ユニバーサルデザインワークショップ第6回・第7回に参加

 ユニバーサルデザインまちづくりワークショップ(UD・WS)第6回・第7回に参加した。

 開催日は10月27日(日)で、午前10時からが第6回、午後からが第7回である。

 今回の開催場所の富岡区民館は門前仲町にあって、すぐ近くに富岡八幡宮がある。
 途中で500mlのペットボトルのお茶とお弁当を買って行った。
 会場に着くと受付で名札を受け取った。
 班は指定されて4班の席に行ってください、と言われた。
 今回も外国人のゲストは一人もいなかった。
 何かこのワークショップでトラブルが発生したかもしれないが、それはうかがい知れなかった。

 私の4班は最初5人くらいいたが、どうも欠席者が多いらしく、私の班は解体されて3班に編入された。
 最初6つの班の予定で、2つの班が解体されて4つの班になった。

 席にはプログラム資料と声かけカード、アンケートが置いてあった。
 簡単なプログラムを末尾に添付する。

 まず、最初に区役所の担当者のあいさつがあり、それからサポートのNPOの司会で始まった。

 今回のテーマとしては声かけの言葉を収集ということで、声かけカードの説明を行った。
 声かけカードは以下の項目が書いてあるA5くらいの大きさのカードである。

<声かけおしゃべりカード>
(1)場所 例:お寺の前
(2)対象 例:外国から来た人
(3)状況 例:入ってよいのか迷っている
(4)きっかけ(動機) 例:中に入れることを教えてあげたい
(5)具体的な内容  例:誰でも自由に入れますよ
(6)展開 例:クツは脱いでください、帽子はとってください
(7)ポイント 例:まずは「入れる」と伝えることをキッカケに
という7項目に沿って声かけ、という課題を説明された。

 次に「Treck Treck」(外国人向けの江東区内ツアーを業務としているNPO)の人が外国人にお勧めのスポットとして、お菓子の店や深川不動尊の護摩焚き等を説明した。

 進め方としては、「最初の声かけ」(ファースト会話)について考えることで、場所の魅力を感じ、いろいろな人に魅力を伝えることのようである。
 またどのようにして会話を続けるか(セカンド会話)も考えて欲しい、とのことだった。

 それから2つのグループ(2つの班で1グループ)が別行動で、私の班ともう1班は午前中は門前仲町のまち歩きで、当日は骨董市がたっていた。
 午後は深川不動尊の護摩焚き見学であった。
 別のグループは午前が深川不動尊の護摩焚き見学で、午後に門前仲町のまち歩きであった。

 骨董市は織物、時計、古道具等が並べてあった。

 私の班には視覚障害者のN女史がいて、織物の肌触り等を確かめていた。
 私は骨董品にはあまり知識がないので、見て歩いただけだった。
 時計の店で、誰かが古い時計を珍しそうにみていた姿をみたりした。

 また当日は七五三祝いのために早くも参拝にきている人たちもいて、そういう人には声かけをした。

 水琴窟に行って、水の流れる音を竹越しに聞いたりした。
 この他、神輿の展示のところで、一生懸命写真を撮っている人がいたので、その人にも話しかけた。

 昼休みには班のみんなでご飯を食べるということになって、富岡八幡宮のすぐ横の食堂に入った。
 昼ご飯を食べながら、そこでもみんなと話をしていた。
 私はお弁当を持ってきていたが、帰宅後にそれを食べた。

 午後には、深川不動尊の護摩焚きがあるので、私のグループはそこに移動した。
 不動尊の玄関で靴を脱いで、ビニール袋に入れて、桟敷のようなところにみんなと座った。

R1-11-17R1 深川不動尊の護摩焚き R1-11-14.jpg
         図1 深川不動尊の護摩焚きの様子(深川不動尊のHPより抜粋)

 そのうち、太鼓が鳴らされ、護摩焚きの火が燃え上がり、厳かに念仏が唱えられた。
 「のうまくさんまんだ ばざらだん せんだ まかろしゃだ そわたや うんたらた かんまん」という梵語のようなものの小冊子を渡され、それを一緒に唱和した。
 私の田舎での真言宗のお経の「まかはんにゃ はらみった しんぎょう」というのとはまたちょっと違うようであった。
 でも調べてみると、深川不動尊は成田山新勝寺の別院で、真言宗智山派の寺院らしいので、何が違うのかよくわからなかった。
 最後の方では、火にお札のようなものをあぶっていた。
 どうも祈祷の時に特別にお願いした人たちのお札のようで、後で調べたら、1人1万円くらい出した人だった。
 これで深川不動尊の護摩焚きの見学は終了し、みんなユニバーサルデザインまちづくりワークショップの会場に戻ってきた。

