親学での採点

 子どものことについて少し書く。

 毎日新聞HPの「毎日かあさんち」であるお母さんの悩みが書いてあった。概略以下の通りである。
 『もうすぐ5才の息子と2歳半の娘の母で、息子のことで悩んでいます。母親にベッタリの息子で私以外の人と、話したりスキンシップをしたりするのを極端に嫌がります。最近は特にひどく、父親に対してひどい。』というものでした。

 私の回答は以下の通りである。

 『お父さんの実力を見せられたらいいんですけどね。私の家ではもう子どもが大きいので、臨場感というのではありませんが、ケンダマをやってみせたり、あや取りをやってみせたり、と男の子はそういう実力を見せる相手には尊敬の念を持ちます。大きくなると人間関係の作り方とかは親がPTA等で見せてあげると子どもの人間関係でマネをするのかなあ、と思います。でもそのためには、父親が子どもに関心を持たなければなりません。果たして父親への母親の教育ができるか。親学というのがありますが、それを調べてみてください。黙っていても立派な親になれるわけではありません。親も子どもと一緒に成長する、それを見て子どもがさらに親を見直す、この相乗作用が親子の関係で必要なのではないでしょうか。』

 さてここで登場する親学って何だろう。自分で言っておいて忘れている。インターネットで引いてみたら教育再生会議で2007年4月に親学もどきの提言があったらしい。

毎日新聞のオンラインニュース(4月26日)によれれば、以下のものである。

1.子守歌を聞かせ、母乳で育児
2.授乳中はテレビをつけない。5歳から子どもにテレビ、ビデオを長時間見せない
3.早寝早起き朝ごはんの励行
4.PTAに父親も参加。子どもと対話し教科書にも目を通す
5.インターネットや携帯電話で有害サイトへの接続を制限する「フィルタリング」の実施
6.企業は授乳休憩で母親を守る
7.親子でテレビではなく演劇などの芸術を鑑賞
8.乳幼児健診などに合わせて自治体が「親学」講座を実施
9.遊び場確保に道路を一時開放
10.幼児段階であいさつなど基本の徳目、思春期前までに社会性を持つ徳目を習得させる
11.思春期からは自尊心が低下しないよう努める

 これらを基に我が家の採点でもしてみよう。もう子どもも大きいので、多少客観的に見られるだろう。

 まず、1の母乳。これは共働きの妻が職場で搾乳して少しは飲ませていたが、基本は粉ミルク。母乳はビタミンKだったかが不足するとの情報があったので粉ミルクは必要であろう。子守歌はどうか。お風呂に私が二人とも入れていたが、お風呂の中でいつも「ドレミの歌」を歌っていた。子ども二人の名前の頭文字がドレミの中にあったので、そこだけ替歌。多少は情操教育になったかな。50点くらいかな。

 2の授乳中のテレビ。これは関係なくつけていたので0点。授乳は私もやっていた。ただし、夜中の粉ミルク授乳は妻3:私1くらいの比率。眠いのはどちらも同じ。

 3の早寝早起き朝ごはんの励行はどうか。早寝早起きはだめでした。夜更かしばかり。夜泣きもあったし。朝ごはんはパンと牛乳は食べさせていたかな。30点。

 4のPTAの父親参加。これはもう100点であろう。何せ、会社の年休は子どもの行事に合せて休んでいたから消化率100%。子どもが大きくなってもう来なくていい、といっても無理やり行っていたから。いつも参観日はウィークデイでは黒一点。子どもとはよく対話した。教科書も一通りは見ていた。ただし得意の算数と理科程度ですが。

 5のインターネットのフィルタリングについては0点。子どもの自主性まま。しかし、子ども二人のモラルは親にも厳しく、妻が赤信号を渡ろうとすると制止する、19歳の娘にビールを勧めると未成年に酒を勧めると罰金と言って手を差し出すような子たちである。でも今は2チャンネルやニコニコ動画の大ファン。夜更かしは当たり前。時に徹夜もあり、親の監視がまったく機能していない。

 6の企業の授乳休憩については、妻が公務員であるから授乳はできたが休憩まではどうか不明。まあ50点か。

 7の親子で演劇とあるが、一緒にテレビを見て批評したり、クイズ番組で速く回答できるか競ったりしている。演劇はみたことがない。でも子どもが小さい頃、科学の催し物に何回か連れて行った。今なら米村伝次郎先生の科学ショー等を時々みている。まあ、50点か。

 8の親学については地方自治体のすることであるから、評価できない。私としては出向中に親学の講座を受講したことが記憶にある。たしか要点は子どもの気持ちになって考える、だったと思う。

 9の遊び場の道路開放も自治体事項である。子どもが小さいころは近くの公園によく散歩した。息子とはビニールボールのキャッチボール、サッカー等はよくやった。娘とはバレーボールをやったかなあ。
 
 10のあいさつ等の徳目、とのことであるが、PTA等での親同士のあいさつや仲のよい子の親との交流で示せたかなあ。また、保育園役員、学童保育(PTAの役員はやらなかったが)の役員をやって他の子どもも相手にしていたから、子どもなりに感じてくれたかもしれない。息子が小学6年生だったか、歯医者の予約があったのに学校が楽しかったのか忘れていたときは猛烈に怒った。「約束を守らないと社会では生きていけないぞ!」というように滅茶苦茶怒った。でもせいぜいそれくらい。70点くらいか。

 11の思春期の自尊心尊重についてはどうか。私としては尊重したつもりだが、高校進学、大学進学ではたして子どもの自尊心を尊重した選択ができたか微妙なところだろう。息子は親の期待通り、娘は親に反逆、という結果になった。しかし、娘が大学に入ってから、息子には謝った。親の押し付けではないかと思ったから。娘は自分の意見を通した。まあ、30点かなあ。

 こうしてみてみると、親としての私はせいぜい50点がいいところである。こんなだらしない親であるが、まあ、親がだらしないと子どもがしっかりする、との意見もあるから、これからも子の調子であろうか。でもできる限り二人の意見は尊重していきたいと思う。

 

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

niwatadumi
2008年03月09日 23:35
こんばんは。
>親も子どもと一緒に成長する、それを見て子どもがさらに親を見直す、この相乗作用が親子の関係で必要なのではないでしょうか
おっしゃるとおりと思います。
「親がなくとも子は育つ」と言いますが、逆に少なくとも子がいることは人間として成長するためのきっかけになりますね。ただ、その機会を逃す親も多いことが気になります…。1年間ではありますがPTAを通していろいろな親たちを拝見し感じたことです。公立と私立では異なるんでしょうかね。

この記事へのトラックバック