将棋名人戦A級の状況を見て

 2/15(金)の毎日新聞に将棋の名人戦順位戦の状況が載っていた。

 将棋の名人戦順位戦はA級、B1級、B2級、C1級、C2級のクラスに分かれている。この下に奨励会という育成機関があり、3段から6級まである。ここをいい成績で勝ち抜けたものが半年に2名ずつ四段となり、C2級に登録される。ここからプロ棋士として給料が出るらしい。ここでいい成績を取ると年間3人がC1級に昇級し、同時に五段となる。C1級でいい成績を取ると1年に2人B2級に昇級し、六段となる。B2級からB1級も毎年2人が昇級して七段となる。B1からA級に昇級する時も年2人で八段となる。八段以上を名乗っている人はA級在籍経験があると考えられる。この他、100勝以上の成績で段位が上がるとかの別パターンもあるので一概には言えないが、おおよその棋士の実力はこの段位で推し測れる。
 A級は10人でこの10人総当りで成績の良い人が挑戦者として名人と7回の名人戦を毎年4月から行う。4勝を勝った人が名人となり、名人が勝てば防衛、挑戦者が勝てばタイトル奪取となる。
 降級はこの逆パターンとなり、名人戦で負けた人はA級に戻り、翌年また挑戦権を争う。A級で成績の悪い2人がB1級に降級、B1級の2人がB2に降級ーーーーtなる。最後のC2で成績が悪いと降級点制度があり、降級点が重なると、フリークラスというモラトリアム階級のクラスに降格となる。フリークラスで給料が出るかどうかは知らない。

 今期のA級は羽生王将と三浦八段の2人に挑戦権争いが絞られたようだ。3月初めの最終局で羽生王将が勝てば挑戦者、羽生王将が負けて三浦八段が勝てばプレーオフと羽生王将が有利な状況にある。羽生王将は不思議と名人戦は過去成績が伸びず、やっと出てきた感じである。かつての勢いが無くなったのか、それとも新たな脱皮の段階だったのかもし名人戦の舞台に上がれば注目したい。三浦八段は今まで降級争いばかりであまりいい成績でなかっただけに今期は何?という感じである。一過性のものか、大器晩成かを見たい気もする。

 降級は今期昇級した行方八段の降級が決定しており、残る1人が久保八段か佐藤棋聖となっている。佐藤棋聖が陥落すれすれというのも異常な事態だが、久保八段も瀬川四段騒動の対戦相手、また振飛車の華麗な捌きが面白いので両方残って欲しいが、どちらかが降級であるのは実力の世界だから、仕方ない。
 B1級は鈴木八段と深浦王位がすでに昇級を決めているが、渡辺竜王はここで今期も停滞している。竜王戦3連覇だったか?はすばらしい成績なのにA級に上がれないのは変な気がする。鈴木八段はその段位が示す通り元A級である。深浦王位も元A級である。新しい人の活躍はなかったか。
 B2,C1、C2は注目棋士がいないので省略する。

 将棋は自分としては激指というパソコン将棋ソフトとやってレイテイング戦でやっと700点台というレベルの低い状態ではあるが、将棋番組はNHK・BS2の土曜の将棋ウィークリーと日曜のNHK棋戦を時々見ている。
 名人戦は毎年3月は初めの最終局を割と注目してみている。NHK・BS2でかなり長く中継している。毎年の「将棋界の一番長い日」を今年も楽しみたいと思う。
 

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