 午後の第7回は午前中の声かけ等のデータ収集で議論した。

 私は以下の3つの声かけカードを作った。
 <私の声かけおしゃべりカード1>
 (1)場所 :富岡八幡宮の路上
 (2)対象 :五歳の息子とその母(和服)
 (3)状況 :親族一統で4、5人の集団だった
 (4)きっかけ(動機) :声かけ
 (5)具体的な内容  :七五三ですか?
 (6)展開      :私はその後が思いつかなかったが、そばのみんなが「おめでとう」とフォローしてくれた。
 (7)ポイント    :今日から11月にかけて七五三のお宮参りが多くなる

 <私の声かけおしゃべりカード2>
 (1)場所 :ワークショップ
 (2)対象 :向かいに座っていた人
 (3)状況 :手持ち無沙汰風
 (4)きっかけ(動機) :声かけ
 (5)具体的な内容  :区民ですか、職員ですか?
 (6)展開 :区民ならどこに住んでいるか、職員だったら何課か
 (7)ポイント :緊張感を和らげる

 <私の声かけおしゃべりカード3>
 (1)場所 :富岡八幡宮の神輿の展示場前
 (2)対象 :カメラで必死に神輿の写真を撮っている日本人
 (3)状況 :一心不乱に写真を撮っている
 (4)きっかけ(動機) :声かけ
 (5)具体的な内容  :あちこちのお寺を回っているんですか?
 (6)展開 :写真を取る時はこちらから撮ると光の反射が防げると教えてくれた
 (7)ポイント : 写真という相手の興味あることについて聞いた

 しかし、これらのことをまとめて発表となると、これは骨だな、と思った。

 結局各班とも一緒についていたNPOのアシスタントの人が発表となった。

 各班ともに深川不動尊の護摩焚きについての感想が多かった。
 護摩焚きはどういう意味があるのか、何時頃からあるのか(今回はTreckTreckの人がいて、最初から護摩焚きの時間がわかっていた)、キリスト教の人は拝まないのでは、骨董市の売り手はみんな会話上手で慣れているようだった、等の意見があった。

 私は視覚障害者のN女史から横断歩道を渡る時のエスコートゾーンというのがあることを聞いた。
 後で確認してみようと思ったが忘れた。

以上の発表で今回のワークショップは終了した。

 事前に準備したことで、東京オリンピックとパラリンピックのピクトグラム比較図の詳細版を作って、事前に江東区の担当の人に送った。
 この詳細版は、オリンピックとパラリンピックの時間を競う競技、得点を競う競技、技術等を競う競技の3つの部門に分けて比較した図である。
 また、江東区で開催される種目についてはアルファベットの記号を記載しておいた。

R1-11-17 その1R1 オリンピックとパラリンピックの比較図1.jpg
         図2 東京オリンピックとパラリンピックのピクトグラム比較1(時間に関連)

R1-11-17 その2R2オリンピックとパラリンピックの比較図2.jpg
         図3 東京オリンピックとパラリンピックのピクトグラム比較2(得点に関連)

R1-11-17その3R1 オリンピックとパラリンピックの比較図3.jpg
         図4 東京オリンピックとパラリンピックのピクトグラム比較3(技術等に関連)

 東京オリンピックとパラリンピックでは種目のピクトグラム比較で前者は50種目なのに、後者は23種目である。
 後の27種目はできないのか、と思うと、そうでもないように見える。

 またオリンピックとパラリンピックのピクトグラムの図面比較をしてみると、パラリンピックのピクトグラムでは車いすの図が多い。
 オリンピックとパラリンピックのピクトグラム比較を通して、競技としてのオリンピックのユニバーサルデザイン(オリンピックとパラリンピックの平等化)ということも考えてみたいと思う。

 また、ファースト会話とセカンド会話の例も一緒に送った。
 これは末尾に添付しておく。

 このUD・WSは防災という観点から参加したが、ユニバーサルデザイン(外国人や車イス・視聴覚障害等の身体障害者にも普通の人にもすべてに使える機器やシステム等)、SDGs(貧困・飢餓・健康等17個の国連の持続可能な開発目標)等についても、並行して考える等、参加した以上はできる限りのことをしていきたいと思う。


<江東区ユニバーサルデザインまちづくりワークショップ第6回・第7回>
 1.日時:2019年(令和元年)10月27日(日)10:00~16:00
 2.場所:富岡区民館3階ホール
 3.主催:江東区役所まちづくり推進課
 4.参加者:区民、相談員、区職員、サポートのNPO
 5.プログラム
 第6回
  外国からの来訪者向けツアーの一部を体験、その中で「声かけスポット」と「声かけのタイミング」を集めます。
 10:00 【開会】あいさつ
 10:05 【今日の進め方】趣旨説明
 10:15  Treck Treck 伊藤さんからの説明
 10:30 【まち歩き】富岡区民館→門前仲町の商店街、寺社へ
 11:00 A 深川不動尊の護摩焚き見学(半分のチーム)
 12:00~13:00 食事(可能ならグループで食事をしてください)

 13:00 B 深川不動尊の護摩焚き見学(残り半分のチーム)
 14:00 【まち歩き終了】会場集合

 第7回(午後)
 ・午前中に集めた声かけスポットと声かけタイミングをカードにします。
 14:00 【グループワーク1】各自でカードを作る
     ・まち歩きをしながら集めた声かけのポイントとタイミングの書き出し
 14:30 【グループワーク2】グループ内でカードのまとめと整理
     ・地図と合わせて、どの場所でどんな声かけや会話が出たか模造紙に整理
 15:10 【発表と全体での意見交換】
 15:50 事務連絡、アンケート記入
 16:00 終了

6.ワークショップの目的
 今年度のワークショップも大詰めとなってきました。
 今年度は「コミュニケーション」をテーマに、ユニバーサルデザインまちづくりを検討してきました。
 最後のまち歩きでは少し頑張って、出会った人に声かけをしてみて、どんな反応があったか、どんな場面で、どんな声かけが必要かあらためて考えてみます。
 これまでの検討から、「困っているから声かけをする」のではなく、「日常的に声かけや会話をすることでお互いが少し近づき、その先に(必要な場合は)支援がある」という関係をつくることが必要であることが見えてきました。
 そこで引き続き、以下の2つの柱で検討をしていきます。
 ①どんな場所とタイミングで声かけをするとよいか
 ②コミュニケーションを豊かにするにはどうするか

 最初のまち歩きでは、清澄庭園、深川江戸資料館、という江東区にある歴史的な庭園や文化施設でコミュニケーションを考えました。
 二回目のまち歩きでは江東区の自然の魅力を伝える横十間川、仙台堀川に出て、「江東区の魅力をそれぞれが感じ、自分のやり方で伝える」体験を通してコミュニケーションを考えました。
 今回は門前仲町周辺の商店街で外国人の来訪者に対するツアーを企画する「Treck Treck」のガイドをされているお二人とまち歩きを行い、「(仮称)おしゃべり声かけマップ~まちを使いこなすためのコミュニケーション事例集」に向けて、いろいろな「声かけの言葉」を収集します。
 ・テーマ:門前仲町周辺の商店街や日常の魅力体験まち歩きを通して、声かけの言葉を収集しよう。

<付録>
ファースト会話とセカンド会話(案)
(ファースト会話)
<英語>
(街中で)
May I help you?
Can I help you?
Where do you go?

(ユニバーサルデザインまちづくりワークショップ会議等で)
I am 〇〇 △△.
△△ is a family name.
〇〇 is a personal name.
Now I live at □□.


<日本語>
(街中で)
何かお困りのことはありませんか?
どちらまで行かれますか?

(ユニバーサルデザインまちづくりワークショップ会議等で)
お名前は?
どちらから来られたのですか?
働いておられますか?学生さんですか?
出身はどちらですか?


(セカンド会話)
履歴書の趣味、特技、家族のこと
<英語>
I like music, Enka, Fork song.
I like movie.
I’m interested in environmental problem such as pollution and forest.
I’m interested in AI and iPS.
I study electric technology.
I study Japanese history such as Edo era.
I played tennis and ice-skate.
I have two children. Son and daughter.

<Topics example>
Pets (Dog, Cat, Bird)
Sports (Jogging, Walking, Judo, Karate, Baseball, Soccer, Tennis, Bowling, Table-tennis, Swimming, Marathon)
Foods (Bread, Sushi, Fish, Meat, Cooking)
Family (Grandmother, Father, Mother, Brother, Sister, Children )
Sightseeing (Mt. Fuji, Kyoto, Temple, Shrine, Biwa-ko Lake,)
Music (Enka, Classic, Fork song, Popular song, guitar, Violin, Piano)
Shopping (Food, Drink, Vegetables, Fish, Meat, Clothes, Shoes)
Study (Language, History, Mathematics, Physics, Music, Art, Chemistry)
Novel (Detective, Romans, Non-fiction, Document)
Vehicle (Car, Train, Bus, Monorail, Airplane, Truck, Bike)
Health (Fine, Ill, Cold, The flu, Stomachache, Headache)
Bousai (Earthquake, Tsunami, Typhoon, Tornado, Flood, Volcano, Heavy rain)


<日本語>
履歴書に書くような趣味、特技等、家族、職業等

ご家族は?
どちらにお住まいですか?
音楽は何が好きですか?
スポーツを何かされていますか?
職業は?学生さんですか?
出身は東京ですか?田舎ですか?
お加減はいかがですか?(健康)

 -以上―

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