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zoom RSS 国際交流館での発表会に参加

<<   作成日時 : 2018/01/14 17:48   >>

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 国際交流館での発表会に参加した。

 今年1月9日に江東区役所よりメールが届いた。(義父宅で遠隔で開封)
 ユニバーサルデザインワークショップ(UD・WS)の担当者からのもので、昨年10月の第6・7回UD・WS(国際交流館での国際交流イベント)の反省会の時に、国際交流館での行事があれば教えて欲しいという要望があり、それに答えたものであった。

 昨年10月のUD・WSは以下のブログに書いている。
  http://hitotsunoishi.at.webry.info/201710/article_5.html

 この時は、国際会議場の受付をずっとやっていたので、交流時にもほとんど参加できなかった。

 今回のお知らせがあったので、リベンジというわけではないが、今回は交流に重点をおいて参加してみようと思った。
 ただ、メールに添付してあったポスターを見ると、事前に申し込みをするように書いてあったので、少し心配になった。
 当初は当日ぶっつけ本番という形で考えていたが、発表会の1日前にこのポスターをよく見ると、下の方に小さな字で申し込みするように書いてあったのである。
 だめなら、当日行って帰ればいいと思い、朝少し早めに出た。

 前回の時に準備した折り鶴の立体図(折る途中の過程を数珠つなぎにしたもの)、新聞紙で折ったカブト、折り紙20枚、けん玉を持って行った。

 前回も行ったことがあるので、今回は迷うこともなく、ゆりかもめの「海の科学館」駅で降り、国際交流館へすぐに行った。
 10時前に会場のある平成プラザに着いたが、辺りには誰もいなかった。
 仕方なく、その1階で新聞を読んで時間をつぶした。

 10時半開始予定であったが、10時15分頃に会場に行って、そこにいた担当者に聞いてみた。
 申し込みしていないが、大丈夫か、というと問題ない、とのことで、まだ時間があるから、その辺のベンチで待っていてください、とのことだった。
 そこでプログラムの資料をもらった。

 そこで、資料を見ていると、UD・WSのメンバーの一人(車椅子のS氏だったので、その付き添いも含め二人)がやってきた。
 といっても覗きにきただけで、しばらくそこで写真撮影などアリバイ作りをした後に帰っていったようである。
 江東区役所の人に参加依頼でもされたのかもしれない、
 末尾にプログラムの概要を添付する。

 10時半過ぎになると、ポスターセッションは始まった。
 前回の時は「WHAT IS MY STUDY」で、各留学生の研究内容だったので、電池やセルロースナノファイバーの研究等で専門性が高く、それを質問するというのは難しかったかもしれない。
 今回は留学生の出身国紹介ということで、少しくだけた感じはあったかもしれない。

 最初はポーランドのアンナ女史のところに行った。
 彼女はポーランドの場所や出身地域などを話してくれた。
 その後、私はキュリー夫人のことを聞いたら、とても喜んでくれた。
 また、コペルニクスもポーランド出身、とのことだった。

 ブラジルのフレイタス氏のところは人が多く近寄りにくかった。
 遠目にみていて、カポエラという格闘技のことを説明していたようで、マーシャルアーツのようなもの、との説明だった。

 次のナウシン女史のモーリシャスはどこかな、と思った。
 ちょっとアフリカ中西部のモーリタニアと誤解していたようだ。
 後で地図で調べてみると、アフリカのマダガスカル島の東の小さな国であった。
 ここでは何も話した記憶がない。

 アリフィン氏はマレーシア、とのことであったが、何も思い浮かばなかったのでスルーした。

 クウェートのアブドラ氏とは少し話した。
 砂漠が多いイメージだが、緑も若干あるらしかった。
 私は水はどうして確保しているのか聞くと、地下水と海水をフィルター等でろ過脱塩しているらしかった。
 ここで、飲み物としてコーヒーらしいものをいただいたが、どうも味がわからない不思議な味だった。
 奥さんらしい人がアップルパイに似たデザートを出してくれたので、それを試食して、”little delicious”(ちょっとおいしい、のつもりで言った。)と言ったら、苦笑いしていた。
 傍に5歳くらいの男の子ともう少し年上の女の子もいて、家族でサービスしてくれた。
 女の子はクウェートの民族衣装らしいものを着ていたが、シャイですぐ隠れてしまった。

