一つの石のブログ−科学と将棋と教育を好む人へ

アクセスカウンタ

zoom RSS 第6・7回ユニバーサルデザイン・ワークショップに参加

<<   作成日時 : 2018/10/28 16:02   >>

驚いた ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

 第6・7回ユニバーサルデザイン・ワークショップ(UD・WS)(10/13(土))に参加した。
 
 10月2日(火)に江東区役所の担当から開催案内が来た。
 義父宅で東京自宅のメールをチェックしたのである。

 今回の有明地区はオリンピック・パラリンピック競技会場が数多く立地する地区である。
 現在は工事中の施設が多いため、現段階でまち歩きをしても将来の姿とは異なる場合がある、との事前説明が前回資料の予告編に書いてあった。
 それを踏まえてのまち歩きとパラスポーツ体験のセット、とのことだった。

 今回の案内メールには地図も添付してあったが、一応ネットで調べておいた。
 地下鉄東西線の門前仲町駅の西出口付近の(海01)系統のバスで、東京テレポート行きに乗り、20分くらいで有明1丁目バス停で降りて歩いて3分、ということを確認しておいた。

 当日朝の天気は曇りであった。
 今回はこのワークショップの後に、防災シンポジウムに参加するつもりだったので、いつもはジーンズとTシャツと運動靴のスタイルなのだが、この日は背広上下と革靴で、スリッパを防災ナップサックに入れて持って行った。

 途中のコンビニで、朝刊、おにぎり2個、ペットボトルのお茶500ml1本買った。

 朝9時頃に門前仲町駅に着いて、バス停を探すとすぐに見つかった。
 もうバスが来ていて慌てて乗車した。
 プリペイドカードのPASMOで支払うと、都内は一律206円、現金だと210円である。

 有明1丁目バス停から南の方に歩いて行くと、有明スポーツセンターのでっかい看板が目に入った。
 でも建物が2棟あった。最初B棟に入って見てみると、5階までしかない。

画像

         図1 有明スポーツセンターの外観

 あれっ、違うと思い、慌てて隣の建物に行くと、そこが会場のある建物だった。

 エレベータで6階に上がり、受付でネームプレートと第6・7回UD・WS資料を受け取った。
 プログラム概要を末尾に添付する。

 近くの席について資料を読んだ。
 まち歩きコース毎にまた班編成する、とのことで、気にせずに座った。

 まち歩きのコースを見ると3つのコースが示されていた。
今回のワークショップ会場の有明スポーツセンターを中心に考えて、以下のようになっていた。

 1・2グループ  :南方向のコース(水の科学館見学を主とする)
 3・4グループ  :東南方向の民間が提供する施設のコース(パナソニック、国際展示場等)
 5・6グループ  :北東方向のオリ・パラ会場整備のコース(バス利用)

画像

         図2 会場から見た全体像外観

 今回はこのWSの後にこの会場の近くの国際展示場で防災シンポが開催され、それに出席する予定だったので、国際展示場までの距離感を確かめるために、3・4グループに行くことにしていた。

 UD・WSは最初に前回のまとめと本日の進め方の説明があった。

 グループは上記のような6つのグループに編成するので、テーブルの上に1から6までのグループ表示があり、希望者は自分の希望のグループのテーブルに行った。
 各グループだいたい7,8名の構成となるはずで、多いところと少ないところがあれば調整するということだった。

 私は3・4グループに入った。
 でもここが一番人気となり、付き添い等を含めると18名となった。最初人数調整しようとしたが、途中で放棄して、このままいこうということになった。

 このグループで、コースリーダー、タイムキーパーを決めた。
 コースリーダーは誰もやりたがらないようだったので、私が手を挙げた。
 K女史がタイムキーパーをやった。
 今回は区役所の人が多くいるので、カメラ担当はおかなかった。

