久しぶりの自転車

 久しぶりに自転車に乗った。

 自転車に乗ったのは何時だっただろう。確か小学生の頃に田舎の母方の家に自転車があり、その自転車に乗る練習をした覚えがある。中学か高校に田舎の自宅に五段変速の自転車があって何回かサイクリングに行った記憶がある。
 大学、社会人では乗る機会がなかった。都会に住んでいると電車とバスの利用で十分であり、あまり車や自転車を使うという考えはなかった。
 結婚後に妻が買い物等に使うというので三輪車型の自転車を購入したが、二輪の自転車より操縦が難しくて手放したと思う。
 今は娘がどこかに出かける時に使うために持っている自転車がある。娘に聞くと、後輪の空気が入らないというので、土日に開いている近所の自転車修理屋さんに持っていくと単に空気が入っていないだけということであった。
 この自転車を娘から借りることにした。

 なぜ自転車に乗ろうとしたかというと、放射線モニタリングのためである。家の近所の公園2ヵ所、家のある場所から東西南北4ブロックの散歩できる範囲は大体歩き、ホットスポットがないことは確認できた。
 これ以上の範囲を広げようとすると、バスよりも自転車の方が小回りが利くのでよいと思ったわけである。もちろん車を購入しようなどとは思わない。

 8/20(月)より自転車に乗って朝7時頃に首にアイスのマフラーをして熱中症対策をして放射線モニタリングに出かけた。久しぶりの自転車なので戸惑いや快感があった。その項目を挙げてみる。
 (1)手にマメ、(2)股、尻の辺りがこすれて痛い、(3)自転車の保管場所、(4)熟睡、(5)ベル、(6)道のデコボコ、(7)対向自転車・人、(8)追い越し、(9)モニタリングの仕方、(10)風を感じること、(11)夜間の蛍光ランプ
である。
 以下で、順に説明する。
(1)手にマメ
 手にマメができた。ハンドルをぎゅっと握っているせいである。学生時代の器械体操での鉄棒以来のような気がする。でもなぜかうれしい。
(2)股、尻の辺りがこすれて痛い
 サドルにまたがる感じがまた久しぶりであるが、股、尻の辺りがこすれて痛い。まだ皮はむけていない。ちょっとした坂を上る時に立ち上がりはしないが、力を込めてこぐので余計痛かった。
(3)自転車の保管場所
 マンションの駐輪場に行った時に自分の家の自転車の保管場所がわからなかった。娘の自転車がどんな型だったのかさえよく覚えていなかった。確かこの辺りと思う場所に見覚えのある自転車がない。家に帰って娘に聞いた。すると覚えている場所の正反対の場所(奥から8番目と思っていたら、手前から8番目)であった。見るとかすかに見覚えがあった自転車がそこにあった。でも車輪とフレームの間に鍵がかかっている。また帰って娘に鍵の保管場所を教えてもらった。
(4)熟睡
 自転車に乗り始めてから最初の2日間は普段の5時間睡眠が倍の10時間睡眠となった。というか、5時間経った後でも起きられない、という方が近いかもしれない。自転車に乗ることは全身運動であるから、最近週1回やっているアイススケートとはまた違った運動かもしれない。運動不足を感じた時に、ボーリングやアイススケートは思いついたのに、自転車ということは思いつかなかった。スポーツということにこだわっていたせいかもしれない。
(5)ベル
 自転車には警告用のベルがついているが、今は固定器具がほぼ壊れていて使えない状態にある。娘に言うと、盗難防止用の器具を走る時にはベル固定用に使っているという。なるほどと思う。ただ、修理しようという発想にならないところが昔の私と同じである。人と関わることをできるだけ避けたいようである。
(6)道のデコボコ
 道のデコボコが結構気になる。初日に放射線モニタリング装置を荷台の中に記録ノートと一緒に入れていたが、デコボコでよく揺れる。少しでも振動の衝撃を和らげようと2日目からは首にぶら下げた。歩いている時は道のデコボコはそんなに気にならなかったが、自転車に乗ると道路のつぎはぎ舗装は気になる。また亡妻が妊婦の時ちょっとした坂道を歩くのが辛いといっていたが、ちょっとした坂道も太ももにかかる負担は結構なものである。逆にちょっとした下り坂は漕がなくていいので楽な気分になる。
(7)対向自転車・人
 対向自転車は大きい道であればいいのだが、狭い歩道では少し怖い。自転車は車道を、というのが道路交通法の原則だが、車と一緒に走るのは怖いので私も歩道を走っている。だから狭いのが当たり前であり、対向自転車はすれ違うのがバランスを崩しそうで慣れていないのでまだ少し怖い。向かってくる人は自転車ほどではない。
(8)追い越し自転車・人
 私はそんなにスピードは出していないから、自転車を追い越すことはまずない。のろのろ走っていると後ろから抜かれることは多い。歩いている人を追い抜くことはあるが、歩行者が時々抜こうとする側に動くことがある時はひやっとする。また、横道から出てくる車、横道に入ろうとする車にも注意することが必要である。
(9)モニタリングの仕方
 放射線モニタリング装置は10秒毎に表示が変わる。歩いている時はその連続性がそんなに変わることはないが、自転車に乗っていると、その測定の連続性に疑問が出ることも考えられる。少し放射線のレベルが高いところで測ると、直後の測定データと1分くらい後のデータは2割くらい高くなった。ということはそれぐらいの誤差は出る可能性があるので気をつける必要がある。おおよその目安にすることで気になるポイントは1分以上の測定が必要である。
(10)風を感じること
 自転車に乗っていると、当然風を感じる機会が増える。この風が気持ちいいのである。自転車に乗っている人はこれが癖になるのかもしれない。スポーツカーで風を感じることの小型版であろうか。
(11)夜間の蛍光ランプ
 娘に聞くと夜間の蛍光灯は使えないらしい。今は夜間に使用するつもりはないのですぐに、というわけではないが、自転車の基本機能は満足しておく必要があるので、ベルと同じく修理しておきたいと思う。

 これから放射線モニタリング測定の行動範囲を広げるのに自転車を活用していこうと思う。ただ、その時に、交通事故や人との接触事故、熱中症には十分注意を払うようにしていきたいと思う。

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