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zoom RSS ドローンの講習会に参加

<<   作成日時 : 2017/12/17 15:17   >>

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 ドローンの講習会に参加した。

 2年前にドローンの講習会には2回参加しているので、今回も案内がきたようだった。
  http://hitotsunoishi.at.webry.info/201505/article_3.html
  http://hitotsunoishi.at.webry.info/201508/article_4.html

 しかし、11月29日に案内が来て、12月9日開催というので、ずいぶん急な話だと思ったが、以前から首都大学東京のHPで案内は出ていたようである。
 また、マルチコプター安全運用委員会(ドローンの関連団体でFacebook上にHPがある)でも案内があったようである。

 ただ、定員100名となっていたが、かなり参加人数が少なかったので、慌てて過去のドローン講習会参加者に送ったのが実情のようである。
 すぐに参加の返事を出した。

 タイトルが「GIS Day in 東京 2017」(首都大学東京)となっていて、そのコースがAからFまであり、ドローンの講習はFコース「UAVを用いた3次元計測の最前線」であった。
 UAVはドローンの別称で、unmanned aerial vehicle(無人航空機)の略である。
 GISというのはgeographic information system(地理情報システム)の略で、国土交通省や国土地理院等がよく使っていたものという印象がある。
 以前出た講演会で、国土地理院の人だったかと思うが、位置情報をドローン等の空中撮影でデータ取得し、それを基に地図を作成したり、3次元立体画像を作ったりするようなシステムを紹介していたように記憶している。

 開催場所が首都大学東京の南大沢キャンパスと書いてあって、あまり馴染のないところであった。
 でも、ネットで調べてみると、都営新宿線から東京郊外の西方へ直通となっており、最寄りの都営新宿線の駅から1時間前後で行けることを確認しておいた。

 当日はおにぎりとPET500ml1本を買って、最寄りの駅から乗車した。
 1時間と思ったが、1時間半近くかかった。急行とかを利用しないで各駅停車で行ったせいかもしれない。
 駅に着いて、駅のホームでおにぎりを食べた。

 駅を降りると、その北側には首都大学東京のキャンパスが広がっており、大学の駅という感じであった。
 駅からすぐとなっていたが、大学構内が広く、大学の門から歩いて10分くらいでやっと会場に着いた。
 受付らしいものはどこにも見当たらなかったので、直接会場に行った。
 そこでも受付はないのか聞いたが、STAFFという腕章の人に数人聞いたが、わからないといった。
 会場の外にドローンが5、6機展示してあった。
 写真を撮ってもいいかというと、OKとの事だったので数枚撮った。そのうちの1枚を示す。

画像

          図1 ドローンの展示

 そのうち、講習会は始まった。
 でも最初にやはり受付していない人はいないか聞かれた。
 どうも正門の近くに別のコースの受付もあり、そちらと合同の受付があったらしく、それを気づかずに直接来てしまったのである。
 後で受講証を発行する関係もあり、私も名乗り出た。
 その場で名刺と受付登録の資料を出してネームプレートをもらった。

 最初に「本日の講習会の概要およびUAVを取り巻く環境」ということで、泉氏が説明した。
 今年の11月に大垣でドローンが墜落して、見物者数人がケガをした、ということで、12月初めにその報告があったらしい。
 国交省がドローンの取扱いに厳しい態度らしく、今回の講習会もすったもんだがあったことをうかがわせた。
 次に、河村氏が登場して、3次元計測の情報発信として無料のメルマガを配信している、とのことだった。
 旭化成グループを退社して、3次元計測のことを始めた。
 最近はドローンの事故が増えている、との認識があるようであった。

 次に「UAVによる3次元計測の歴史と未来」ということで、宇佐美氏が説明した。
 UAVの開発経過として、最初はセスナやヘリを使った測量等を行っていた。
 2009年にドイツが自律飛行ができるドローンを作り、2015年あたりからドローンが活発に使われるようになった。
 2010年にドローンを使った写真測量、2014年にAir4Dドローンを開発した。
 これにより、写真測量やリモートセンシング等が使われるようになった。
 参加者の会社で、もしドローンを使うとしたら、事業内容にあったドローンを選ぶことが重要と説明した。

