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zoom RSS 避難所シンポとUD・WSに参加

<<   作成日時 : 2017/06/18 07:44   >>

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 避難所シンポとユニバーサルデザインワークショップ(UD・WS)に参加した。

 6月11日の日曜日に午前と午後で2つの会合をはしごした。

 そもそもなぜか、にさかのぼる。

 5月の初め頃にUD・WSの日程が大体決まっていた。
 6月11日(日)に第2回WSとなっていた。

 一方、環境工学の講演会が5月23日(火)にあって、その時にチラシを配られていた。
 今回の絆シンポの案内である。
 絆シンポというのは馴染がないと思ってみると、防災の避難所の関係のシンポである。
 その中で旅行者や外国人の防災に関する講演があったので聞いてみようと思い、5月末頃に参加希望のメールを出したら、OKの返事が返ってきた。
 でも何か変だな、と思い、調べてみると、UD・WSとダブルブッキングしていることがわかった。
 その時点で絆シンポを中止しようかと思ったのだが、考え直した。
 絆シンポは朝10時から夕方まであり、UD・WSは午後からなので、絆シンポは午前のみ参加、中断して午後のUD・WSに参加というスケジュールとした。
 ただ、絆シンポの外国人向け防災講演は午後の部であり、午前は帰宅困難者の講演等である。
 やむを得ないと思い、絆シンポの資料で確認することとした。

 6月11日(日)は晴れていた。
 午前の絆シンポの開催場所は横浜の慶應大学日吉キャンパスで、遠いので8時頃には家を出た。
 東西線で日本橋で乗り換え、銀座線で渋谷に出て、そこから東横線の日吉駅までであり、日吉駅から歩いて数分でキャンパスである。
 渋谷まではすんなり行ったが、渋谷駅で迷った。
 工事中のところがいっぱいあり、東横線の矢印が書いてある方に向かおうとしたが、この矢印がわかりにくい。途中で何回か駅員さんに場所を聞いてやっとホームに出たと思ったら、都営線であり、再度駅員さんに聞くと、この2階下とのことで、東横線ホームは地下5階に移動していた。
 以前利用したのは10年以上前で確か地上のホームだったように記憶していた。
 東横線で日吉駅は快速電車が止まらないので、各駅停車で行くか、溝の口駅まで快速で行き、そこから各駅停車に乗り換えである。
 迷ってくたびれたので、各駅停車で行った。
 会場に着いて受け付けを済ませ、資料一式を受け取った。
 一応全部のプログラムを末尾に添付するが、私は講演2までしかいなかった。

 会場に座り、外国人関連の講演資料を確認した。
 損保ジャパンの梅山氏の資料で、昨年の熊本地震の調査等があった。外国人向けの地震マニュアルがなく、行動がうまくできなかったこと、役だった情報は母国のWEBサイト、ついで宿泊先の従業員だったようであった。
 やはり言葉の壁が大きいことをうかがわせた。
 私は今スマホの中にVoiceTraという外国語と日本語の音声翻訳アプリを装備している。
 また、パナソニックのCMで旅館の女将と外国人のやり取りを翻訳機器を介して行っているのをみたことがある。
 この他、羽田か成田か忘れたが、翻訳スピーカーを日立が開発して、それが採用されたというニュースを知っている。
 これらの機器がこれからの国際化時代には必要かもしれない。

 講演1では総務省アドバイザーの牧氏が総務省OBとして説明した。
 現役時代に引っ越し12回あり、1995年の阪神淡路大震災、2000年の有珠山噴火、2004年の中越沖地震等を経験したらしい。
 2011年の東日本大震災時は霞が関にいて歩いて帰った、とのことであった。
 被災地からの核心部からは情報が出てこない。
 熊本地震の時は熊本県HPにアクセス集中してパンク状態となった。熊本市長がツイッター利用したのは賢明だった。
 災害の場合は複数の通信手段(リダンダンシー)の確保が必要である。
 日頃から使い慣れたものでないと使えない。熊本地震の時にIBMから無料で物資供給ソフトの提供があったが、職員が使えない。
 熊本Rネットというのがあったが、これを連休明けから使うことができた。これはシンプルで職員が使い慣れていた。
 ネットオープンにすると空き家に泥棒が入る等の欠点がある。
 行政職員も被災している中で、共助をどう作るか。
 デマが多く発信される。どれを信頼するか。NHKだといい。公式な県や国のHP等がよい。
 水道が漏水している、ゴミがたまる等の情報がある。でもどう集約するか。写真と位置情報を送るのが速いかもしれない。また、SNSの拡散力等を利用するのがよい、とのことだった。
 この後に質疑応答があるかと思ったが、何もなかった。

 講演2では渋谷区の帰宅困難者対策として国副氏が説明した。
 東京都防災会議が設定した条件で、冬の夕方18時頃にマグニチュード7.3の震度6強の地震を仮定して、被害想定をしていた。
 渋谷の昼間人口52万人、夜間人口22万人で今はもっと差が広がっているらしい。
 渋谷の死者250人、負傷者5,000人、全棟倒壊数6,000棟で、帰宅困難者は22万人と推定した。
 渋谷区防災センターが渋谷ヒカリエに設置されており、ここが中心となる。
 震度5弱以上で全職員が参集としている。
 渋谷周辺の事業者100社が帰宅困難者協議会に加盟している。
 渋谷区居住者は学校などに避難できる。
 帰宅困難者は帰宅困難者受入施設へ行く。渋谷区の場合は渋谷ヒカリエ、日本アムウェイ、青山学院大学等41施設が提携しているらしい。
 来街者(渋谷に旅行や行事で来ている人)には地図による案内等を用意している。
 1例では、東電の地上変圧器の上に設置している。
 渋谷区防災ポータルサイトは日本語、英語、中国語、韓国語の4か国語で表示されている。これからはWi−fi(ワイファイ)を整備していく予定である。
 この後にも質疑応答があるかと思ったが、何もなかった。

 ここで、時間切れと思い、退出した。

 江東区のUD・WSに間に合うためには、ここまでと決めていた。
 帰りは日吉駅から各駅停車で溝の口駅で降り、そこから快速で渋谷まで帰った。後は銀座線、東西線を乗り継ぎ、午後の会場まで行った。

 会場で受付し、資料を受け取った。今回は前回とはまた違う班編成ということで、私は6班になった。
 簡単なプログラムを末尾に添付する。
 また前々回のブログ(以下のURL)に第1回目のUD・WSのことが書いてある。
  http://hitotsunoishi.at.webry.info/201706/article_1.html

 今回のテーマは、「成果物の検討」ということである。
 私の班は車椅子の人S氏(サポート者が一人<黒子・Haさん>)、視覚障害の人が二人(一人は江東区役所職員N氏、一人は相談員K氏、二人とも弱視なので多少見えるらしい。)、それから今回加わった二十代の女性T女史と私Hiの5人である。
 合間にT女史と話したが、司会進行グループの一人に障害者がいるが、その人と知り合いで、今回誘われて参加した、とのことだった。

 まず@で前回のまとめとして、司会から配布資料を基にして、意見のまとめの説明があった。
 求められるボランティア像として何があるか。
 下町の情緒、おせっかい、障害者のニーズを知っている人、聞こえない人は普通の健常者と同じに見える、障害者と健常者を分けてきたので、その意識が邪魔をする、楽しめるかどうか、ありがとう、をきちんと言えること、失敗を恐れず気楽に接する、断られたら恥ずかしいと思わないようにする、声をかける練習・コンテストをやろう、ということがあった。
 これらの意見をベースにして、求められる人物像について班内で議論した。
 私Hiは親切の押し売りということを提案した。また、親切にしたいという意志表示にアンパンマンマークをつけてはどうかといった。アンパンマンは子どもたちのアイドルで正義の味方であり、私の子どもの小さい頃によく一緒に見ていたものである。
 すると車椅子のS氏がそれは迷惑だ、といった。
 相手が何を求めているのか、を察することが必要ではないかという。一番いい声掛けの言葉は「何かお手伝いできることはありませんか」(May I help you?) ということだった。
 この他にS氏は江東区の食べ物屋を見ても、外国人は何屋の店かわからない。店の看板を外国語でも表示すべきといった。

 これらのことを踏まえて、発表の時間では私が6班代表として発表した。
 空気を読まないことを実践してみた。

 続いて、成果物の検討では、私はアンパンマンマーク、車椅子のS氏は店の看板に外国語も表記、と言った。
 その時にT女史が、いいアイデアがあると言い(神が降りてきたという表現を使った)、交流レストランを提案した。
 S氏の発言や司会の前回でのまとめの説明の中で、健常者、障害者も外国人も互いに交流したいということを踏まえて、外国人でも障害者でも健常者でも集えるレストランのようなものができればいい、といった。
 この提案を班の他の人も賛成したので、成果物に関する今回の発表は、このT女史が行った。

 成果物の提案としては、他班では、町中のパトロール、英語バッチをつける、英語版の区報、多言語アプリを作ろう、障害者との交流をイベント(区民祭)や日常の2パターンで作る、ヘルプステーション、例えばコンビニ等が出た。
 私たちの班は交流レストランの提案を行った。

 最後に来月の町中散策についての意見を求めたが、資料として各班に配布された英語マップのあった門前仲町か亀戸(昨年以前の成果物らしい)という意見はあったが、まとまらなかった。

 次回までに、司会進行グループの方で今回の意見を踏まえながら決めることとして、今回のワークショップは終了した。
 終了後に、相談員K氏が防災に興味がある、とのことで名刺交換した。またN氏とも行った。
 後でN氏のHPを覗いてみたが、Windows10特有の文字化けを起こし、防災の製品を扱っているらしいことはわかったが、あまり内容はよくわからなかった。

 今回は「空気を読まないこと」を私の中のテーマに挙げて参加し、それはできたと思う。
 しかし、同時に班の中での反感も多少感じた。 
 空気を読むことは、みんな行っているので、これを打破することの重要さは感じるが、周りの人の抵抗も大きくなるかもしれない。

 しかし、このテーマを持って、次回の7月の第3回UD・WSにも参加してみたいと思う。


<絆シンポジウム2017─地域や組織の壁を越えた助け合いの方法論>─防災

1.日時:2017年(平成29年)6月11日(日)10時00分〜17時00分
2.場所:慶應義塾大学日吉キャンパス来往舎シンポジウムスペース
3.参加費:無料
4.定員:120名
5.主催:慶應義塾大学大学院SDM研究科
6.後援:情報通信月間推進協議会、明星大学 天野徹研究室
7.プログラム
 10:00〜10:20 開会挨拶 慶應義塾大学大学院 教授 西村秀和
 10:20〜11:00 地域情報化と災害対策 総務省地域力創造アドバイザー 牧慎太郎氏
 11:00〜11:40 渋谷区の帰宅困難者対策 渋谷区危機管理課 国副隆氏
 11:40〜12:00 民間避難所をめぐる困難の克服 弁護士 岡本正氏
 12:00〜13:00 休憩
 13:00〜13:40 来阪外国人旅行者の安全確保への取り組み 損保ジャパン日本興和 梅山 吾郎氏
 13:40〜14:20 観光客の災害対策のための情報活用について ナビタイムジャパン 藤澤 政志氏
 14:20〜14:50 「パネルディスカッション:民間避難所をめぐるビジネスモデルの可能性
 14:50〜15:00 休憩
 15:00〜15:40 被災者支援のための情報システムの構築と活用─行政マンの立場から─
           元西宮情報センター長 吉田稔氏
 15:40〜16:20 被災者支援のための情報システムの構築と活用─民間団体の立場から─
           明星大学 教授 天野徹氏
 16:20〜16:50 避難所情報収集システム・義援物資マッチングシステムを用いた実習
           明星大学 教授 天野徹
 16:50〜     閉会挨拶 慶應義塾大学大学院 教授 西村 秀和


<江東区ユニバーサルデザイン・ワークショップ 第2回>
1.日時:2017年(平成29年)6月11日(日)13:30〜16:30
2.場所:江東区文化センター5階会議室
3.主催:江東区役所 地域振興部
4.プログラム
 13:30 あいさつ
 13:35 本日の進め方
 13:45 @グループワーク:目指すボランティア像(振り返り)
      グループ内で自己紹介
 14:25 各テーブルの様子報告
 14:40 休憩
 14:50 Aグループワーク :成果物の検討
      どんなツールがあるとよいか:7つ道具(仮)の検討
 15:40 B発表
 16:00 Cまち歩きの場所と内容
     江東区の〇〇を見に行こう
 16:25 アンケート記入
 16:30 終了
               −以上−

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