 今回のグループには視聴覚障害者が2人いたが、車椅子の人はいなかった。
 外国人はS女史のみであった。
 彼女は日本語と英語がペラペラの人で、今回も午後のスポーツ体験、その後の発表では2か国語のレシーバーをS女史以外の外国人2人は渡されて、日本人がボッチャ等のルール説明したものや発表内容等についてS女史がその場で同時通訳をやっていた。
 一応区役所のオリンピック・パラリンピック担当職員なので、仕方ない部分もあるが、同時通訳するというのは本当に疲れるようだった。
 確か国際会議等の通訳も手話通訳も5分くらいで別の人に交替していたようであるが、S女史は一人で延々と通訳していた。

 私たちの3・4グループは2つのグループに分けず、同時にまち歩きした。(以降3グループという。)

 まち歩き前にこの館の7階に展望台があり、そこに全員上って、そこから有明地区全体を見渡した。

 北方面では遠くに豊洲市場が見え、その東方向手前にBMXコース(自転車競技)、その右横に体操競技場、その右に有明アリーナ(バレーボールや車椅子バスケット等)、ずっと手前の右に有明テニスの森、有明コロシアムは共にテニス関係である。
 有明コロシアムの北にはゆりかもめ線(新橋―豊洲)が走っている。

 展望台の南の方にいくと、南東方向に東京ビッグサイト・国際展示場が見える。
 その近くにワシントンホテル等ホテルがいっぱいある。
 南方向に武蔵野大学、南西に水の科学館がある。

 今回の資料のコース地図を持って、有明スポーツセンターを出た。

 南に向かって行くとすぐ近くに下水道施設があった。
 虹の下水道館って気取った名前になっていた。

 そこを過ぎると、広い道路が2つ並列であり、そこを行くトラックが多いので、視覚障害の人は大変だった気がする。
 そこを越えて東の方向に行くと、ホテル群がいっぱいあった。
 名前はワシントンホテルくらいしか覚えていない。
 コースリーダーなので、18人が一団で行動できるように、主催者グループの担当者S氏と二人で気をつけながら歩いた。
 S氏は角々で一々人数を確認していた。

 そのうちに遠くに国際展示場の建物が見えたが、コースの半分にかかる時間が約1時間なので、ちょっとあそこまで行くのは無理と思った。

 手前の方に一つの目標であるパナソニックセンターはあまり時間が取れないが、とにかく入ってみた。
 1階のフロアのみしか見なかった。
 日本の文化コーナーでは数日前にテレビの朝ドラで見たような結婚式の花嫁の打掛がテレビ画面に映され、画面操作するとそれに模様をつけたりできるようであった。
 外国人のS女史が興味深そうに見ていた。
 食文化のコーナーでは春夏秋冬の食材の組合せクイズのようなものもあった。
 引率のS氏が一番楽しんでいるように見えた。
 そうしているうちに折り返しのために設定した時間がきたので、全員に知らせた。

 帰る途中にコンビニとかがホテルの中のようなところにあったので、そこで数人が昼食の買い物をしていた。
 帰りは三々五々のような状態であった。

 私は会議室でおにぎり2個を食べた。
 3グループの人も徐々に帰って来た。

 昼食後の休憩時間に外国人のS女史といろいろ話した。

 外国人の人が大阪北地震や北海道胆振地震で困っていたらしいこと、関東大震災で江東区が一番死者が多かったこと、アメリカのトランプ大統領はどう思うか、とかである。
 アメリカのトランプ大統領について、私は「3歩歩いて2歩下がる」という歌と同じで、オバマ大統領で3歩進み、トランプ大統領で2歩下がった状態ではないか、というと、2歩下がるどころではない、10歩以上下がっている、と過激であった。
 S女史は出身がカナダということで、アメリカの隣国として、NAFTA交渉などで譲歩を迫られていることに強い危機感を持っていることが窺えた。
 防災にも関心があるらしいことはわかった。
 ただどうすれば、というのはまだ理解していないようであった。
 防災についてはそれ以上は突っ込まずに、一応私の名刺を渡しておいた。
 福島原発事故は自然災害で起きたことだから、自然災害を抑え込めば、原子力安全は保てるかも、というと、本当かな、という顔をしていた。