 この講演の後、第2部ということで、近くのグラウンドに行って、ドローンの飛行実演を行った。
 これについてもかなり制約が入ったようで、ドローンの大きいものはひもをつけて遠くに飛ばさないということだったらしい。
 もう1台小さいものはフリーであったが、やはりグラウンド上空のみだったらしい。
 図2にドローン飛行の状況を示す。
 ちょっと見にくいかもしれないが、黒いドローンの右上に小さく白いものが写っている。ミニドローンであり、全長50pくらいのものと思う。

画像

          図2 ドローンの飛行の実演

 第3部は教室に戻って、「SfMソフトウェアの最前線」の講演があった。
 このSfMはStructure from Motionの略で、多視点画像からの3次元復元という意味らしい。
 平たく言えば、何か所かの地点から撮った2次元の画像を3次元に構成し直すということである。
 一番身近な例で言えば、左目と右目という2か所で物体を見て3次元の物体を認識できる、ということである。
 いろんな場所から写真をバシバシ撮って、3次元化するものである。
 ビジョンテックの小花和氏はドローンの会社ではなく、農業分野の会社らしい。
 ネットで調べてみると、人工衛星から稲の生育状況を調べるというニュースがあった。
 タイトルのPhotoscan(フォトスキャン)は、セスナ機(有人機)やドローン(UAV:無人機)により空撮(ステレオ撮影やオーバラップ撮影)したデジタル画像から鳥瞰図や3Dモデルを作成するソフトウェアを開発したらしい。

 私は質問で、3Dプリンターと連動して、地形図の立体化等はできるか聞いたら、できる、とのことで、会場から別の会社が手を挙げた。どうも3Dプリンターの会社らしかった。
 また、光が弱い場合とか暗闇ではどうかというと、それは無理とのことだった。
 ただ、あまり私や他の人からの質問が多いので、泉氏よりストップがかかった。
 このストップ以降誰も質問する人がいなくなった。
 泉氏はそれでなくても司会進行が遅れているのに、これ以上延ばされてはたまらないという意図があったらしいが、会場は逆の固い雰囲気になった。

 次は「Pix4Dの特徴と将来展望「ということで、サイバネテックの平坂氏が説明した。
 ドローン空撮により、3次元画像が作れるということで、それは次のテラドローンのTerraMapperも同じタイプで競合他社のようであった。

 休憩の後にリーグルジャパンとラポーザのレーザースキャナ搭載ドローンによる計測3次元立体画像はやはり同じようなタイプで、SfM技術がかなり進歩していることをうかがわせた。
 使用ソフトは50万円前後で購入ができるようであった。
 私も会社員時代に、米国製のソフトを同じくらいの値段で電磁界解析や流体力学解析で使ったことがあった。

 これらの講演が終わり、修了証を渡すという時点で、またも混乱した。
 修了証を渡す時に、本人確認ができなくて、我先に行こうとして泉氏の周りに人が集まった。
 登録番号の名簿があったが、参加者は自分が登録番号の何番だったか覚えていない。
 参加証は既に提出済であり、仕方なく、各人がそこにあったリストで自分の登録番号を確認し、それを申告して、修了証を受け取った。

 こうして今回の講習会は終了したが、事務局が泉氏一人で切り回している状態で、他の会場のSTAFFの人がほとんど役に立たない状態であった。
 これはきっと泉氏とSTAFFの事前の打合せが何もできていなかったせいであろうと思う。
 私も会社員時代に何回か講演会らしいことを開催したが、事前の根回しや準備が結構大変だったと記憶している。
 大学教員の泉氏はそういうことに慣れていないのであろうと思った。
 しかも、私は質疑応答で、泉氏にストップをかけられ、しかも講演進行の妨害者みたいな言われ方をして、気分を相当害した。

