一つの石のブログ−科学と将棋と教育を好む人へ

アクセスカウンタ

zoom RSS ネット講座「事例に学ぶ災害対策」終了

<<   作成日時 : 2018/04/22 10:13   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

 このgaccoのインターネット講座の最終レポートを4月15日に提出した。

 この講座は昨年の11月頃に開講予告があったのに、その後全然音沙汰なしなので、もうやらないかと思っていたら、今年の3月14日に開講のメールが来た。

 スケジュールについては末尾に添付する。

 防災関係のインターネット講座は、ちょっと前に東北大学の「東日本大震災の教訓を活かした実践的防災学」というのがあった。
 これは東日本大震災に特化した内容であった。
 こちらの岐阜大学の講座は、風水害・土砂災害、台風、洪水、阪神淡路大震災、関東大震災、熊本地震と多種多様な災害について取り上げていたし、最後には地区防災計画のことまで取り上げていた。
 これだけの幅広い内容であれば、昨年の11月から今年の3月まで講座が延期されたことがわかるような気がした。

 最後にはテストの他にレポート課題が出た。
 以下に示す。

<レポート課題>
 『本講座では,実際の風水害・土砂災害で,避難が遅れて被害が拡大してしまった事例,地震災害で,家屋の倒壊や火災,津波によってどのように死者が発生してしまったのか,また,関連死はどのように起きてしまうのか.ということ(第2週,第3週)から,「そうならないためにどうすれば良いか?」を考えるためのツール(第1週の防災情報の活用や第4週の対策事例や防災訓練,地区防災計画)について学んできました.
 そこで,災害で命の危険にさらされたり,劣悪な環境に置かれないために,事前に実施できる,実際的・実効的な防災訓練メニューを1000字程度で提案して下さい.
 その際,「防災気象情報の活用」または「実際の災害場面の仮想体験」のいずれかを含むものとし,「訓練そのものに参加したくなる工夫」と「訓練を通じて,実際に行動(対策,備え)に繋げる工夫」の両方を含むものとして下さい.
 本レポートでは,学んだことを踏まえて,実際に他者が参加したくなる,実際に行動に繋げられるような提案ができるかどうかを評価します.
 (岐阜大学 流域圏科学研究センター/清流の国ぎふ防災・減災センターの小山真紀准教授)』

 この課題を受けて、以下のようなレポートを書いて提出した。

 <防災運動会>
 私は防災士として防災訓練を魅力的なものにするために防災運動会を提案する。
 このアイデアを地区防災計画と同様の手順で考えてみる。
 計画実施主体を町内会、または自治会とする。対象者は町に住んでいる人全員とする。
 準備段階で日程、場所、参加者を決める。
 参加者は町内会役員、自治会役員、行政、学校関係者(先生、PTA等)、CSR(企業の社会的な責任、行政と防災協定を結んでいる企業もある。)の関心の高い地元企業、消防、警察、医療関係者、保健師、民生委員等である。
 運動会の実施例を挙げてみる。
 実施場所は小中高のグラウンドとする。雨の場合は体育館とする。
 想定は地震やそれに伴って起きる火災とする。
 ケガに備えて救護所を設置する。
 普通の競争は100m、200m、400m、1qくらいとする。
 障害物競走は避難所と書いた場所をゴールとして、はしごくぐり、跳び箱越え、網くぐり等を用意する。スモークハウス等もあると現実感があってよい。
 担架競争(負傷者想定)では大人4人で、水の入ったペットボトルを運ぶ。人間を運ぶと転んで危険である。
 車椅子に乗った人を押す競争、目隠し競争では目隠しをした人(地下街で煙にまかれた想定)が誘導者の合図で移動する競争がある。
 またAED競争として、AEDをあちらこちらに隠して、その場所を札で示し、それを取ってきて既定の場所で人形への胸骨圧迫とAEDの実施を行う。
 AEDの音は聞こえにくいので拡声器も併用する。
 また、この競争では消防隊員がまず見本を見せて、それを見て参加者が行う。また、胸骨圧迫等がうまくできたか消防隊員が判定して合格なら旗を上げ、だめな場合は指導を仰ぐ。
 非常用持ち出し袋を想定して、リュック競争も行う。中に水入りペットボトルを入れておく。
 おんぶ競争では子ども、または老人をおぶって、避難所まで逃げると想定した競争を行う。
 消火器を使って、的を倒す競争もある。
 昼食にはその地区で備蓄している防災食を食べる。食べた後は補給しておき、次回の運動会で食べて、賞味期限切れにならないようにする。
 昼休みには起震車を用意しておき、希望者に体験してもらう。
 また、参加者全員で○×クイズを行う。
 災害救助活動は最初の72時間が勝負である。〇か×か。
 意識不明の人は5分間脳に酸素が行かないと脳がかなりダメージを受ける。〇か×か。
 これらのクイズで勝ち残った人にはその年の防災名人の称号を与え、表彰する。
 また、ダンスの代わりにストレッチ運動を参加者全員で行う。エコノミークラス症候群防止のためである。
 運動会が終わるとその場でアンケートを答えてもらう。録音方式でもよい。
 数日後に反省会を行い、よかったこと、次回への改善事項を話し合う。
 地区防災計画の見直しも併せて行うとよい。アンケート等の結果も検討する。
 こうした取組を行うことで住民に楽しみながら防災の知識を得てもらうのがよいのではないかと思う。

 (自分のレポートの感想)
 本当は原子力保険の例のように、地震保険、津波保険、土砂災害保険、洪水保険(鬼怒川)、温泉保険(この前の草津のような例)等を自治体単位で加入する体制を考えて、防災訓練に参加することで、保険金額を下げる等のインセンティブを与える作文にしたかった。
 しかし、課題文に「防災気象情報の活用」または「実際の災害場面の仮想体験」のいずれかを含む、となっていたので変えました。
 自分でこのアイデアを思いついて、夜も興奮してなかなか寝られなかったです。

<追記>
 なお、この講座の最終的な得点は91点となり、修了証を取得できる見込みである。
 この他、このアイデアをこのレポートだけで終わらせるのはもったいないので、江東区と新聞投稿の両方に出してみた。
 両方ともボツかもしれない。


(他者の評価:この最終レポートは受講者同士の相互評価となる。)
 【項目1】「防災気象情報の活用」または,「実際の災害場面の仮想体験」のいずれかが含まれているか。
  総得点 6 out of 6 点
 他の受講者による採点結果(中央値) - 6 点

 【項目2】あなた自身が参加したいと思うかどうかについてその程度によって評価して下さい.
    0(全く参加したくない)から10(とても参加したい)の間で,あなた自身の参加したい程度を整数で数値化して下さい。
  総得点 8 out of 11 点
 他の受講者による採点結果(中央値) - 8 点

 【項目3】あなた自身が,この研修,訓練を受けて実際の行動(対策,備え)に繋げられるかどうかについて,その程度によって評価して下さい.
    0(全く繋げられない)から10(確実に繋げられる)の間で,あなた自身が実際の行動に繋げられる程度を整数で数値化して下さい。
  総得点 5 out of 11 点
 他の受講者による採点結果(中央値) - 5 点

(課題に対する総評)
<採点者 1>
 町内会或いは自治会単位の中の組単位で参加することを考えた方が、高齢者の避難行動を助ける或いは支援することにつながると思います。
 それから運動会というタイトルにこだわりすぎている帰来があるように思われます。
<採点者 2>
 高齢者にとって体力や気力の問題もあり、防災運動会は参加しにくい。
 もっと身近で役に立つ防災訓練を考えたほうが良いと思います。
<採点者 3>
 防災訓練にも参加しない引きこもりがちの人を運動会に引っ張り出すにはどうしたらよいか。

 

<災害に学ぶ防災 講座スケジュール>
 Week1:防災情報をどう使う?
      講義&課題: 2018年3月14日15時 公開 ← すべて日本時間 JST (UTC+9) とする
 1-1.  講座の解説
 1-2-1. 風水害・土砂災害と防災情報 その1
 1-2-2. 風水害・土砂災害と防災情報 その2
 1-3-1. 洪水ハザードマップ その1
 1-3-2. 洪水ハザードマップ その2
 1-4-1. 土砂災害ハザードマップ その1
 1-4-2. 土砂災害ハザードマップ その2
 1-5.  地震災害と防災情報
 1-6-1. 地震ハザードマップ その1
 1-6-2. 地震ハザードマップ その2
   * Week1 課題. 理解度確認クイズ 18点
   * 提出締切日時: 2018年3月27日23時59分
− − − − − − − − − − − − − − − − − − − −  
 Week2:過去の災害に学ぶ:風水害・土砂災害
      講義&課題: 2018年3月22日15時 公開
 2-1. 2015年関東・東北豪雨(1)
 2-2. 2015年関東・東北豪雨(2)
 2-3. 2016年台風10号(1)
 2-4. 2016年台風10号(2)
 2-5. 2017年九州北部豪雨(1)
 2-6. 2017年九州北部豪雨(2)
   * Week2 課題. 理解度確認クイズ 18点
   * 提出締切日時: 2018年4月3日23時59分
− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 
 Week3:過去の災害に学ぶ:地震災害
      講義&課題: 2018年4月4日15時 公開
 3-1. 1923年関東大震災
 3-2. 1995年阪神・淡路大震災
 3-3. 2011年東日本大震災(1)
 3-4. 2011年東日本大震災(2)
 3-5. 2016年熊本地震(1)
 3-6. 2016年熊本地震(2)
   * Week3 課題. 理解度確認クイズ 18点
   * 提出締切日時: 2018年4月17日23時59分
− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 
 Week4:私の防災・減災対策
      講義&課題: 2018年4月11日15時 公開
 4-1. 対策の振り返り(1)
 4-2. 対策の振り返り(2)
 4-3. 対策が進まない理由
 4-4. 対策をすすめる工夫
 4-5. 防災訓練の罠と活用
 4-6. 地区防災計画制度
   * Week4 課題. 理解度確認クイズ 18点
   * 提出締切日時: 2018年4月24日23時59分
   * 最終レポート28点
   * 提出締切日時: 2018年5月1日23時59分
   * 採点締切日時: 2018年5月8日23時59分
− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 
 修了条件
  得点率60%以上
    −以上−

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
ネット講座「事例に学ぶ災害対策」終了 一つの石のブログ−科学と将棋と教育を好む人へ/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる