一つの石のブログ−科学と将棋と教育を好む人へ

アクセスカウンタ

zoom RSS ユニバーサルデザインワークショップ第6・7回に参加

<<   作成日時 : 2017/10/29 16:11   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0

 ユニバーサルデザインワークショップ(UD・WS)第6・7回に参加した。

 10月3日に江東区役所よりメールが届いた。
 第6・7回UD・WSは10月14日に国際交流館で外国人との交流を行う、とのことであった。

 今回は前回WSで準備した内容に関して、国際交流館の外国人に説明し、合わせて交流する、との意図である。

 前回のUD・WSでは、UD班で折り紙というテーマがあったので、私はUD班ではなかったのだが、折り鶴は面白いと思い、予め用意してみた。

 まず100円ショップに行って折り紙を2冊買ってきた。

 息子が小さい頃折り紙が得意だったので、この折り紙で鶴とカブトを折って欲しい、というとカブトは忘れたとのことであったが、鶴は折ってくれた。

 10月に義父の家で折り紙を折ろうと思った。
 折る物はやはりポピュラーな鶴とカブトがいいと思い、インターネットでその折り方を調べた。
 確かに折り方を書いてあるのだが、自分がかつて折った方法と微妙に違う。

画像

          図1 鶴の折り方

画像

          図2 カブトの折り方

 また私が習った折り方も忘れていたので、実際に折ってみるとなかなか折れない。
 試行錯誤を繰り返しているうちにやっとわかった。
 図1の鶴は折り目の線がわかるように予め折っておくもので、実際はこの折り目を逆にするところが私が覚えていたものとの相違点であった。
 基本的にはまず四角2つを折り、それからこの四角(rectangle)の各々でひし形に変える。
 このひし形(英語でロンビック:Rhombicと調べておいた)の片方を観音開き風に折ってそれを立ててやると鶴になる。
 この鶴をもし外国人が折るとなると普通の折り紙は小さいので、外国人は手先の器用な人は少ないと聞いているからきっと折れないだろう。
 新聞紙を使った折り鶴を折ってみた。

画像

          図3 新聞紙の折り鶴

また同じようにカブトを折ってみた。

画像

          図4 新聞紙のカブト

 このためには新聞紙2面分を正方形にしたものを20枚用意した。

 でもこれだけでは難しいかもしれないと思い、図1と図2の折り方の途中図を使った立体図を作ってみたらどうかと思い、立体図を作ってみた。

画像

          図5 折り鶴の立体化

画像

          図6 カブトの立体化

 これは折る途中の図をヒモで通して、ライン状にしたものである。

 本当は折り目の角に1から順に番号をふって、折り目の番号の解説図も図1、図2に付け加えたものも用意していたが、これはここでは省略する。

 また、英語の歌で何かないかと思い、サウンドオブミュージックのドレミの歌を思い出した。
 息子や娘が小さい頃にお風呂に入った時に聞かせていた日本語版(確かペギー葉山が歌っていた)ではなく、英語版を調べた。
 この英語版を見ながら、インターネットでサウンドオブミュージックのYoutubeを聞いて少し練習した。

 Do-Re-Mi(ドレミ)
 Doe, a deer, a female deer ド ア ディア ア フィーメイル ディア
 Ray, a drop of golden sun  レ ア ドロップ オブ ゴールデン サン
 Me, a name I call myself  ミ ア ネーム アイ コール マイセルフ
 Far, a long, long way to run ファ ア ロング ロング ウェイ トゥ ラン
 Sew, a needle pulling thread ソー ア ニードル プリング スレッド
 La, a note to follow sew    ファ ア ノート トゥ フォロー ソ
 Tea, a drink with jam and bread ティ ア ドリンク ウィズ ジャム アンド ブレッド
 That will bring us back to Doe ザット ウィル ブリング アス バック トゥ ド

 また、ビートルズのイエスタディも英語版で歌えるが、この歌詞も省略する。

 また自己紹介のついでに日本語の紹介で何かないかと思った時に、松尾芭蕉の俳句を思い出した。
 江東区には芭蕉記念館があるらしい。芭蕉の句を英訳してみた。

 「古池や蛙飛び込む水の音」
 
 A frog jump into the old pond and I hear the sound of water.  

