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zoom RSS まるで学生時代に戻ったような(その2)

<<   作成日時 : 2018/03/11 20:05   >>

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 「まるで学生時代に戻ったような(その1)」(2018/2/4)というタイトルでブログを書いた。

 URLを挙げておくと以下の通りである。
  http://hitotsunoishi.at.webry.info/201802/article_1.html

 今回はその続編である。
 以下に追記したところは(追記)と書いておくので、上記のものに戻る必要はない。

 まるで学生時代に戻ったような感覚を今持っている。

 今年の目標のところの(8)の読書の項目Aネット講座で登録したものを7個挙げたのだが、このうち今5個を同時並行で受講・終了し、今また1個が始まった状況なのである。

 もう一度受講登録したものを挙げておく。(括弧内は開始日時)

 (a)総務省ICTスキル (1/16)
 (b)グローバリゼーション時代の国際政治(1/16)
 (c)観測的宇宙論入門(1/24)
 (d)実践的防災学 (1/25)
 (e)科学有機農業入門(2/1)
 (f)運動と健康の理論・実践(2/1)
 (g)科学技術コミュニケーション(3/7)

 このうち、(e)(f)は講座開講したものの、まだ受講していない。(追記:(e)(f)は受講済)
 (g)はまだ開講していない。(追記:開講したが、まだ第1週の4分の1しか受講していない。)

 これらの講座は1週間に1回、5分から10分のビデオが5回または10回で1週間分の終了となる。
 これらのビデオの視聴の後で、確認テストが5問または10問が3択式または5択式で出されており、この確認テストで60点以上の成績を取ると、修了証明書をもらえる。(追記:答えが最初間違っても2回くらい訂正できる。)

 受講したものについて、概要程度のみでも書いておきたいと思う。

 (a)のICTはITと同義語であり、日本ではITだが、外国ではICT(Information and Communication Technology)の方が一般的のようである。
 この講座は総務省の人が行うのでなく、外部の業者に委託して行っている。
 講座内容としては、第1週はデータ収集、第2週はデータ蓄積、第3週はデータ分析、第4週はデータ利活用、となっている。
 この講座の確認テストは受講したかどうかを確認するだけで、テストではない。
 今、第1週と第2週の受講を終了している。

 第1週での印象に残るのは、ウェアラブルデバイスで、血流、体温、脳波、目線、筋肉の動きなどを収集して、スポーツや健康維持等に活用するものである。
 第2週ではクラウドサービスというのが記憶に残るキーワードである。
 私もこのクラウドサービスを使い、インターネット上で5MB以上のデータを東京の自宅と仙台の義父宅で共にパソコン上でやり取りしたいと思っている。
 またスマホで、ドローンの飛行状況をビデオで1分間くらい録画したデータがあるが、これをパソコンに送ろうとしてできなかった。
 これらの容量だとメール送付できない。
 実際にはネット上で容量の大きいデータを預けられるところもあるらしいが、利用したことはない。

 今はUSBを使って必要なデータをコピーして手で持ち運びしている。
 これをインターネット上のクラウドサービスでやり取りできるのではないかと思っているが、何といっても心配なのはデータ流出である。
 ハッキング等はあまり心配ないと思っているが、ウィルス汚染してデータ流出する心配があるので、まだクラウドサービスは利用していない。
 つい数日前にビットコインのハッキングによる500億円近くのお金に相当するものが流出、と報道があった。
 こんな若い経営者が、と思う30代前後の社長が500億円の金を扱っている、という事実、FACEBOOKのザッカーバーグの9兆円には及ばないものの、最新技術によるお金の集中、その結果による貧富の格差の増大がある今の世界はどこかおかしい、と思う自分がいる。

(追記)
 第3週はデータ分析ということで、データを利用しやすい形にしておくことが必要である。
 構造化データ、半構造化データ、非構造化データの3種類がある。
 構造化データの例としてEXCEL形式、EXCELと似たCSV形式等がある。
 半構造化データとしてXML等がある。
 非構造化データとしてPDF、音声、画像、動画がある。
 一番利用しやすいのは構造化データであろう。