 昼休みが終わる頃に、隣のB棟の建物の3階の体育館に皆は移動した。

 午後1時半から1時間で車椅子バスケットボールとボッチャの体験というプログラムであった。
 私は上履きとして運動靴は持っていないので、薄手のスリッパを持って行き、体育館入口で履き替えた。

 まず最初に車椅子バスケットの模範として、車椅子バスケットボールの経験者がゲストとして呼ばれた。ちょっと変わった車椅子だと思った。

画像

         図3 車椅子バスケットの車椅子の外観

 前後左右に自由に動けるように工夫してあり、2つの車輪自体が斜めになっていて、後ろに第3の小さな補助車輪がついている構造である。
 身体の不自由度によって、通常の高さのバスケットと1mくらいのバスケットの2種類がある、とのことであった。 ボールを持てるのは車輪2回回しでそれ以上のボール保持はできないので、バウンドさせる。(普通のバスケットボールのトラベリングと同じルールである。)
 前方に投げてバックスピンをかけてまた持つということと相手がディフェンスにくるとそれを避けながら進むという高度なテクニックを必要とするようであった。
 その技術を何回かデモンストレーションしてくれた。
 後で視覚障害者の人が何人かこの車椅子バスケット用の車椅子に乗って体験していた。

 この後、ボッチャの競技説明に移った。
ボッチャのゾーンはスローイングボックスといって、競馬のスタートゲートのような平面があり、前方に野球のホームベース型のコートがある。

画像

         図4 ボッチャ競技のゾーン概要

 2チームが先行と後攻を決める。
 それぞれのチームで6個ずつの赤いボールと青いボールを持つ。
 先行のチームは白いボール(ジャックボール)1個も持つ。

 このコートの中に先行チーム(今仮に赤チームとする)が1つの手のひらサイズの白いボールを投げてクロスの付近に止める。

 その後、先行チームは続けて手のひらサイズの赤いボールを投げてできるだけ白いボールに近づける。
 後攻チームは青いボールを同じように白いボール目掛けて投げる。
 赤と青のボールで遠い方のチームがその後に投げる。
 これを繰り返す。
 最後に白のボールから遠い青のボールより内側に赤のボールが4個あれば、4対0で赤チームの勝ちとなる。
 この辺りのルールはカーリングと同じようである。

画像

         図5 ボッチャ競技の得点状況

 このボッチャについて6チーム必要なので、参加者36人を適当に分けて、2チームずつの対抗戦を行った。
 私も1回加わり、赤いボールを投げたがうまくコントロールできず、白のジャックボールからかなり遠くの位置で止まり、得点には絡めなかった。
 後は視覚障害者の人の補助を行った。
 視覚障害者の人は白のジャックボールが見えないので、指導員の人が白のジャックボールの位置で手を叩いた。
 それで距離感はつかめたが、放る時に違う方向に投げたので、2回目の時は腕を振る方向を指示してみたが、やはりうまくできなかった。
 視覚障害者の人にはかなり難しい競技かな、と思った。
 車椅子の人は結構楽しんでいたように見えた。

 ちょうど1時間くらいで3ゲームが終わる頃にタイムアップとなり、元の隣のA棟の会場に戻ってきた。

 この後で、見てきたことをまとめるのに、模造紙と付箋紙を使った。
 模造紙の中心に何もないとまとめにくいので、資料の中の有明地区の図を貼った。
 端の方に3グループと構成員メンバーの名前を書いた。
 付き添いを除き、3グループは16人であった。

 その次の各自が見てきたことで気がついたことを付箋紙に書いて、それを発表していった。
 同じことを感じた付箋紙群は地図のその場所に近いところに集めて貼っていった。

 こうして3グループの模造紙の「気がついたこと」マップが出来上がった。

 さて次は誰が発表するか、である。
 私は今回も、タイムキーパーをやり、この模造紙のマップ作成に積極的だったK女史がいいと思った。
 K女史に発表してはどうか、というと、やはりやってみる、とのことで、K女史が前回に続き、発表した。

 亀戸、豊洲、門前仲町、有明とまち歩きしてみて、やはりそれぞれの町に特徴があることがぼんやりとわかった。
 亀戸と門前仲町は共に古い伝統の町で、神社やお寺等を中心に発展してきた。

 でも豊洲はこうした神社仏閣が何もない。
 しかし、50階建てのノッポビルがたくさん建てられてきて、東京オリンピック2020年にもスポーツ会場が多くみられるスポットとして人気があるようである。
 豊洲のみが人口増加しており、小学校も増えているが、他の地域では学校の統廃合がそろそろ話題になりそうな状況である。
 これらの背景、またユニバーサルデザインとして、車椅子の人、目・耳の身体障害者、外国人への均等な理解ができるマップ作り等出来るのかいな、とも思う。
 でもちょっと亀戸に関して考えたマトリックス表形式に豊洲を入れて考えてみた。

            施設      |   観光    | その他
人の形態
 − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 
健常者       トイレ、休憩所  亀戸天神、香取神社  歩行者天国
           高層ビルが多い ゴミ箱が少ない
           日陰が少ない   夜景がきれい      日本初のセブンイレブン
− − − − − − − − − − − − − − − − − − − −
 外国人       ハラル、教会、  梅屋敷切子体験   QRコード、買物・土産
           観光協会、コンビニ 石碑説明、由来の英語 パンフレット
           英語の説明     自販機、コンビニ、WiFiのマップ
− − − − − − − − − − − − − − − − − − − −
 視覚障害者     横断歩道の音声   歩道に自転車
            点字ブロック       町全体が触ってわかる模型
− − − − − − − − − − − − − − − − − − − −
 聴覚障害者     車のクラクション
             が聞こえない
− − − − − − − − − − − − − − − − − − − −
 車椅子の人     段差、階段、傾斜   公園内スロープ
           タクシー、バス
− − − − − − − − − − − − − − − − − − − −
 弱者        ノンステップバス
(妊婦、老人、子ども) トイレのおむつ替え トイレ、ベンチの場所
− − − − − − − − − − − − − − − − − − − −

 今回もかなり時間が経ってしまったので、他のグループの発表等もあまり覚えていない。

 また16時近くに次回(11/18(日)PMのみ)は江東区文化センターでこのWSのまとめを行う、との説明で本WSは終了した。

 私は次の防災シンポまで30分しか余裕がないので、すぐに会場を後にして国際展示場に向かった。
 何とか16時半前には会場に到着できた。
 この内容については、余裕があればこのブログに書くつもりである。


<ユニバーサル・デザイン ワークショップ第6・7回のプログラム概要>
 1.日時:2018年(平成30年)10月13日(土)10:00〜16:30
 2.場所:有明スポーツセンターA棟6階会議室
 3.構成員:区民、相談員、外国人ゲスト、区職員
 4.費用:無料
 5.プログラム
  10:00 開会あいさつ
       オリエンテーション
       これまでのまとめ、有明の情報提供
       マップの方向性確認(オリンピック施設、競技の紹介、ゆりかもめの乗り方等)
  10:20 グループ分けと準備
       ・自己紹介 ・資料、コースの確認
  10:40 展望台から風景確認
  11:00 まち歩き(会場付近の現場見学)
  12:30 まち歩き終了
       各自昼食
  13:30 集合:パラスポーツ(ボッチャ)を体験しよう!
  14:30 グループで有明地区のUDマップのアイデア出し
  15:30 発表・全体で意見交換
  15:55 アンケート記入、事務連絡
  16:00 終了
         −以上−

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
驚いた

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
第6・7回ユニバーサルデザイン・ワークショップに参加 一つの石のブログ−科学と将棋と教育を好む人へ/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる