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<<   作成日時 : 2018/01/28 21:25   >>

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 JAXAのシンポジウム等に参加した。

 先週のインフルエンザ罹患の反動であろうか、いろんなシンポ等に参加した。

 それは以下の5つである。
  (A)ユニバーサルデザイン・ワークショップ(UD・WS)の資料の編集会議(1/23(火))
  (B)JAXAの宇宙ステーション利用・シンポジウム(1/24(水))
  (C)高温ガス炉・シンポジウム(1/25(木))
  (D)災害時支援ボランティアの防災活動支援(1/26(金))
  (E)人材育成シンポジウム(1/27(土))

 このうち、(B)(C)(E)については末尾にプログラム概要を添付する。

 これら5個の結論から先に簡単に書いておく。

 (A)については、すでに骨組は前回にできていて、今回は微小修正の会議なので、あまり芳しい成果はなかった。
 (B)のJAXAシンポは国際宇宙ステーション(ISS)利用に関するシンポジウムであり、無重力空間での研究について知りたかったのと、宇宙空間での新エネルギー開発へのヒントみたいなものを期待したが、成果はなかった。
 質疑応答は1/24(水)にはなく、1/25(木)の2日目に質疑応答がある、との説明であった。
 仕方なく、アンケートにUD・WSの考え方の一つである身体障害者は宇宙飛行士になれないか、と書いておいた。

 (C)の高温ガス炉はあまりガス炉自体に関心はなかったが、水素エネルギーの利用ということで、車メーカーのホンダと川崎重工の水素エネルギー開発ということで参加してみた。
 燃料電池に期待があったが、やはり大型化は難しそうだった。
 太陽光発電で水素をシリンダー貯蔵ということには前進があった程度である。

 (D)の災害時支援ボランティアとしては、文化財防火デーということで、江東区越中島の東京海洋大学にある明治丸が重要文化財なので、その前で放水訓練を10分程度行っただけである。
 しかも私たちはホース補助ということで、ホースに触っただけで終わった。

 (E)の人材育成シンポジウムは政府の推進するSociety5.0という超スマート社会の実現のための人材育成、というもので、あまり出たくはなかったが、その中の国際情報オリンピックというタイトルにひかれ、参加した。
 数学オリンピックと同じようなタイプのものであったが、中学生や高校生向けのオリンピックで、大人の科学者のものでなかった点が少し残念であった。


 以降に各シンポ等の状況を多少詳しく書いてみる。
 (A)のUD・WS資料の編集会議においては、朝10時から11時半まで開催された。
 事前に出席という回答をしていなくて、当日の23日朝にメールをもう一度確認したら、出席の場合は申込のこととあった。
 ダメ元で区役所に連絡してみたら参加しても構わない、とのことだったので参加した。
 10人くらいの小部屋に15人くらいがぎっしりと入っていた。見慣れた顔も数人いた。
 配布された資料の表紙は「みんなでボランティアを楽しもう!」“Communication begins among two people.””Let’s enjoy a volunteer together !”とあり、右下にUD TRY!ユニバーサル・デザイン・トライ ボランティア編というものであった。
 目次では「大切なことは『楽しむ』こと」、江東区のボランティア作法(心がけ)、瞬間ボランティア、15分ボランティア、2時間ボランティア、ボランティア7つ道具/最初の取組(最終WSからのアイデア)、平成29年度ワークショップ風景の項目があった。
 このUD・WSの資料の目的の議論としての段階で、防災についてどうか、外国人向けの資料として本資料を翻訳するか、小中学生等への配布について聞いた。
 防災ということでは、ちょっと範囲が大きすぎるので、別のワークショップのようなものが必要で、本UD・WSでは除外したい、外国人向けや小中学生への配布も考えていなくて、江東区の区民祭り等の行事があった場合の配布を基本に考えているようであった。
 瞬間ボランティアの声掛けとしてのひとこと英会話では、“May I help you ?””Can I help you ?” ”Are you OK ?”等が挙がった。
 Mayは強い印象、との指摘が以前あり、Canの方がいい、との意見もあったが、今回唯一の外国人ゲストのS女史はあまり気にならないとのことだった。
 OKには病気か、トラブルがあったかとの意見もあり、最初の声掛けの難しさが出ていた。
 ”Nice to meet you.”は紹介された時にはいいが、最初はどうも、とか、“Do you enjoy Japan ?”も何か変な印象があって、結局”May I help you ?くらいがいいのでは、ということで落ち着いた。
 ヘルプマークが右下に書いてあって、赤い布地のタテの長方形の上部に白い十字、下部に白いハートマークのデザインで、義足や人工関節、内部障害や難病の人等外見からはわからなくても援助や配慮を必要としている人がつけているものとの説明があった。
 私はマタニティマークは知っていたが、このヘルプマークは知らなかった。
 でもこの後、電車に乗って優先席に座っていた時に私の目の前にヘルプマークの人が立ったので席を譲ったことがあった。
 もしヘルプマークのことを知らなかったら、そのまま座り続けたかもしれない。