 「夏草や兵どもが夢の跡」

 Japanese famous knights ran actively on the summer grass field and it reminds my imagination.

 川柳も若干考えてみたが、これは省略する。


 さて当日の10月14日(土)である。

 この日に予め準備しておいた正方形に切った新聞紙20枚、折り紙の立体化2体、折り鶴をカバンの取っ手に付けた。
 また、自己紹介の資料として、俳句や川柳、ドレミの歌の英語歌詞カード等を準備した。

 この日は通常ならば10時半に現地集合であるが、荷物運びの6人はそれより早い9時半に現地集合であった。

 当日のUD・WSの予定を末尾に添付する。
 同時に国際交流館でのポスターセッションと発表会のプログラムも参考のために添付する。

 私は少し早めに家を出た。
 近所のバス停で待っていると、到着時刻を10分くらい過ぎてもバスが来ない。
 これはまずいと思い、タクシーを拾って豊洲駅まで行き、そこから「ゆりかもめ」に乗って「海の科学館」駅まで行った。
 「海の科学館」駅から見渡すと、すぐ側に巨大な建物があり、東京国際交流館と書いた看板が見えた。
 こんなに大きい建物と思わなかったので、集合場所のプラザ平成3Fホールはわかるだろうかと不安になった。 それらしい建物に入ってウロウロしていると向かいに同じような人がいた。
 話してみると同じ荷物運びで来た人であった。
 そうしているうちに何人か集まって、そのうちの一人が担当者と連絡がついたらしく、その建物の4階に来るように、とのことだった。
 4階に行くと、もう当日の準備はほとんどできているらしく、荷物運びは不要のようであった。
 そこの5p角ぐらいのネームカードに自分の名前と簡単な自己紹介を書いて、胸にぶら下げた。
 私は名前と演歌が好きくらいしか書けなかった。

 それから、3階に降りていき、そこで会議場のお手伝いということで、会場設営と受付の作業に入った。

 会場設営としては国際会議場の入口にテーブルをコの字型に並べた。
 また、同時通訳用のレシーバーを100個用意しており、それらにイヤホンをつけて準備した。
 その後に問題なのは受付である。
 受付は6名程度で、もし参加者が来たら、切り離しできるネームカードの両面に名前と出身国を書いてもらい、同時通訳用のレシーバーが必要かどうか聞くように、とのことであった。
 必要でなければ、片面を切り取って、それを参加者ボックスに入れて、片面はカードホルダーと共に渡し、同時に発表会資料(handout)を渡す。
 もしレシーバーが必要となれば、レシーバーに1から100まで番号のふってあるシールが貼ってあり、そのレシーバー番号をネームカードの両方に赤いペンで記録し、記録したネームカード半面とネームホルダーと発表会資料を渡すのである。残りの半面のものをレシーバーボックスに入れた。後でもしレシーバーがなくなった場合の記録になる。
 この時に英会話が必要であり、声掛け例として、A4で1枚の紙を渡されていた。
 ネームカード記入の例では
  Please write your information on both side of the card.

 レシーバーが必要かどうかでは、以下の例が示されていた。
  Do you need a receiver for simultaneous interpretation?

 このsimultaneousが読めない担当者が多かったみたいである。
 「同時の」という意味であるが、一般になじみがないであろう。
 私は原子力の論文を読むときによく出てきたので知っていた。

 ただ、受付ではこの英会話をしないといけない、ということで、多くのUD・WSの参加者は逃げてしまい、最初交代制となってはいたが、結局交代はできなかった。
 だから、ポスターセッションが始まって、私はリチウムイオン電池やTEMPO酸化のセルロースナノファイバーの研究のところに行って聞きたかったが、ちょっと素通りする程度しかできなかった。
 また、研究発表会でも電気変換システムの発表などを聞いてみたかったが、その前後には受付で忙しく中に入る余裕はなかった。


 午前のポスターセッションが終わる頃から、その後研究発表会ということで、受付は忙しくなった。
 韓国のおチビさん3人が来ててこずったり、レシーバーがいらないと言っていったが、一人日本語で発表する人がいて、その時に慌ててレシーバーを借りる人がいたり、途中から入る人もいて、気が休まる感じにはなかった。