 日本の企業の多くはデータ分析というと、業務データを「見える化」するのが約70%と多い。
 データ分析の設計をする時に何をしたいのかを明確にすることが大事である。
 一番いい例としては、ビジネスとしては売り上げを上げたい、私生活ではダイエットしたい、ということがある。
 前者は(売上総額)=(単価)×(販売個数)として、この単価を上げると売上個数が下がる。ではどの辺で手を打つか、をデータ分析で探る。
 ダイエットなら、食事のカロリーと運動の量の傾向を調べたりして、どれが一番いいかを決定する。

 後はデータ分析の具体例として、EXCELの機能、相関と回帰分析等を説明した。
 最後に人工知能AIのことを取り上げた。
 汎用型AI(強いAI)、特化型AI(弱いAI)があり、前者はディープラーニング等の汎用性を持つものであり、後者は将棋や囲碁のAIが典型例である。
 汎用型の中では、機械学習、ディープラーニングがある。
 最近のニューラルネットワークはパターン分析に使われることが多い。
 医療におけるガンの判定等がある。(私もソニーのニューラルネットワーク型AIソフトを使って、手書き数字の0〜9の判別、深田恭子と北川景子の絵を学習させて、深田恭子のみを判別させることを実施したことがある。今は他のパターンを手探りしている段階である。)
 最近はGoogleの翻訳等がある。

 第4週ではデータ利活用ということで、政府のオープンデータカタログサイト、東京都の同様のカタログサイト等が紹介された。
 最後にIotの利活用として、政府のsociety5.0を紹介していた。
  (1)健康寿命の促進、例:オンライン診療
  (2)移動革命の実現、例:ドローン、自動走行システム
  (3)サプライチェーンの次世代化、例:製造・販売データの活用
  (4)快適なインフラ、まちづくり、例:Ict、ロボット、センサーを活用して橋・トンネル・ダムのメンテナンス
  (5)Fintech(財政革新)、例:キャッシュレス化
 
 この講座は確認テストはなく、講座を受講して、受講したというチェックを入れるだけでよかったのだ。

 しかし、それが逆にやる気をそがれ、他の講座を優先したことでチェック入力の期限切れとなり、期限切れ後にも受講だけはできたので受講は終了したが、あえなく落第となった。

 (追記終了)

 (b) 国際政治では、今アメリカを中心に反グローバルな動きが出ており、グローバル正義論(一国では良くても、多国では通用しない考え方はだめというもので、世界共通で使える考え方、例えば、自動運転は先進国では通用しても、アフリカに持っていくと、メンテナンスで多分アウト、また日本ではおそらく防災の観点、利用者の急病に関してアウト等グローバル正義論からすると不都合な真実が見える)の考えを見直してみたいと思っていた。
 この「グローバリゼーション時代の国際政治」の第1週は、平和を守るために国家が有用かどうかを議論していた。
 19世紀から20世紀にかけての帝国主義(資本主義)と共産主義、第一次大戦後の世界、第2次世界大戦後の冷戦体制、ソ連崩壊でのアメリカの覇権、テロと対テロ戦争、中国の台頭と2010年代のアメリカの地盤低下と混乱の時代というように、最近までの世界の動きとそれから見える国家像というものを説明していた。
 この中で、新しい『世界の平和体制』というものを構築していかないといけない、とのことである。

 第2週は豊かさを守る、つまり経済を通して、上記と同様の歴史を振り返ってみて、国家観を考えるというものであった。
 ボーダーレス社会では、貧困地域から抜け出して豊かな地域で暮らす、戦争地域から逃げる、等の従来の国家観では収拾できない事態が世界中で起きている。
 このような新しい『ゲルマン民族の大移動』のような世界で、この世界を安定させるための国家観をどのようにできるだろうか、と結んでいた。