 2時間ボランティアの舞台として居酒屋で外国人に話しかけることは酔っぱらっている場合には比較的抵抗感が少ないという意見があった。
 でもトライした人、勇気がなかった人、等の経験談が出た。

 ボランティアの7つ道具としては、江東区の魅力を伝える、食は会話のきっかけ、最初のさりげない声掛けのことば、交通案内、折り紙等のちょっとした小道具、イベント等の手伝い等の仕組み作り、オープンなハート・スマイルが書いてあった。
 また、これらの文の横にちょっとしたイラスト、道案内や居酒屋での会話等が小学生より少し上手、というような図が差し込んであった。
 言葉だけでは通じにくいので、絵、イラスト、写真を盛り込むことも考えられているようで、その点はまだ未完成のようであった。


 (B)のJAXAシンポでは、丸の内のフクラシアというのが初めて聞く名前であった。
 東京駅の丸の内側の地下でうろうろした。
 スマホでフクラシアを調べてみても、東京駅の地下街らしいことしかわからなかった。
 よく見てみると、丸の内北ビルディングというのが書いてあって、その中の16階とわかった。
 丸の内北ビルディングをまず探し当て、そこの16階にエレベータで上がり、まず最初に非常口を確認した。
 高層階で地震があった場合はエレベーターは危険なので、非常階段を使うことを考えたためである。
 会場は約200名くらいはいたと思う。

 いきなり宇宙飛行士の若田光一氏が最初にあいさつした。
 国際宇宙ステーション(ISS)20周年ということであった。
 また、2024年までのISS計画には参加するが、その後は未定であり、このISSの利用技術を必死で探しているという印象であった。
 ISSの日本実験棟「きぼう」では船内利用と船外利用がある。
 船内利用ではタンパク質の結晶作り等の重力阻害のない実験が行われている。
 船外利用としては、小衛星放出が大きな利用方法である。

 船内利用の実例として、タンパク質の結晶の合成で、ペプチドリームというベンチャー企業は東大出身の研究者・舛屋氏がスピンアウトして作った会社らしかった。
 最近の製薬ではヒット商品を作るのが難しくなっており、カギとカギ穴の関係の新薬が難しく、大手製薬会社も苦戦している、とのことであった。
 彼の考案した技術はこうしたタンパク質のカギとカギ穴の関係の物質を短期間で見つけられる、今までの最高に苦戦したもので約1年かかった、と説明していた。自信満々の姿は少し憎らしいという印象であった。