 研究発表会が終わると、今度はレシーバーとアンケート用紙の回収である。
 入口で、アンケートエンドレシーバー、プリーズと怒鳴っていた。
 ほとんどの人はよくわかっているようでレシーバー回収も何とか、と思ったら、1台足りないとなった。
 レシーバーケースにも1から100まで番号シールが貼ってあり、それに返却されたレシーバーを差していったのであるが、1つの空席があった。
 会場に何回か探しに行き、近くのベンチの下やトイレ等も探したがなかった。その時に、司会の人が1個借りていっている、とのことがネームカード記録からわかって何とか回収できた。
 このレシーバーは1台10万円以上の高価なものらしく、なくなると大変らしかった。

 午後は交流会の予定であった。
 私や会場受付の数人を除いて、ポスターの準備ができていたのであるが、私は観光名所のグループなのに、ポスター内容がよくわからなかったので説明もできず、交流会場をウロウロした。

 その時にこの前の盆踊りで知り合った同じ町内会の人に出会った。何をしているのか聞くと、聴覚障害者の人のサポートで来ているということで、そのサポートされている聴覚障害者との会話で手伝ってもらった。
 聴覚障害者の場合は視覚障害者と違って見た目にわからない。
 何かマークとかないかと聞いたが、ないらしかった。
 彼らは通常は不便をあまり感じないはずであるが、防災の時のニュース等を聞く時の不便さ等はあるし、危険なところで危ないと声を掛けても聞こえないことが難点かもしれなかった。
 また視覚障害の女性と話している時に、この人は成人過ぎに目が悪くなったようで、生まれつきの障害者ではなかったので、そういう点が生まれつきの視覚障害者より恵まれているかな、と思った。
 彼女はヘレンケラーのように目が生まれつき見えないわけではないので、色彩感覚が理解できるのである。
 また、中国の人と話していて、この人は日本語が話せるので、出身はどこかと聞くと河南省と答えた。
 河南の河は揚子江か黄河かと聞くと、黄河の南とのことであった。
 私は中国の歴史が好きで、三国志を読んだといった。三国志の中で誰が好きかというので、以前は劉備玄徳であったが、最近は曹操と答えた。
 なぜ、というので、魏の国は国土のほとんどを制圧していたし、そのボスであるから、と答えた。

 車椅子の人とは今回話さなかったが、第2回等で車椅子の人と話したことがある。その時は余計なお節介は迷惑なだけ、とかなり非難されたような気がして少し落ち込んだように思う。

 この後、よかったこと、問題なことの議論があったが、ポスターに係る議論は何もできなかった。
 でも他の人もやはり英会話に困難を感じる人が多かったように思う。

 この後の発表でも、私は議論していなかったので、区役所の職員の外国の人が発表した。
 この人はカナダ在住の中国人の人で、日本語ペラペラ、英語もペラペラ、フランス語が多少できるということで、フランス人とフランス語で話して緊張した、と言い、私たちが英会話コンプレックスを持っていることとは真逆の人であった。
 この人は最初日本語で発表し、その後会場にいた外国人のために、英語で再度発表した。すごい人もいるものだという印象であった。


 以上で今回のUD・WSは終了した。
 今回は折り紙関係でいろいろ準備したが、現場では使わなかった。
 でもいろんなものを作っている時に、とてもワクワクしたので、まあ、いいかと思った。

 来月に最終的なまとめのUD・WSがあるようであり、それに向けて、何か考えないといけないらしい。

 課題として、今回の配布資料に記載してあったのは、冊子「UD TRY 2」のアイデアを出すということと、今後の取組(おそらく来年のUD・WS向け)を検討することとあった。

 私も多少アイデアを考えてみた。
 外国人用目安箱またはUD・WS目安箱のようなものがあればいいと思った。
 Can I help you?(May I help you?は少し押しつけがましい、との指摘があった。多分洋服売場等でこういう言い方をするのであろうが、Canの方が当たりが柔らかいらしい。)マーク、例えば江東区のマークにUDマークを入れたものとかである。
 交流レストランというように、外国人、身体障害者、老人、子ども、全てに開放されたレストランでメニューも数カ国語で書かれ、看板も同じようにして中に入りやすい雰囲気のある店の開拓、江東区HPに掲示板、江東区報に保険等外国人に関係ある情報を流す外国語コーナーを設ける等を考えてみた。