 今後彼の主催するドローン講演会に参加するかどうかは微妙(防災の観点からドローンに関する情報は欲しいが、泉氏個人の性格が気に入らないというジレンマ)なので、その時々で判断したいと思う。

<GIS Day in 東京 2017>
Fコース「UAVを用いた3次元計測の最前線」
1.日時:2017年(平成29年)12月9日(土) 13:30〜17:00
2.会場:首都大学東京 南大沢キャンパス 12号館201教室および多目的グラウンド
3.対象者:興味のある方
4.募集人数:100名(実際の参加者58名)
5.プログラム
 第1部UAVによる3次元計測のこれまでと未来
  13時30分 本日の講習会の概要およびUAVを取り巻く環境
          泉岳樹(首都大学東京),河村幸二((合)スパーポイントリサーチ)
  13時50分 UAVによる3次元計測の歴史と未来 宇佐美昌樹(エアフォーディー(株))

 第2部 UAV実機の展示およびデモフライト
  14時00分 多目的グランドに移動
  14時10分 (株)プロドローン,首都大学東京ほか

 第3部 SfMソフトウェアの最前線
  15時00分 Photoscanの特徴と将来展望 (株)ビジョンテック
  15時30分 Pix4Dの特徴と将来展望 (株)サイバネテック
  16時00分 TerraMapperの特徴と将来展望 テラドローン(株)
  16時30分 休憩

 第4部 レーザースキャナによる3次元計測の最前線
  16時40分 レーザースキャナ搭載UAVによる計測の最前線 リーグルジャパン(株)
  17時00分 レーザースキャナ搭載UAVによる森林計測 (株)ラポーザ
  17時20分 終わりに・修了証贈呈
  17時30分 解散

 (開催案内に添付されていた注釈)
・GIS Dayとは
 GIS Dayとは、大学における GIS(地理情報システム) の教育・研究成果を講演会や講習会の形で社会に還元し、GISの普及・啓発を図ることを目的とするもので、アメリカで1999年にはじまり、全世界に広まったイベントです。首都大学東京では今年で12年目の開催となります。
 「GISってなに?」という人も、「GISを使ってみたい!」という人も一緒にGISを体験してみませんか? もちろん参加は無料です。
 なお、GIS Day in 東京 2017は地理情報システム学会のGIS技術教育認定を受けており、受講者には所定の教育時間を受けた証明となる「受講証明書」を発行いたします。

・講習会概要
 Fコース「UAVを用いた3次元計測の最前線」
  講師: 泉 岳樹(地理環境科学域),協力各社((株)プロドローン,(株)ラポーザ,エアフォーディー(株),リーグルジャパン(株),(株)ビジョンテック,(株)サイバネテック,テラ
ドローン(株)),特別協賛 (合)スパーポイントリサーチ

 2016年3月に国土地理院より発表された「UAVを用いた公共測量マニュアル(案)」は,早くも2017年3月に改正され,日進月歩のUAV(ドローン)を測量に如何に活用するかについては鋭意検討が続けられている。
 一方で,建設現場での人手不足なども背景に工事現場でのi-Construction対応は急速に進んでおり,その際には,UAVによりもたらされる3次元データは非常に重要な意味を持つ。
 今回の講習会では,UAVを用いた3次元計測の最前線について災害現場や山岳捜索の現場での活動実績が豊富な講師からご説明するだけでなく,関係各社に説明やデモフライトもお願いしております。
 注目は,リーグル及びベロダイン搭載機の展示や写真測量用の多種多様な機体のデモフライト,またSfMソフトに関しても,Photoscan, Pix4D, Terra Mapperという業界が注目するソフトウェアの説明が一度に聞ける数少ない機会です。
 当日は,各SfMソフトの試用版をインストールしたノートPCをお持ち頂ければ,サンプルデータの配布ができるように準備したいと思います。詳細は決まり次第お知らせします。
    −以上−

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