 ヤクルトの酒井氏は、宇宙飛行士がヤクルトを飲むことで、健康管理するという視点であった。

 筑波大の高橋氏は、マウスの重力下、無重力下での活動を通して、マウスの生態を知ったり、月や火星の重力を模擬したり、ということもできるようであった。
 12匹のマウスを35日間ISSで、無重力下、遠心機で作った地球上での重力と同じ重力で生活するマウスを6匹ずつ分けた。
 マウスは宇宙の無重力で寝る時にどういう格好になるか、ということでは人間がだらしない格好で寝ているのとほぼ同じ格好であった。
 宇宙飛行士は確かカプセルホテルで寝るような格好で寝るようだったと記憶している。

 船外利用としては、小衛星放出をメインとしており、東大の中須賀氏は1sのCubeSat衛星等を開発したり、国際連携でベトナムの少衛星放出2013年等の協力をしたり、そのうち、民放と提携して、地球を外からモニターするような企画ができればいい、とのことだった。

 中島田鉄工所の中島田氏は宇宙でのデブリ(宇宙ゴミ)解消のための大気圏突入型衛星FREEDOMの開発を東北大と共同で行っていた。
 TBSテレビで以前「下町ロケット」という中小企業がロケット部品の製造をするドラマがあったが、そのドラマを地で行くような開発経過を説明した。
 2017年1月にISSの高度400qからの軌道離脱実験に成功したようで、宇宙デブリ解消の大きな一歩を踏み出したようであった。

 船外利用のもう一つの利用は材料の宇宙線暴露である。
 宇宙では地上にいるよりはるかに宇宙線を浴びることになる。
 大林組の渕田氏は昨今のリニア談合騒動とは無縁ということから入った。
 宇宙エレベーターという壮大な技術開発の一環としてのカーボンナノチューブの宇宙暴露実験を行った。
 宇宙エレベーターは何を馬鹿な、と思う向きは多いかもしれない。
 かくいう私もそんなのできるわけないだろう、と思っていた一人である。
 可能性の研究、俗にいうフィージビリティスタディでもできるわけないだろうと思っていたが、一方で静止衛星という概念も知っていた。
 地上から36,000kmの上空では、衛星は地球と同じ自転速度で回るので、見かけ上は静止衛星となる。
 この静止衛星からひもを垂らし、芥川龍之介の「クモの糸」よろしく、このひもに沿って、エレベータを駆動させれば、宇宙と地上を往復する宇宙エレベーターができることが概念上成立するのである。
 もちろん、そんなに簡単に実用化できるものではないが、理論の上ではできることになる。
 渕田氏の説明では1週間くらいで宇宙に到達できる、との試算である。
 鳥人間コンテストに見られるように、人類が飛ぶという夢に向かって進むと、飛行機というものを発明した。
 それと同じ考えに立てば、宇宙に気軽にエレベータに乗る気分で行きたい、という夢もかなうかもしれないとは思う。
 今回の渕田氏の実験はそのための基礎実験に関するもので、クモの糸も宇宙線で大きなダメージを受けてしまえば、ぷつんと切れてしまうかもしれない、そうならないかどうかをISS船外の宇宙線暴露実験として行ったものらしい。

 この他にパネルディスカッションとして、竹中組の人が月面基地、月面空間での食糧培養での袋培養等建設会社の得意な分野での貢献を考えているらしかったが、夢のまた夢のような話でイマイチピンと来なかった。

 質疑応答はないので、アンケートにユニバーサルデザインの視点から、障害者は宇宙飛行士になれるのか、と書いておいた。


 (C)の高温ガス炉・シンポジウムは前にも書いたが、参加するつもりはなかった。
 しかし、水素エネルギーの開発状況を知っておきたかった。
 次世代のエネルギーの最有力候補だし、使い方によっては蓄電池の代替として、昼間に余剰電力で電気分解で水素を作製・貯蔵しておき、夜間電力としてそれで水素発電という、昼間の電気分解・水素貯蔵、夜間の水素発電でCO2を使わない自然エネルギーのサイクルが完成する可能性もあるのである。
 でもこの日は全国的に雪が降っている日で、東海道新幹線も遅れたらしく、最初の川崎重工の西村氏が予定時間になっても到着しないので、先に(1)の本田の武石氏が講演した。
 やはりゼロエミッションという国際的なCO2排出規制の波で、ホンダもガソリンと電気の両方で動くハイブリッド車の開発から、将来は燃料電池を使ったCO2ゼロの車の開発に向かっているようであった。
 その場合も水素エネルギーが必要となるので、水素貯蔵がキーポイントとなるが、ボンベ型の域を出ていないようであった。
 また、燃料電池の大型化ができれば、大電力の生成につながるが、やはりコンパクトな車サイズの電極しか開発できていないように見えた。
 燃料電池は電極の超寿命化がキーポイントなのではないかと思う。
 水素吸蔵合金や大型化可能か聞きたかったが、他の人がコストのことを聞いていて、時間切れになった。

 (0)の川崎重工業の西村氏が遅れて到着し、水素社会の講演を行った。
 基本的に液化水素で貯蔵・運搬という従来型のパターンを踏襲しているようで、目新しさはなかった。
 水素の場合、漏れると、酸素と混合して爆発するという基本的な危険性を持っているが、これも漏らさない工夫をするくらいであった。
 例えば、水素と一緒にブタンを混ぜて、臭い匂いでわかるようにする等の説明はなかった。
 質問でも、と思ったが、あまり質問する気にならなかった。

 (2)の三菱重工業の溝上氏はJAEAの高温ガス炉(HTTR)をなぞっただけであまり面白くなかった。

 (3)の高温ガス炉の国際協力ということでは、我が国はポーランドの高温ガス炉への研究協力を行うらしい。 
 ポーランドはエネルギーの多くをロシアの石油に依存しているようで、この鎖からの脱却に高温ガス炉を活用したいらしい。
 この辺りのいきさつはどうだったのか、という点も聞きたかったがやめた。
 でも、この国際協力という中には一つの面白い視点を見つけた。
 それはグローバル正義論につながるヒントである。
 日本の高温ガス炉は先進的な技術を持っている。それをポーランドというこの分野の技術の劣るところに技術供与する形で国際協力するという点である。
 技術的な貧富の差の解消に向けた第一歩である。
 今のグローバル化の波はFACEBOOKのザッカーバーグ個人が9兆円の財産を持つ等の富の偏在が大きい。
 これを是正する一つの方法が寄付や税金なのであろうが、それでもまだ不足である。
 このような技術の供与等の例のような技術の寄付的なものが広がれば、貧富の差の解消に寄与するかも、と思う。

 他の二人の発表はあまり新規なものはなく、今までの技術のおさらいみたいなものであった。

 ただ、岡本氏の講演の後に、高温ガス炉の「ゆりかごから墓場まで」のシナリオはあるかと聞いたが、あまりはっきりした回答はなかった。
 この分野でも中国の研究熱はすごいらしく、そのうち日本を追い越すような雰囲気を感じた。

 (D)災害時支援ボランティアの防災活動支援では、1/26(金)の朝9時半までに東京海洋大学越中島キャンパスの明治丸の前まで来るようにメールが来ていた。
 9時半に海洋大学越中島キャンパス内に着いたが、ほとんど人がいなかった。
 10時からということで、10時近くになると深川消防署の人が到着し、ホースラインを2列設定し、そのラインに消防の人、その後ろに災害時支援ボランティアが3人ずつ付いた。
 それで、ホースを真っ直ぐにすることだけで、作業は10時半には終了した。
 後でネットでみてみると、1月26日は文化財防火デーということで、重要文化財に指定されている明治丸に向けて放水訓練があったようであった。
 結局11時頃には散会した。
 骨折り損のくたびれ儲けであった。

 (E)の人材育成シンポジウムは1/27(土)午後1時半から、東京理科大学森戸記念館で開催された。
 私は1時から開始と勘違いして、1時10分前には会場に着いていた。

 基調講演の豊田中央研究所の菊地氏は「産業界から見た科学技術人材への期待」というタイトルで講演した。
 アメリカ人は不器用だが、それを補う形で技術を開発する、アメリカの大学は給料に見合う仕事を論文数ではなく、大学の価値を高める活動により評価される、等日本にとって耳の痛い話をされた。
 私は質疑応答で、トヨタは空飛ぶ車を作らないのか、と聞いた。
 空飛ぶ車は故障したら数10mの落下ではパラシュートが開かない、と答えた。
 エアバッグにすればいいというと、来年の新入社員はエアバッグやパラシュートの課題を課しているとのことだった。

 (1)の埼玉大学の野村氏は「初等中等教育におけるSTEM教育の取組」というタイトルで講演した。
 ロボコン出身者であり、授業の中にロボットを取り入れた教育ということで、うまく説明すれば、素晴らしい講演になったかもしれないが、いかんせんプレゼンテーション能力に問題があり、最後に何をやったのかわからないように印象がぶれてしまった。
 何も質問できなかった。
 教育問題で考えれば、生徒の自主性を育てるアクティブラーニングが2020年から教育指導要領の中に取り入れられるので、それとの関連を聞きたかったが、内容が散漫で質問しようとする気が失せた。

 (2)の筧氏は「国際情報オリンピックへの取組」というタイトルで講演した。
 学生向けのオリンピックとして、国際科学オリンピックは19個あり、有名なのが数学オリンピックである。
 日本人がよく金銀銅を取ったりして、日本のマスコミも報道するが、他のオリンピックはそれほどでもないようである。
 国際情報オリンピックは科学技術振興機構(JST)の支援を受けており、日本人はここ10年の間にも金銀銅のいい成績を取っている。
 でもあまり報道されていない。
 もともとはブルガリアが発祥のようで、ブルガリアも力を入れているが、成績優秀な生徒はアメリカにすぐ取られるようであった。

 私は質問で、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)等で参加者を募ってはどうか、また成績優秀な人はAO入試等に有利に働くようなシステムにできないか聞いた。
 このオリンピックに参加するのは超名門校に籍を置く人が多く、そういう人は普通の入試で東大に行ける、わざわざAO入試で有利等の条件をつけなくてもいい人が多い、とのことだった。

 (3)の経産省の飯村女史は「産学連携によるイノベーション人材育成への期待」というタイトルで講演した。
 経産省でSociety5.0の発案元であるので、役人らしいそつのない説明に終始した。

 私はポスドク等をSociety5.0スクールの登録をして、MOOC等の再教育をして、Society5.0の戦力としてはどうかと聞いた。
 産総研等が優秀なポスドクを採用等の試みはしている、とのことだった。

 この後、パネルディスカッションがあり、私は以下のような質問をした。
 高齢者をSociety5.0の中に取り込む、高齢者はIT関係が苦手だが、トヨタの菊地氏の話ではアメリカ人は書くのが苦手でタイプライタを発明した、それと同じことが高齢者にも応用できないか。
 今朝の毎日新聞で、ユニバーサルデザインのことが取り上げられていた。
 ユニバーサルデザインは外国人、身体障害者、高齢者、子ども、すべての人に使えるものとして、バリアフリーの一歩先を行く考えである。
 Society5.0の中に取り入れられるかと聞いた。
 また、Society5.0は今ある貧富の差をますます助長するのではないか、もっと貧富の差を縮めることはできないか、と聞いた。

 これらの問いについて、各パネラーは答えあぐねていたようで、明確な回答はなかった。

 他に、トヨタの菊地氏は今の若い研究者はすぐ大樹の陰で寄生するパラサイトが多いから、5年以内に研究所から放り出す、と言った。
 ブルガリアのオリンピック成績優秀生徒はすぐアメリカに取られる、日本もIT関連に行ってしまう。
 日本では自動運転の実験をやろうとすると、関係省庁すべての許可がいる。
 アメリカの場合は法律に書いてないことはやっていい、その代り何か問題が起きたら自己責任だ。
 アメリカでは失敗者イコール落伍者ではない。
 成功者の周りにいてそれを支えることもある。
 そういえば、オバマ大統領に敗れたクリントン夫人はオバマ政権下で国務長官を務めたのがいい例かもしれない。
 想定外の災害のために人材を作ることが必要ではないか。
 オランダの堤防は有名な物理学者?のローレンスが土木者等を引き連れて作ったものだ。
 複合災害を考えた場合は横のつながりが大事になる。
 菊地氏の娘がアメリカで発表しないといけなかった時に、菊地氏はおにぎりを作ってみたらどうだ、と言った。
 それがShowになる。
 Tellをしなければいけないが、それはおにぎりに海苔を巻いて食べてみてくれ、と言えばいい、と言った。
 それで娘はアメリカ社会に受け入れられたという。
 自分にできることを精いっぱいやることでアメリカはその努力を認めてくれる社会、とのことである。
 この辺はどうも人種差別のアメリカという意識が強い私には違和感があるが、アメリカの多様性の一つの表われなのかもしれない。

 以上で今週のシンポジウム等は終りである。

 充実していたような、でもインフルエンザを人にうつしてはいけない、と治っても一応マスクをかけて参加したような注意を払った。

 これからも自身の危機管理と他者に向けての危機管理をうまくバランスを取りながら、いろんな行事に参加していきたいと思う。


(B)<国際宇宙ステーション「きぼう」利用シンポジウム>
 1.日時:2018年(平成30年)1月24日(水)13:00-17:15、25日(木)
     (私は24日のみ参加)
 2.場所:丸の内オアゾ フクラシア
      Hall A(シンポジウム会場)、Hall B(展示、無料相談会ブース)
        (千代田区丸の内1-6-5 丸の内北口ビルディング16階)
 3.定員:250名/日(参加費無料)
 4.プログラム
   第1日目(1月24日)「開場:12:30」
  第一部13:00−14:55オープニング ISSプログラムマネージャー 若田光一
 (1)JAXA国際宇宙ステーション、「きぼう」利用戦略と利用計画について 
    JAXAきぼう利用センター センター長 田崎一行
 (2)基調講演:「きぼう」におけるライフサイエンス研究への期待と展望
    自治医科大学学長 永井良三氏(JAXAきぼう利用有識者委員会委員長)
 (3)「きぼう」船内利用の現場から〜経験者に聞いてみよう
  (a)無限大の可能性の中から答えを見い出すPDPSと国際宇宙ステーションとの融合
     ペプチドリーム(株)取締役 研究開発部長 舛屋圭一氏
  (b)「宇宙医学」×「健腸長寿」
     (株)ヤクルト本社 中央研究所 研究員 酒井隆史氏
  (c)Mouse Epigenetics「マウスを用いた宇宙環境応答の網羅的解析」
     筑波大学 医学医療系教授 高橋智氏
 休憩

 第二部 15:05−16:10
 (4)基調講演:国際宇宙ステーション「きぼう」船外利用への期待と要望
    東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻教授 中須賀真一氏
 (5)きぼう利用の現場から−経験者に聞いてみよう
  (a)膜展開式軌道離脱装置実証衛星FREEDOMミッション報告 ―「きぼう」を利用して得た成果と今後への期待
     (株)中島田鉄工所 社長 中島田正宏氏
  (b)宇宙エレベーター建設にむけた船外曝露装置を用いた材料曝露実験
     (株)大林組 技術本部 渕田安浩氏

 第三部 16:10−17:10
  パネルディスカッション:これからの低軌道活動の利用拡大に向けて求められるもの
   登壇予定 東京大学 中須賀真一氏 、A.T. カーニー(株)石田真康氏、(株)竹中工務店 宮崎貴志氏、JAXA(松浦氏、上森氏)
 (6)「きぼう」利用の仕組みと利用サービス
    JAXAきぼう利用センター きぼう利用プロモーション室 小川志保
 17:10 閉会挨拶


(C)<高温ガス炉プラント研究会(RAHP)>
  −第12回定期講演会「高温ガス炉の多目的利用」−
 1.日時:2018年(平成30年)1月25日(木)13:00−17:00
 2.場所:東京大学 武田先端知ビル 武田ホール
 3.主催:高温ガス炉プラント研究会、東京大学
 4.後援:国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
 5.プログラム
  13:00-13:10開会挨拶 高温ガス炉プラント研究会 会長 岡本孝司
  13:10-13:20来賓挨拶 文部科学省 研究開発局 増子宏氏
  13:20-14:00 (0)基調講演「来たるべき水素社会に向けて−国際液化水素サプライチェーン実現への取組み」            西村元彦氏(川崎重工業株式会社)
  14:00-14:35講演(1)「Honda における燃料電池自動車の開発と水素エネルギー活用の取組み」
             武石伊久雄氏(株式会社本田技術研究所)
  14:35-15:00講演(2)「三菱型高温ガス炉(MHR-50/100)の開発研究」
             溝上頼賢氏(三菱重工業株式会社)
  15:00-15:15 休憩
  15:15-15:40 講演(3)「我が国における高温ガス炉の国際協力」
                國富一彦氏(日本原子力研究開発機構)
  15:40-16:00 講演(4)「多目的利用における高温ガス炉の安全要件」
                植田伸幸氏(電力中央研究所)
  16:00-16:25 (5)活動報告「高温ガス炉に関する国内外動向調査」
                   テクニカルアドバイザー 伊与久達夫氏
  16:25-16:45 (6)総括「高温ガス炉の今後の進め方」 会長 岡本孝司氏
  16:45-17:00 閉会  会長代理 山本一彦


(E)<日本工学会科学技術人材育成コンソーシアム>
  −第9回科学技術人材育成シンポジウム−(Society5.0を担う科学技術人材の育成)
 我が国では新たな経済社会「超スマート社会(Society5.0)」を世界に先駆けて実現することを目指して様々な取り組みが開始されており、これを担う人材の確保・育成が喫緊の課題となっています。
 今回のシンポジウムでは、こうした人材に期待される資質・能力や効果的な育成方法などについての様々な視点からの講演とパネル討論で構成しました。

 1.日時:2018年(平成30年)1月27日(土)13:30-17:30
 2.場所:東京理科大学 森戸記念館 第1フォーラム
 3.主催:日本工学会 科学技術人材育成コンソーシアム
 4.後援:文部科学省、経済産業省、国土交通省、日本学術会議、科学技術振興機構、日本経済団体連合会、自動車技術会、日本工学教育協会
 5.参加費:無料 但し、資料代は1,000円を申し受けます。
 6.プログラム       
  開会挨拶 コンソーシアム代表 松瀬貢規 
  基調講演 「産業界から見た科学技術人材への期待」
           豊田中央研究所 代表取締役社長 菊地 昇
  講演(1)「初等中等教育におけるSTEM教育の取組」
           埼玉大学STEM教育研究センター代表者 野村 泰朗
  講演(2)「国際情報オリンピックへの取組」     
           情報オリンピック日本委員会理事長 筧 捷彦
  講演(3)「産学連携によるイノベーション人材育成への期待」 
           経済産業省大学連携推進室長 飯村 亜紀子
  パネル討論 「Society5.0を担う人材の育成に求められること」
        コーディネーター:コンソーシアム副代表 岸本 喜久雄
        パネリスト:各講演者
  閉会挨拶 コンソーシアム主査佐藤 勲
                            −以上−

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