 ンベング女史はセネガル、とのことで、名前は聞いたことがあるが、どこかわからなかった。
 地図を示してくれており、それを見るとアフリカ南西部にあり、傍にいた人がダカール・ラリーの場所だな、と言っていた。
 見学者はほとんど留学生らしかった。
 時々日本人みたいな人もいたが、中国人のようであった。
 そこの写真で見たバオバブの木がとても大きかったので、高さはどのくらいと聞いてみた。
 すると彼女は知らなかった。
 傍にいた人がスマホで調べてくれて、高さ18mと言った。ついでに幅は9mと言った。
 本当かな、と思ったが、後でネットで調べてみると、幹の太いものも確かにあり、本当かもしれないと思ったが、多分円周の長さかな、とも思った。

 続いて、発表会の会場に行った。
 今回は同時通訳のレシーバーは直接会場の机の上に置いてあった。
 発表用資料とアンケート用紙もそこに置いてあった。
 レシーバーとアンケートは出る時に受付に渡して欲しい、とのことだった。

 1番目の発表はカザフスタンのアヤリム女史で、「カザフスタン−不思議の国」というタイトルで発表した。
 世界で第7位の面積の大きな国で中央アジアに位置している。
 首都はアスタナで100以上の民族が住んでいる。
 言語はカザフスタン語とロシア語で大半はイスラム教である。
 砂漠の国というイメージがあるが、多様な気候である。
 ユニークな文化があり、移動式の家屋ユルタ等もある。
 お茶の消費量が多い。
 どこを訪問したらいいか聞かれることが多い。
 首都のアスタナがいい。国立公園があるし、考古学の発掘もある。バイコヌール宇宙基地もある。カスピ海、モスク、アルタイ山脈、湖もたくさんある。
 アスタナは計画都市であり、未来的な建物も多い。ピラミッドや宮殿もある。スキーリゾートもある。
 移動は飛行機、電車、バスがある。トヨタのカムリが人気がある。市電、トロリーバス、地下鉄もある。
 ビザは観光の場合には30日以内なら日本は免除される(?)。

 2番目はエジプトのアハメド氏で、いきなりツタンカーメンのような服装で登場した。
 「古代エジプト人は観光好きだった!?〜古代エジプトの知られざる観光名所〜」というタイトルで古代エジプト人の観光、という意表を突いたものであった。
 古代エジプトは3つの時代に区分される。
 古王国時代・中王国時代・新王国時代という。(当日会場では画面がよくみえなかったので、後でネットで調べた。)
 また、観光ルートは3つあり、ナイル川のルート、紅海のルート、その他のルートである。
 観光の目的は何かというと、今と同じレジャー、買物(といっても、貨幣がないから物々交換。)、それから遠征である。
 外国には観光したか、というとイエスである。
 スーダン、エリトリア、レバノン、シリア、スーダン等に出かけている。
 文字のない時代であるから、絵などでその様子を知ることができる。大英博物館に残っている。
 レバノンは良質な木材が産出するので、王の棺等に利用した。
 レジャーとして、鳥の狩猟や魚釣りもあった。
 旅行には船が必要なので、準備として船作りがあった。巡礼などもあった。
 観光中に何をしていたか、というと、ダンスと拍手が絵の記録で残っている。
 ゲームやリュート(三味線のような楽器)の絵もある。

 3番目はフィリピンのレンドル氏で、「フィリピン、マニラのインターミュロスの歴史的地域」というタイトルで説明した。
 インターミュロスというのは『壁の内側』という意味である。
 要塞があった市で、今は6,000人が住んでいる。
 宗教の中心でカトリックの修道院ができた。8つの教会を作った。今は3つ残る。
 第2次世界大戦でこの都市は破壊された。
 元々はスペインの文化の移植があったが、東南アジアの影響を受けて変化した。
 町は格子状にできており、迷うことはない。
 環境にやさしいバイクは竹でできている。
 インターミュロスの将来は、土地価格が低い、スラム化の危惧、インフラ整備の遅れなどがある。
 日本のNEDO寄贈の電動三輪車が活躍している。

 最後は中国のリ・ナ女史で、「延辺の旅行」というタイトルで説明した。
 延辺はヤンビョンと発音する。
 延辺は中国の北の方に位置し、延辺からみた景色で、右手に北朝鮮、真ん中に日本海、左手にロシアという構図がある。
 延辺の住民は朝鮮族で、中国の中では少数民族である。
 朝鮮半島から中国に移住した。
 延辺は遼寧省、吉林省、ハルビン等で構成されている。
 観光ビデオを見せられた。
 虎や馬、渡り鳥、新幹線風な汽車等が紹介された。
 観光に来るのは韓国の人が多く、7割を占める。続いてロシアである。
 みそ汁やキムチを作る甕(カメ)等がある。
 韓国の食卓と変わらない。
 リナ女史は専門も観光なので、日本の47都道府県のうち、28県を回った。
 日本のジオパークを紹介した。1つの例が苗場ジオパークである。
 2020年の東京オリンピックに向けて何かしないか、という呼びかけで終わった。

 この後、4人まとめての質疑応答であった。
 私は残念ながら、こういう観光に関しての知識が乏しく、ほとんど何も質問が浮かばなかった。

 会場からの質問で、6月にカザフスタンに行く予定があるが、どこがお勧めか、という質問があった。
 アヤリム女史はアルマタがいい、という風に聞こえたが、後で調べてみると、そういう地名はなかった。
 首都アスタナと聞き間違えたかもしれない。

 他に、エジプトのアハメド氏にツタンカーメンの服装はどんな時に着るのか、と聞いた。
 この服装は古代エジプトの雰囲気を出すために作ったもので、今は着ていない、とのことだった。

 アンケートに何か開催して欲しいものはないかとの質問があったので、「坊ちゃん」のような有名な本の英語劇や歌舞伎等をやってみてはどうか、と書いて提出しておいた。

 この後、会議場を出たところで交流会が開かれた。
 私も一応参加してみた。
 ここではたと困った。
 前回の場合は、そこの一角に江東区の紹介コーナーがあって、そこでみんなが質問したりして会話ができたが、今回はそういうものが全くない。
 テーブルが置かれていて、その上に料理と飲み物が置かれているだけである。

 どういう話をどこですればいいか、わからなかった。
 会場をうろうろして、日本人らしい人・X女史に“Are you Japanese or Chinese?”と聞くと、“Chinese”と言う。
 多少日本語がわかりそうなので、孔子や孟子のことについて尋ねてみた。
 でも不思議そうな、理解できないという顔をしていた。
 あまり孔子、孔子というので、スマホを取り出し、その字を書いてみてくれ、という。
 指でなぞると、「孔子」の字が書けた。
 それを見て、X女史はうなずいた。
 「孔子」という発音は「こうし」でなく、「クンツー」と発音するらしかった。
 それ以上の会話は進展しないで別れた。

 その次に、会議場で発表していたアハメド氏がいたので、傍に寄って、そのツタンカーメンの服装は自分で作ったのか聞いた。
 すると、業者に頼んで作ってもらった、とのことだった。
 彼は日本に8年いるので、日本語もある程度できるようであった。
 試しにピラミッドパワー(ピラミッド形の容器の中に食べ物を置いておくと腐らないというような神秘の力)について聞いてみた。
 しかし、彼は文系であるからわからない、と言った。
 「文系」という言葉が出てきたことにビックリしたが、それだけ日本に馴染んでいるのかと思った。
 ここでまた、落語等はどうか、と聞いた。
 今NHKの朝ドラで落語の話が展開している。
 日本の文化的なことを知る一つの手段と思う、と言った。
 彼はまだ落語についてはよく知らない、と答えた。
 折り紙はどうかということで、3次元折り紙を見せてみたが反応はイマイチであった。
 逆に、すぐそばにいた彼の友人の白人氏の方が理系らしく、ちょっと面白がっていた。

 それ以上のことは聞かないで、別れた。
 他に何か聞いてみようかと思ったが、聞くテーマが見つからないので、会場を後にした。

 以上で今回の冒険は終了である。

 やはり外国人との交流という場合には、何かキーポイントとなるテーマのようなものが必要であり、前々回のUD・WSでは、韓国人に何が興味があるかと質問した時に歴史に興味がある、という回答を基に、江東区の過去・現在・未来を展開できた。

 今回用意した、折り鶴、けん玉も何かとセットで話題の中に折り込むのでなければ、いきなり見せても効果は薄いことを実感させられた。

 次回もしチャンスがあれば、もう少し周到な準備をしておくことが必要であると思う。
 日本の文化紹介で、遊び等(凧あげ、コマ回し、カルタ、双六、けん玉、折り紙、あや取り、お手玉等)を体系的に紹介できるようなことを考えてみたいと思う。
 また、UD・WSの成果物の検討会が今月23日(火)AMに江東区役所内で開催されることも、UD・WS担当からメールがあったので、その場で提案できるものがあればよいと思っている。


<第58回東京国際交流館交流研究発表会:国際理解ワークショップ>
 1.日時:2018年(平成30年)1月13日(土)10:35〜14:00(交流会含む)
 2.場所:東京国際交流館 3階(〒135-8630 東京都江東区青海2-2-1)
 3.内容:東京国際交流館の入居者10名が、それぞれポスター発表・口頭発表で
      「旅行」をテーマに自国の紹介を行います。
      紹介する国はポーランド、ブラジル、モーリシャス、マレーシア、セネガル、
      クウェート、カザフスタン、フィリピン、中国と多様で、身近な国からそうでない国まで多様です。
 4.言語:発表者により日本語または英語。一部日英同時通訳あり。
 5.参加費:無料
 6.プログラム詳細
  6.1ポスターセッションと展示/Poster Session & Exhibition (10:35-11:15 @ Media Hall)
 (1)Anna Sciazko (Poland, University of Tokyo)
   アンナ シチョンシコ (ポーランド、東京大学)
 (2) Gabriel Ruske Freitas (Brazil, Tokyo University of Marine Science and Technology)
   ガブリエル ルスケ フレイタス (ブラジル、東京海洋大学)
 (3) Nawshin Mahadooa (Mauritius, Tokyo University of Marine Science and Technology)
   ナウシン マハドゥーア (モーリシャス、東京海洋大学)
 (4) Mohammad Mazlan Arifin (Malaysia, Keio University)
   モハンマド マズラン アリフィン (マレーシア、慶應義塾大学)
 (5) Mbengue Awa (Senegal, Toyo University)
    ンベング アワ (セネガル、東京大学)
 (6) Meshal Almashan (Kwait, University of Tokyo)
   メシャル アルマシャン (クウェート、東京大学)

  6.2口頭発表/Oral Presentation(11:30-12:50 @ International Conference Hall)
 (1)Belgibayeva Ayaulym (Kazakhstan, Tokyo Institute of Technology)
    ベルギバエワ アヤリム (カザフスタン、東京工業大学)
    “Kazakhstan - The Land of Wonders”  (「カザフスタン−不思議の国」)
 (2)Abdelaal Ahmed (Egypt, Waseda University)
   アブデルアール アハメド (エジプト, 早稲田大学)
    “古代エジプト人は観光好きだった!?〜古代エジプトの知られざる観光名所〜”
 (3)Elroy Rendor (Philippines, University of Tokyo)
   エルロイ レンドル (フィリピン、東京大学)
     “Historic District of Intramuros in Manila, Philippines” (「フィリピン、マニラのインターミュロスの歴史的地域」)
 (4)Li Na(China, Rikkyo University)
   リ ナ(中国、立教大学)
    “Tourism in Yanbian, China ” (「延辺の旅行」)
 ・ 口頭発表は日英同時通訳あり
    Simultaneous Interpretation Provided at Oral Presentation (Japanese-English)
 ・参加無料!
    Admission Free

  6.3交流会
    Networking Included
               −以上−

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