 私は一つのヒントとして、途上国等との共同研究というような技術移転を行い、貧富の格差を縮小するような方向を考えている。
 金持ちによる寄付とは違うタイプの技術の均等化により、格差縮小等を進めたいと思う。
 または、フィルタと脱塩によるろ過器のような最新技術ではなく、台風による水の供給のような、水の蒸発や凝縮を用いた万能型純水製造システムのような、最先端ではなく、ユニバーサルデザイン的な技術の開発が必要ではないかと思っている。

 また、日本が明治維新以降に列強と伍していけたのは、江戸時代の寺子屋の読み書きそろばんによる教育のおかげではないかと思っている。
 このことから、ユネスコの世界寺子屋運動のように、教育の充実で、先進国と途上国の貧富の差を縮小できるのではないかと思っている。

 気がかりな傾向としては、中国等で行われているらしい遺伝子操作による天才の誕生等で、技術の進歩により、一つの国が世界を支配しようとする勢力が存在することである。
 アメリカ・ファーストやチャイナ・ファーストの考え方のような、こうした貧富の格差拡大につながる傾向も見られることを危惧している。
 この間の地元有志との懇談の席上で、「三歩進んで二歩下がる、今のアメリカなどは二歩下がっている状態なのではないか」という見解を述べてみた。
 新しい世界体制はすぐにできるのではなく、紆余曲折があるように感じている。

 (追記)
 第3週は暴力の連鎖というテーマで講演された。
 その中で印象的なのが、「安全で豊かな社会」と「危険で貧しい社会」の二極分化である。
 「危険で貧しい社会」から逃れようと、難民が「安全で豊かな社会」へゲルマン民族の大移動のように移動する。
 一方、「安全で豊かな社会」の人々は治安の悪化を心配して排除しようとする。
 でもこの社会はまた「危険で貧しい社会」へ武器を輸出している。
 メディアも貧しい世界が悪のようなイメージを作り出しているが、それが正しいということではない。
 貧しい国の人から見ると、大国が自分たちの秩序を守ろうとして、殺戮や軍を動員している、と見える。
 暴力は国でも家庭でも教室でも見られる。
 危険な国に行ってはいけないと外務省は危険な国のリストを出している。
 そこに人が行かないと、そこの人は孤立する。
 暴力はそうした閉鎖空間の中で広がる。
 暴力は貧しい国では富を持つ。それで人を従わせる。
 アフガンでは武装したものが闊歩する。ブルカを被っていない女性は殴られたり殺されたりする。
 その中で、インドの女盗賊のデービー女史の話があった。
 貧しい家に生まれ、小さい時から働いたが賃金を支払われないこと、レイプやDV等もあったので、盗賊になった。
 しかし、服役後に国会議員となり、女性のために活動した人もいたことが話された。
 今の世界は武装勢力とテロ、核拡散がまん延している。

 誰が止めるのか。
 一人一人が社会に真剣に向き合い、その中で暴力の連鎖は人間が作ったもので、アルコールや麻薬のようなものを根絶していく努力と同じような努力をしていくことが大事、との結論である。

 第4週では暴力の連鎖を解くのは誰か、というタイトルで講演された。
 講師の法政大・竹中女史の専門のインド等で、女性が主導権を持つマイクロクレジット(村内信用金庫のようなもの、村の銀行を自分たちで作った。)を立ち上げている、との話があった。
 この中でも重要な一つが識字率ということであった。
 つまり文字が書ける、読めると契約書や領収書の金額や管理が自分たちでできる、ということである。
 こういう生活の中から、貧困の脱却への一歩が見えるということである。
 識字率の低いところでは人々が差別されてきた。
 それを改善するのは容易ではないが、徐々に広がってきている。
 でも当然反動が起こる。
 古き良き時代を取り戻せ、という男性優位の動きである。
 ただ、こうした動きは今アメリカでも起きているようにどこにでも起きうる。
 しかし、歴史は徐々にこういう男性優位の社会から男女が平等になるような流れができてきている。
 インドでは投票率がどんどん上昇している。
 民主主義の根幹であるし、それを促進する動きもある。
 二大政党の一方の党首が女性、もう一方の党首が保守的なヒンズー教徒であるというような対立も起きた。
 暴力の連鎖をどうやって止めるか。
 国民がグローバルな多面的なレベルで人々が互いに信頼し合うコミュニティを作り上げることが重要で、そのためには教育が重要、とのことだった。