 来月のUD・WSに向けて、上記以外にさらにいろんなアイデアを考えて、充実した最終回にしたいと思う。


<UD・WS第6・7回のプログラム>
 1.日時:2017年(平成29年)10月14日(土) 9:30−16:00
 2.場所:国際交流館3F 国際交流会議場・メディアホール
 3.主催:江東区役所地域振興部等
 4.費用:なし(ただし、国際交流館までの往復交通費は自前、ゆりかもめ320円×2、都バス210円×2の計1,060円)
 5.プログラム
   9:30 事前準備1(荷物運び:一部の人)
  10:30 事前準備2(全員)
  11:00 研究発表会:展示パネル作成、研究発表会見学
  13:00 交流会:展示パネルの説明・試食、食べながら交流
  14:00 交流会終了、片付け
  14:15 休憩
  14:25 東京国際交流館の担当者による同館の説明
  14:45 振り返り:発表会・交流会でのボランティア活動の感想
    グループワーク:よかったこと、気になったこと
  14:25 発表 6グループ×5分
  15:55 事務連絡、アンケート記入
  16:00 終了

<国際交流館発表プログラム(2017年(H29)-10-14)>

「What is MY STUDY?」

(1) 受付(10時30分-11時00分)
(2) ポスターセッション(10時35分-11時15分)/メディアホール
  1.ベルギバエワ・アヤリムさん (カザフスタン 東京工業大学)
   “Development of electrode materials for advanced lithium-ion batteries”
   高度なリチウムイオンで電池のための電極素材の開発

  2.ファン・タオさん (中国 東京工業大学)
   “Alignment of TEMPO-Oxidized Cellulose Nanofiber by Using Nematic Liquid Crystal”
    線状の液晶を使うことによるTEMPO酸化されたセルロースナノファイバーの調製

  3.アンナ・シチョンシコさん(ポーランド 東京大学)
   “The correlations between microstructure and performance of Solid Oxide Fuel Cells”
     固体酸化物燃料電池の微細構造と性能の相関

  4.トマッシュ・オレイニチャックさん(ポーランド 東京大学)
   “HYBRIDIZATION OF MANAGEMENT PRACTICES IN JAPANESE MANUFACTURING COMPANIES IN CEE:CHANGES AFTER 10 YEARS”
    経済教育協議会(CEE)での日本の製造業会社の管理実践の高度化:10年後の変化

  5.ソウ・カカさん (中国 東京医科歯科大学)
   “Prevalence of Reduced Visual Acuity of children n Japan between 1948 to 2014”
     1948年から2014年までの間の日本の子供の視力減少の進行状況
  6.クナル・クマルさん(インド 東京大学)
   “Vedic Mathematics: An Art of doing Basic Calculations”
     ベーダの数学:基本的計算の技術

(3) 口頭発表(11時30分-12時50分)/国際交流会議場
 (※各発表後の質疑応答含む)

  1.ハディ・セティアディさん(インドネシア 東京工業大学)
   “The Residential PV-System for Achieving the Self-Sufficient Electricity Supply ”
    自給自足の電気供給を達成するための居住用PV-システム(太陽光パネルから家庭用電気への変換システム)

  2.ソムナス・シャルマさん(インド 東京大学)
   “An Analysis of Household Participation in the Formal and Informal Credit Sector in India”
    インドの公式・非公式なクレジットセクタでの家庭の参加の分析

  3.キム・テウンさん(韓国 東京大学)
   “The gender division of household labor between the aged couples in Japan”
     日本の老夫婦の間の家事の性別の役割

  4.ゴー・チュンシェンさん(マレーシア 国際連合大学)
   “Rising consumption: Impacts on global carbon stock change”
     消費上昇:グローバルな炭素株変化のインパクト
(4) 講評(12時50分-12時55分)
(5) 交流会(13時00分-14時00分)
  −以上−

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 2
なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ナイス

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
ユニバーサルデザインワークショップ第6・7回に参加 一つの石のブログ−科学と将棋と教育を好む人へ/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる