 この他、ちょっと気になっているのは、亡妻の本と、義父の本である。
 前者は東京の自宅、後者は義父宅に多くあり、私と興味の分野が違うのでどうしようかと思っていた。
 断捨離をするか、それとも彼らの精神構造に迫る、または新たな分野の開拓として取り組むか考えてみたが、結論はでなかった。

 ②ネット講座関係
 大学講座ということでは、今年1年はインターネットの講座を7個を受講した。
 終了したのは6個である。
 後1個は今も継続中である。(括弧内は開始日時)

 受講した講座は以下の通りである。
 (a)言語論(2/21)
 (b)TAGAKI(5/21)
 (c)死を想え(5/23)
 (d)銀河考古学(7/10)
 (e)SDGs入門 (10/1)
 (f)AI入門(10/2)
 (g)スマート農業(12/10)

 (a)の「言語論」は今はインスタグラム等の発達により、言語で伝えることの重要性が落ちているが、時代はその方向に向かっているから仕方ないと捉えている。
 (b)の「TAGAKI」は「多書き」の意味で、英語を話せない日本人に向けて開発した方法である。
 なじみのあるトピックスを使って、繰り返し練習する方法である。
 私もこの「TAGAKI」のトピックスを使って、「ユニバーサルデザインまちづくりワークショップ」(UD・WS)での外国人とのやり取りをしてみた。 
 有効なのはペット、音楽などであろう。
 (c)の「死を想え」は葬式のやり方や日本全国の葬式の風習の違い等を示した。
 亡妻に捧げる講座だった気がする。
 (d)の「銀河考古学」は銀河の形成や進化についてのものである。
 以前受講した「観測的宇宙論」と似た講座だったと思う。
 (e)の「SDGs入門」(国連の持続的な開発目標)は、まさに今時代はSDGsを軸にして回っている、というような感覚を受けた。
 日本でも経団連が革新的なSociety5.0にSDGsの構造を被せたような概念を示している。
 先進国でも開発途上国でも「一人の人も取り残さない」という理想的な概念の講座である。
 持続的な開発目標17項目(貧困、飢餓、教育、まちづくり、気候変動、環境等)を漏れなくカバーした項目である。
 しかし、理想が先走りして、現実の科学・技術が追い付いていない状況である。
 (f)の「AI入門」はGoegleが提供するソフトを使って、音声認識や画像認識に関する実習をするようなイメージである。
 ディープラーニング等が学べる講座であるが、使用期間限定というところが何か怪しい気はした。
 (g)の「スマート農業」はITを使った先進的な農業、ということを標榜していた。
 今のところは田植え後の草取りに活躍するカルガモロボット・カルガモロボの活躍が紹介されていた。
 このロボは2020年度には全国100カ所で試験される、とのことである。

 今年1年はインターネットの講座の興味あるテーマを受講して、それなりに成果はあったと思う。

③雑誌「TIME」
 TIMEを取り始めたのは、確か湾岸戦争が始まったころと思う。
 日本国内だけに目を奪われていると、海外のニュースやその動きが見えなくなる。
 TIMEを購読して、海外に関する情報を海外メディアから見たいと思ったのである。

 以前はTimeの抄訳HPにアクセスすると、主要な記事の3個の抄訳があり、理解度小テストもあった。
 この抄訳を見て、海外の動向を把握していた。
 これからもこの問題に注目して、自分の中の課題として取り組みたいと思ったが、この抄訳サービスは昨年で中止された。
 Time誌がどこかの富豪に買収されて、従来の活動ができなくなったようである。

 仕方ないので、また写真や見出しの部分を少し読む程度になると思う。

(9)雑記
 雑記については、上記の範ちゅうに属さないが、私の興味がある行動を取り上げた。

 ①顔真卿展に行く
 今年2月の放射線治療が始まる前に顔真卿の展覧会に行ってきた。
 岡山より高校時代の友人のK氏が上京して、一緒に見に行こうと誘ってくれたものである。
 不安な気持ちでいるのを察してくれたものと思う。
 顔真卿は中国の有名な書道家であり、王羲之か顔真卿かと言われる双璧である。
 私は高校時代に美術、音楽、書道の3択で書道を選んでしまった。
 選んだ後に音楽にすればよかったと後悔した。
 というのも、私の書道の成績がさっぱり振るわず、いつも最下位すれすれであったからである。
 しかし顔真卿の作品はそういう想念を振り払うかのような立派な作品群であり、少し気分が晴れた気がした。
 K氏とも久しぶりにいっぱい話して、友だちはいいな、と思った。

②花見
 大学の体操部OB会で花見をやるというお誘いがI氏より来た。
 通常なら無理だが、3/31(日)であった。
 横浜の外れの方のY氏宅で行われる、とのことで、昨年亡くなったY氏を偲ぶ意味もあったように思う。
 行ってみると、悪友のU氏やH氏なども来ていて、ワイワイ楽しい時間を過ごした。

 会費を取らないというので、少し気が引けた。
 I氏曰く、お中元でお菓子でも贈っておけばいい、の一言を覚えていて、夏にY氏夫人宛にお菓子の詰め合わせを贈っておいた。
③若冲の絵を購入   
 伊藤若冲は知る人ぞ知る、江戸時代の画家である。
 その精密な筆致は誰も真似できない、最近の映像技術を駆使して、その精密さがわかってきた、とNHKのスペシャルで放映されていた。
 その絵の模造品がインターネットで紹介されていたので、購入した。
 価格は1万円くらいだった。
 娘が絵を描くことが好きなので、刺激を受けるかと思ったが、意外に反応はなさそうである。

④高校の同窓会
 7月に同窓会があったので、倉敷に帰郷して参加した。
 350人くらいの学年の人数のうち、100人くらい参加したので、みんな楽しみにしていたようであった。
 当時の先生も3人出席しておられた。
 私はその後兄の家に泊まり、色々話して一泊して帰京した。

⑤高校の交流会
 10月に、関東に在住している同じ高校出身の交流会があった。
 この会にも数度参加しており、なじみの人も何人かいた。
 高校の校歌を歌う時には、歌詞なしで歌えた。毎日散歩の最中に歌っているからである。
「おえりゃせんのう」(全然だめなこと)や「ぼっこうきょうてい」(とても怖い)等が聞けるかと思いきや、みな都会の風に染まって、きれいな標準語であった。

⑥倉敷市交流会
 11月の倉敷交流会にも参加した。
 こちらは人数が多くて、毎回話す相手も異なっていて、ちょっと異質な空間のように思っている。
 将棋の大山名人にちなんだ倉敷藤花戦の関係で、毎年日本将棋連盟の人がやってくる。
 今年は深浦九段だったように思うが、おぼろげな記憶である。

⑦大学の同期会
 大学の同期会は当初10月12日(土)に開催される予定であったが、台風19号に直撃され、直前に中止の連絡が来た。
 それで再度仕切り直しで、11月の末に開催された。
 さすがに今回は欠席が多かったようであった。

 この年になるとみんなどこかしら病気を抱えているようである。

 来年の幹事の一人に私もなってしまった。
 もう一人のKa氏と相談してやっていくつもりである。

 今年1年ありがとうございました。
 来年もよろしくお願いします。
   -以上-

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