 最終レポートでは、私は国連ユネスコの世界寺子屋運動のことを書いた。
 このレポートは他の受講生5人から相互評価を受けた。
 すばらしい、という人もいれば、教育内容に踏み込んでない、という厳しい意見もあった。
 なお、このレポートを含め確認テストは合格点以上となり、合格できた。
   (追記終了)

 (c)の「観測的宇宙論」はハッブル宇宙望遠鏡で色々な真実が見えてきたこと等、宇宙の観測的広がりの情報を得ておきたいと思った。
 1月24日に開講したので、まだ第1週しか受講していないので、宇宙のおおまかな概要が説明されたのみである。
 私たちが住んでいるのは天の川銀河で、銀河系の密集しているものから遠く離れた端の方に位置している。
 1つの銀河には1000億個の恒星、また銀河自体の個数も1000億個オーダーのものがある、という広大な宇宙の一端を示してくれた。
 これからどのような展開になるのかと思う。

 (追記)
 第2週はビッグバン宇宙論であり、基礎となるのはハッブルの法則(観測する恒星がどんどん遠ざかるということ)の影響が大きい。
 アインシュタインの相対性理論が出るまで宇宙の運動を唱える理論はなかった。
 アインシュタインはこの時空の理論を基に静止宇宙の仮説となるモデルを作ったが、フリードマンが膨張したり伸縮したりする宇宙論を展開した。
 紆余曲折はあったものの、ハッブルの法則が発見されて、フリードマン宇宙論が正しいとされた。
 この辺までは何とか理解できた。
 ただ宇宙マイクロ波背景放射になると、ちょっと理解不能であった。
 また、ビッグバン宇宙論からインフレーション宇宙論まで出てきて、かなり理解があやふやになったと思う。
 逆にこの講座をここまで理解できた人はどのくらいいるのか心配してしまった。
 ただ、インフレーション理論の最後の問題点では、「この宇宙はなぜ物質が存在して、反物質は存在しないのか」という疑問は残ったまま、というのが印象に残った。

 第3週は「ダークマターとダークエネルギー」というタイトルで講演された。
 最近よく聞く用語であるが、内容はよく知らなかった。
 今回の講義で少しその意味がわかった。
 恒星はその重力と釣り合う形で核反応エネルギーを放出しており、それらのことから推定して求めたものが力学質量と言う。
 また、恒星はガスを内蔵しており、そのガスから発する光や電波から質量を推定する。
 これを光学質量という。
 普通は力学質量が大きく、この差をミッシングマス(行方不明の質量)という。
 この問題は1930年代から指摘されていたが、1980年代以降の観測技術、また素粒子物理学の発展等が寄与して、このミッシングマスが大きな問題となり、このミッシングマスは未知の物質ではないかということでダークマターと呼ばれるようになった。
 ダークマターは2種類あって、コールドダークマターとホットダークマターとある。
 後者はトップダウン方式(大きい塊から分裂して小さな塊等になること)で今の銀河の状況と合致しにくいので、今のところボトムアップ型(小さな塊が集まって大きな塊になっていくこと)のコールドダークマターが優勢なようである。
 またダークエネルギーは超新星の爆発によるエネルギーが通常の宇宙の膨張から計算されるエネルギーより大きいことから、この膨張加速を行っているものをダークエネルギーと言うようになった。

 結論的には今の宇宙は5%のバリオン(陽子や中性子のこと、または通常の92番目までの元素のこと)、ダークマター27%、ダークエネルギー68%の組成と推定されている。我々の宇宙の95%は我々が現在知らない物質やエネルギーらしい。不可思議な世界である。

 結局このダークマターやダークエネルギーで発電ということは今は考案できそうにない。
また、鉄以上の元素は核融合でもできない。超新星爆発のようなものでできるらしいが、そうすると地球の外の超新星爆発の名残が地球に到達したのか、等の不思議な点も残ったままである。

 ただ、この講座も確認テストは合格点に達したので、修了証はいただける見込みである。
  (追記終了)

 また、オーロラの講座の時のオーロラ発電と同じような、宇宙線発電、ダークマター発電のような未知の発電システムが考えられたら、という妄想をしているが、いまのところ、この宇宙の動きから平和エネルギーをどのように得られるか、についてのヒントはまだない。
 ただ、星の輝きが核融合のエネルギー放散と重力による星の収縮がバランスしているというような、大きな動きの中で、どんな発電が考えられるだろうか、というような夢を見てみることはきっと精神安定上わくわくする高揚感が味わえるかな、と思う。
 でも、結局何も思いつかないで落胆、ということもあるかもしれない。

 (d)の「実践的防災学」は東日本大震災を踏まえて、という謳い文句があったものである。
 第1週では東日本大震災の震災、津波被害、原発事故被害等をまとめた説明があった。

 この経験をこれから先にどう活かすか、ということで、そのために、ナラティブ(語り部)のような普遍化、地域性を排した共通事項の抽出、メカニズムの調査・研究等を挙げていた。
 防災文化を伝えるという考察で、過去の災害のその後の対策という点で、神社・仏閣は小高い丘に建っており、津波災害から守っている、石碑として残す、波分神社のように地名として残す、防潮林、貞山堀等の防災工事を行う、製塩業燃料としての防潮林の松、交通インフラは沿岸部から遠ざける、お神輿を担ぐ・練り歩くことで、救援物資を配ることの儀式を伝える等の対策を説明していた。

 私はこれらのことに加えて、地震・津波の平和エネルギーへの転用というような研究開発を進めていき、その背景としての、地震被害・津波被害を伝えることが必要と思っている。

 (追記)
 本日は東日本大震災から7年目の日にあたる。被災者の冥福をお祈りする。

 第2週のテーマは東日本大震災前の取組と被害実態というタイトルで講演された。
 SNS等のソーシャルメディアは役に立ったか、ということでは情報が正確に伝わらないために3%くらいしか役に立たなかったらしい。
 また津波被災した人は60歳以上の人が多く、半数以上が津波警報を聞いていなかった。
 聞いた人でも避難呼びかけを聞いたのは半数以下だった。
 要支援者の逃げる方法も難しい。
 津波の逃げ方で講師は5つ推奨した。
 @避難の判断のきっかけ(地震体験、津波警報等)を知る、A避難すべき対象地域か(ハザードマップ)、Bどうやって逃げるか予め決めておく(暗闇想定)、Cどこに逃げるか(避難場所)知っておく、Dいつまでに逃げるか(避難目標時間)、である。
 地域で避難訓練等を行っておくべきである。
 また、復興に関しては安全な町作り、避難できる地域作りが重要、とのことだった。

 第3週は地震、津波のメカニズムであり、従来から知っていることなので省略する。
 一つだけ記録しておくと、従来は古文書や記録等に頼って歴史的な地震・津波を調べていたが、地質学的なアプローチ(津波堆積物)等が注目されているようである。

 第4週は仙台防災枠組に関する説明と講師の所属する防災研究所のPRである。
 前者は国連防災世界会議が2017年に仙台で行われ、今後10年の目標が定まったようである。
 主眼は防災と減災であり、私の目指す転災(災害の膨大なエネルギーの平和利用)が全然考えられていないので省略する。
 後者は被災大学(東北大学)として、「防災科学研究拠点」を発展させ、学理体系化した災害科学国際研究所(IRIDeS)を設立したようである。
 このIRIDeSに今までの防災知識を体系化して集め、また「みちのく震録伝」というアーカイブや語り継ぎ、国内外の大学との連携(ハーバード大学等)、災害のメンタルヘルス、うつ・避難所のストレス対応、世界各地の津波発生等の世界的な規模で統一して見せるプロジェクト等を計画し、実行しているようであった。

 最後にレポート作成(災害対策の提案等)があった。
 私は以下のレポートを出して、合格点に達して修了証をもらえることになった。

 東日本大震災の時に西日本は被害なかったから、もし応援体制ができていれば、東日本大震災の時に西日本から支援体制が組めたであろう。
 それを教訓にして、南海トラフ地震対策として、太平洋側と日本海側の防災連携、首都直下地震に対して、東京23区と46道府県の防災連携を行うべき、とした。
 このような防災連携訓練をしておけば、訓練の相手側の弱点を外部から指摘できる、またこうした訓練をマスコミ報道すれば、当該住民はもとより、日本国民全員に防災の意識を喚起できるので、東日本大震災の記憶が薄れないようにできると書いた。
 (追記終了)

 (追記)
 (e)科学有機農業に関しては、元々水質汚染等を微生物の力で浄化するという研究からスタートして、徐々に土壌の中の微生物へと、研究室が進化していったわけである。
 そのキーポイントはSOFIX(土壌肥沃度指標)という用語である。

 現代の農業は化学肥料全盛である。化学肥料を使い、そこで害虫が発生するので農薬を使う。
 この2つの作用で、土壌中の微生物がほとんど死滅してしまう。
 逆に微生物を活かした農業はないか、ということで、近代化する前の堆肥を使った農業に脚光を当てて、それを科学のオブラートに包むというものである。
 土壌中の物質循環の大切な要素として、窒素循環(N)、リン循環(P)がある。
 こうした循環は動物のフン等の堆肥が有機栄養分として、土壌中に入る。
 この有機栄養分を植物が摂取するためには、有機栄養分を分解して無機栄養分のN(NO3-)として取り込むために土壌中の微生物が働く。
 この循環はリンでも同じである。
 この間にゆっくりした時間で餌を与えるので、微生物も繁殖し、できた野菜等の植物も栄養が過剰摂取になることもなく、また堆肥の中のミネラル等が病害虫に強い品種も作る、というものである。

 第2週は農業の変遷で戦前の有機農業、戦後の化学肥料農法、今また科学有機農業で日本の農業再生ということを目指しているようである。

 第3週はSOFIX(土壌肥沃度指標)による科学有機農業の誕生である。
 SOFIXでは土壌中の微生物の「見える化」を図ることを目指した。
 そのために環境遺伝子(eDNA)による微生物の解析手法を導入した。
 これにより土壌中の微生物がどれくらいいるか、その微生物の量とできた植物製品の比較等が簡単にできるようになった。
 また、微生物がいたとしても、N循環、P循環がうまくいっているか等を通知表のような形式ではじき出し、その結果、土壌中の微生物、N循環、P循環の成績表が「見える化」されて、土壌の良し悪し、土壌の改良の方向性が見えることになったようである。
 このようにSOFIXのデータベースを作ることで、日本中のどこの土地でも土壌判定ができて、科学有機農業への転換を指導できる体制になったようである。

 第4週はSOFIXの実際の応用である。
 SOFIX指標が優秀な土壌では優秀な植物製品ができる。
 それに対して、現在の化学農法では病害虫の駆除のために農薬散布している。
 残留農薬の規制はあるが、植物中のNO3-の規制値はない。
 このNO3-は植物に有用であるが、摂りすぎると人間の体内でガンやアルツハイマー病等を発症するというので、ヨーロッパでは規制値がある。
 しかし、日本ではまだないようである。
 試しにSOFIX型有機農業で作った野菜と化学農法で作った野菜を比較すると、前者はヨーロッパの規制値をクリアできるが、後者は規制値オーバーする例もあるようである。

 今、浜松市等はこうした動きに敏感でバイオマスマップを作り、堆肥登録をしているらしい。
 科学有機農業にシフトする試みが始まっている、とのことである。

 この講座は、義父宅で植物工場の提案でもしてみたい、そのためには農業関係の知識を仕入れておかないといけないと思い、受講した。
 農業にとって何が重要か、は多少理解できたが、SOFIX・科学有機農業法はDNA解析という最先端の技術を取り入れないと成り立たないものなので、今のところ私の役には立たない。
 しかし、植物工場の中で科学有機農業を実施することを考えれば、選択肢としては考えられる。

 また終了後のアンケートには、もっと簡単に微生物判定ができる方法、例えばリトマス試験紙のようなものはできないか、と書いておいた。
 この講師は立命館大の先生であるが、彼らがもし日本の農業を制覇したいのであれば、もっと簡易な方法も考案してよいはずである。
 彼らだけでは、日本の土地全部のSOFIX化は人手不足でできないであろうからである。

 なお、確認テストは合格点を取得したので、修了証がもらえる。
  (追記終了)

 (追記)
 (f)運動と健康の理論の第1週は生活習慣病である。
 生活習慣病の事例を挙げて、死にいたるような病気になりやすいので、運動によってこれを回避して欲しいというものである。
 運動として有酸素運動(自転車こぎ、ジョギング、水中ウォーキング)、レジスタンス運動(バーベル、ヒンズースクワット)、最も手軽な運動としてはウォーキングがよいとしていた。
 この講師は立命館大学の先生だが、字幕が全部英語になっていて、さすがにこれにはあきれた。
 字幕を写すことができないので、仕方なく講師の言うことや画面上の文字などを写した。

 第2週は生活習慣病の予防ということで、病気の統計はたくさん出てきたが、要するに運動しなさい、という内容だった。

 第3週はサルコペニアの予防ということだった。
 サルコペニアは筋肉が衰えていくもので、サルコは筋肉の意味である。
 今は、脂肪量や骨密度等はDXAというX線を使った測定でできるらしく、これで危険と思われる人にアドバイスできるようである。

 第4週はロコモティブシンドロームの予防法である。
 ロコモティブシンドロームとは筋力等の低下で歩くこと等の移動機能が低下するもので、進行すると介護が必要になるものである。
 第3週のサルコペニアになると筋力低下して、そうすると歩くのが億劫になり、ロコモティブシンドロームになる。 だから、サルコペニアとロコモティブシンドロームは連動している。
 ロコモティブシンドロームの診断チェックポイントは日本整形外科学会のHPに載っているが、家の中でつまづく、階段上りに手すりがいる、15分くらい連続して歩けない、横断歩道の青で渡り切れない、片足立ちで靴下が履けない、2sくらいの買い物が持てない、ふとんの上げ下ろしができない、等が何個か当てはまると要注意みたいである。
 要するにこんなことにならないために運動しなさい、ということである。
 また最後にフレイルという虚弱や老衰という用語も出てきて、サルコペニア→ロコモティブシンドローム→フレイル→介護の順に移行するとのことであった。

 結果としては、運動しなさい、そうでないと筋肉がどんどん能力低下して介護やいろいろな病気を発症します、というもので、新しい運動の方法についてはほとんどなかった。

 なお、確認テストは合格点を取ったので修了証がもらえることになった。
   (追記終了)

 思えば、学生時代には、色々な科目を取って、点数が非常に低い科目も多かった。
 でも手当たり次第に科目を取り、その中で自分の探しているものを見つけたいという無我夢中の部分があった。
 今は当時のような青春の熱い思いというものはない。
 冷静に考えた中での科目数の多さにちょっと辟易している。
 それと学生時代のような体力がないため、今1つの講座受講で1時間半くらいの講義に対して、講座内容を理解するための筆記、ということをやっているために、倍の3時間くらいかけている。
 そのために、講座受講が遅々として進まない状況である。
 それでも、亀の歩みでも進めていきたいと思う。 
   −以上−

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