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zoom RSS 前立腺検査入院のこと

<<   作成日時 : 2018/09/16 15:38   >>

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 前立腺のがんの疑いがある、とのことで検査入院した。

 今年7月15日のブログで人間ドックの受診と結果の一部について記した。
  https://hitotsunoishi.at.webry.info/201807/article_3.html

 その時、以下の3点に関して再度の受診を決めた。
 (1)胃と十二指腸の病変の疑い:7/18(水)AMに内視鏡検査(胃カメラ)
 (2)前立腺肥大:8/13(月)AMにMRI検査&血液検査
 (3)前立腺肥大:8/18(金)問診(結果判定)

 (1)に関しては、一応問題はなく、来年のドックまで様子を見るということで安心した。
 (2)について、8/13(月)に受診した。
 (3)の時に(2)の結果の説明を受けた。

 その結果、前立腺のがんの疑いがある、PSAの値も4、とのことだった。
 その結果を受けてどうするかと言われた。
 人間ドックの病院ではこれ以上の検査は受けられない、もし検査をするとしたら、R病院で生検を受けることができる、そのための紹介状も書く、とのことだった。

 少し考えて、その場で生検を受ける、ということを答えて、紹介状を書いてもらった。
 その日の帰りにR病院に電話すると、いきなり生検ということはなくて、まず問診等を受けて、その後に検査日程を決める、とのことだった。
 それで8月23日(木)に問診に行くことを決めた。

 (4)R病院での問診8/23(木)
 8月23日にR病院に行った。
 予めR病院の地図をもらっていたが、目印の建物がよくわからずやはりウロウロした。
 何とかR病院につき、受付に行くと、診察カードを作ってくれ、それを泌尿器科の窓口に行って出すように言われた。
 窓口に行って診察カードと紹介状を出すと、番号札を渡された。
 しばらく待って番号を呼ばれた。
 診察室に入ると女医さんだった。
 でも型通りの説明を受けた。
 前立腺の検査(生検)は肛門からエコー(多分超音波検査装置)を入れて、前立腺を見ながら12か所に針を刺して細胞を採取してがんかどうかを診断する、というもので、図解入りで説明された。
 この時の図解ではないが、インターネットで調べた東戸塚記念病院HPの前立腺生検の図を載せておく。

画像

         図1 前立腺生検の図解例

 何時にするか、という日時を調整し、9/12-9/14の2泊3日と決めた。

 その後、人間ドックで受けた検査と同じ検査、血液検査、胸部X線写真、心電図、尿のスピード検査、尿の残量検査、尿サンプルの検査、血圧を測定した。
 また、入院に関しての生活等の相談ということで、相談員室で相談員から入院診療計画書を渡され、心構え、準備するもの等を説明された。

 以下はその経過を簡易スケジュール的に示して、順に説明する。

 大まかに言えば、入院日に体調を整え、翌日朝絶食して生検を受けて、翌日まで様子を見て、経過良好であれば退院となる。
 もし、経過が悪ければ退院が延びる、とのことであった。

 (5)9/12(水)入院初日、生検準備
 (6)9/13(木)生検
 (7)9/14(金)退院

 (5)9/12(水)入院初日、生検準備
 前日までに小型洗面器(家の風呂場のものは大きいので持ち運びできない)とスリッパを百均で買い、名前を書いた。
 下着も新品を用意し、タオルと共に名前を書いた。
 ティッシュペーパーも一箱用意した。
 ドラッグストアで簡易型の歯磨き、歯ブラシも買った。
 湯呑もプラスチック製のものを用意した。
 シャンプーと石けんは買い置きがあった。
 他は旅行用と同じで、靴下2足、髭剃り、スマホと充電器、ニンテンドーDS(将棋ゲーム)とその充電器と3つ又のコンセントを用意した。
 この他、本も用意し、大きめのボストンバッグに詰めこんだ。
 ビニール袋も5,6枚入れておいた。
 
 入院当日の朝から気分は重かった。
 逃げ出したい、という気持ちと、この間の8/23の血液検査でPSAの値が下がったから生検しなくていいよ、とか言われないか、と思ったりして、暗たんとした気分で朝10時半に病院に行った。

 この日の受付は通常の場合と違って、いきなり会計のところに行き、保証金10万円を預けた。
 クレジットカードであれば、これは要らないようであった。
 私はAMEXカードを持ってはいるが、あまりこういう場所で使いたくなかったので現金を用意した。
 実際には費用5万円くらいということで、後で精算してくれるのであるが、ある種の逃走防止用かと思ってしまった。
 10万円預けたので、預かり保証書を渡してくれた。
 また、日常飲んでいる薬の確認があり、何も飲んでいないと言った。
 また、経歴書等を出した。
 退職前の勤務状況と入院前の日常生活の様子を聞いたアンケート用紙の提出、それと病院用パジャマの貸与、入院誓約書と手術の同意書の提出を行った。
 この他にディスポパンツという生検当日のみ使用する特殊なパンツを売店で購入して、入院病棟まで行った。

 8階の一角の6人部屋とのことで、世間話とかしないといけないかな、と思った。
 ナースステーションで検査入院を告げると、部屋は前の退院者の片付けがまだ終わっていない、とのことで、待合室で約1時間待たされた。
 その後、入室してみると、6人部屋といってもカーテンレールで仕切られており、ほとんどの人がカーテンレールで締め切っており、世間話とかの雰囲気ではなかった。
 すでに生検を終えた人や他の手術をしている人もおり、この日何もすることがない私はこうした人たちと看護師さんの会話等を聞いて、明日の生検の恐怖が少し湧き上がってきた。
 また、お見舞いの人はあるかと聞かれ、誰も来ないというと、あれっというような顔をされた。
 病室の他のベッドには見舞客が入れ替わり入っていたようであった。

 私を担当してくれる看護師さんは20代の女性のようで、お風呂をどうするか聞かれたので、入りたいというと、夕方19時を予約してくれた。
 またテレビが各ベッドに1台ずつあった。
 無料かと思ったら、TVカード式になっており、売店でカードとイヤホンを購入してください、と言われた。
 仕方なく1階の売店まで行ってカードを買った。
 19時間視聴可能で1枚1,000円、イヤホンは片耳式で150円であった。
 その後、病院のパジャマに着替えた。
 服は専用ロッカーに、貴重品は机の引き出しの中に簡易金庫があり、そこにカギをかけて腕にかけた。
 また、腕にネームバンドを付けられた。
 患者取り違え等の事故防止用らしい。
 血圧と体温を測った。血圧は上が139、下は聞き逃した。ちょっと高めである。体温は36.8℃であった。
 昼食、夕方には夕食が普通に出た。
 夜19時にはお風呂に入った。
 浴槽内に座る台があって邪魔な感じがあったが、身体が不自由な人用かな、と思った。
 その後はTVを見て過ごし、入院初日は終わった。
 TVは途中でチャンネルが勝手に切り替わったり、ボリュームが上がったりした。
 どうも隣の病室のリモコンに反応しているらしかった。
 21時消灯だったようであるが、21時半頃までTVを見ていた。
 枕もとの明りなので、他からは見えにくいとは思うが、真っ暗な中にTVと明りはちょっと迷惑だったかもしれない。
 
 (6)9/13(木)生検
 朝起きて、髭剃り、歯磨き、トイレを済ませた。
 今日は朝から絶食であり、飲み物も朝起きた時から7時45分(生検3時間前)までOKである。
 しかし、水かお茶のみで、これらの飲んだml数まで書くように言われたが、そんなのなんてわからないというとだいたいでいい、とのことだった。
 私は5時半、6時半、7時半の3回に100mlずつお茶を飲んだと書いた。

 お茶は昨日入院前に駅からR病院までの道で自販機から3本の500mlのお茶のペットボトルを買ってきた。
 病院の待合室には無料のお茶給湯器があったのだが、そんなことは知らないので、買って持ち込んだのである。
 7時半に抗生物質の薬を飲むように言われたので飲んで、お茶をその後に飲んだ。
 この時から生検が始まる10時45分までの約3時間の間は不安に駆られた。
 逃げ出したい誘惑と必死に戦った。
 ちょっと極端かもしれないが、死刑囚が死刑執行を待つときこういう心境になるのでは、と勝手に思った。

 10時頃に検査着に着替えた。
 上下が一体となったワンピースみたいなものである。
 看護師さんにディスポパンツを渡した。
 それからメガネと入れ歯と腕時計を外して、机の上に置いた。

 10時40分くらいに看護師さんが来て、4階まで案内してくれた。
 検査室に入ると、そこには別の検査用看護師が待っていて、名前と生年月日を確認された。
 検査室に入ると、上半身裸になってあぐらをかいた姿勢になって、仙骨ブロックという下半身麻酔を行った。
 右手に血圧、左手人差し指に酸素濃度測定器を付けられた。
 下半身が徐々に麻痺してきて、それから、お産の時の足を広げる機器のようなもので大きく股を広げられ、パンツも脱がされて、生検が始まった。
 生検は針で12か所の細胞サンプルをピストルのカチッというような音と共に、瞬時に抜き取るものらしかった。
 10分くらいで生検は完了したが、この前後に尿管をおちんちんの中に入れられた。
 でも下半身が麻痺しているのでよくわからない。
 それから寝た状態で、手術台から移動用ベッドに横滑りで移動させられ、そのベッドを移動して居室に戻った。
 この前後にディスポパンツをはかされたように思う。
 12時少し前に終了したようだった。

 これから3時間は金縛りの状態でいるように言われた。
 頭を起こすと、麻酔の関係で頭痛を起こす人もいるらしい。
 さて困った。
 時間がわからない。
 腕時計は手術前に外して机の上に置いてあるが、身動きできない。
 看護師さんが離れる前に腕時計を取ってくれるようにいっておけばよかった。
 また腕時計のためだけにナースコールを呼ぶというのも気が引けて、そのまま時間がわからず3時間天井を見続けた。
 15時頃に看護師さんがやってきて横を向いてもいい、飲み物を飲んでもいいと言うが、飲めない。
 看護師さんが急須型の透明な容器を持ってきてくれ、それにペットボトルのお茶を注いでもらい、やっとお茶が飲めた。
 また、テレビをつけてもらい、それを私が見やすいようにテレビのスタンドを調節してくれた。
 私はリモコンで昼の再放送ドラマを2時間見て過ごした。
 途中血圧を測り、やはり140くらいであった。体温も37.4℃と少し高めになった。
 5時間経って起きてもいいと言われたが、尿管が入ったままなので歩けない。
 棚の上にあるティッシュペーパーも取れない。
 夕食を持ってきてくれた人にティッシュペーパーを取ってもらった。

 夕食はやっと食べられた。
 でも尿管を付けて、また左手甲には生検後3時間とその後連続して5時間の点滴の針がつけられたままで夕食を食べた。
 このまま点滴を続けると、夜の10時頃に終わるような気がして、夜の見回りの看護師さんが気がつかなかったり私が寝てしまうと、点滴が終了して血管の中に空気が入るという恐怖に駆られた。
 幸い20時頃に終わり、看護師さんが来て終了処置をしてくれたが、点滴針はそのままにしておくという。
 どうもばい菌が入って発熱した場合に備えて、針とその接続端子を置いておくということらしい。
 左手に固定した点滴針を残し、尿管を挿したままで寝た。
 この日は21時くらいにはTVを消して寝た。

 (7)9/14(金)退院
 朝5時には起きていてNHKのニュースを見ていた。
 朝7時頃に看護師さんが来て、体温と血圧を測った。
 体温は36.4℃であり、ばい菌感染はなかったようである。
 血圧も上が114で元通りの低血圧に戻った。
 やはり生検という緊張感で12日、13日は高かったらしい。

 この後、看護師さんが尿管を抜いてくれた。
 血尿は尿バッグの中にはなかったらしい。
 看護師さんは直後のおしっこを取って検査場所に置いて欲しい、というのでコップに半分くらいとっておいたが、後から聞くと何もなかったという。
 どうも誰かが間違えて捨ててしまったらしい。
 もう一度おしっこした。
 両方共に、最初の1,2秒血尿があり、その後通常の黄色いおしっこであった。
 トマトジュースのような血の色というわけではなかったので、退院の許可は出た。

 その後、先生が来て、10月9日(火)9:30に検査結果説明と提案されたが、その日は義父宅にいる時なので都合が悪いというと、後で調整することとなった。

 退院前に看護師さんから、生活上の注意事項の説明を受けた。
 生検後は前立腺の影響から軽い血尿が続くが、水分を1,000〜1,500ml/日摂取して、血尿が早く終わるように心がけること、排便はいきむと血尿が出やすくなるので、下剤を使うとよい、熱い湯に30分以上入らない、シャワーならよい、1時間以上座ると前立腺を圧迫するので休憩を取るようにすること、重い荷物を運ばない、ビールは控える等を説明された。
 また、排尿をスムーズにする薬と痛み止めの薬を渡された。
 前者は1週間朝食後に飲んで欲しい、後者は痛む時だけ、とのことだった。

 帰る前にナースステーションの横に置いてあるアンケートボックスに、生検後の3時間の時間を測る時計がない、点滴時の終了の際の空気混入不安等を書いて出しておいた。

 会計に行き、預かり証を見せて10万円を一旦返してもらい、実際の入院費用46,940円を払った。

 家に帰って2,3回は、いつも最初にちょっと血尿が出た。
 その後は徐々に出なくなり、普通の状態に戻った。
 血の塊が出たり、尿が出なくなったり、高熱になったりしたら、病院に相談のこと、と言われて少し怖かったが、そういう異常は何もなく、また家で安静にしていた。

 午後に担当の看護師さんから連絡があり、10月16日(火)9:30より生検結果説明という提案だったので了解した。

 今回の生検において、防災の視点も多少考えた。
 病院に入院してすぐに非常口を確認した。
 手術中に地震が来たらどうなるかを考えたが、これはどうしようもないと結論した。
 手術後のベッドでエレベータの中にいた時も同じである。
 まな板の鯉状態である。
 でも今から考えると、アンケート用紙に地震時の生検という不安を書いておけばよかったと思った。
 そういう指摘があれば、病院の方で多少防災措置を考えてくれたかもしれないと思った。

 また、これから、検査結果を聞いて、もし悪い結果が出た時のことを考えておく必要がある。

 しかし、ちょっと気が重い。
              −以上−

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